本日は、N.mindanao spです。
本種は2017年の4月にブログでお世話になっているタメさんより戴きました。誠にありがとうございました。本種は某D氏より託された品種とのことで、それを小生に戴いたのですが、貴重な品種ですので未だビビり続けております(*^^)v。
N.reinwardtiana若しくは、何らかの交雑種かもしれないとのことですが、草体自体未だ小さいので見極めがつきません。唯、葉身がやや肉厚になってきたことと、捕虫嚢をじっくりと観察していると成る程N.reinwardtianaの雰囲気がしてくる様にも思います。N.reinwardtianaはボルネオ島、スマトラ島、マレー半島等の低地から2200m辺りにかけて自生している品種で、捕虫嚢自体派手さは無くとてもシンプルですが、袋内壁の目玉が特徴的です。やや暑さを嫌がる傾向にありますが、夏場涼しく管理すれば一般の低地性品種と同等に管理できます。
本種も同様な性格をしているのでしょうか。2017年~2019年、やや強めの遮光下で何とか生き延びることが出来ました。唯、やはり暑さは一寸苦手な様で、春の時点と比べ殆ど大きくなりませんでした。一寸小さくなったかも(´;ω;`)ウゥゥ。
未だ植物体自体は全然と云って良い程大きくならずチマチマ状態が続いています。唯、2020年3月に嬉しい発見がありました。地際から待望の腋芽が発生してきています\(^o^)/。最近は少し大きくなって良く着袋してくれています。これからはこの腋芽に賭けたいと思います。何とか立派な株に育って欲しいものです。それと地際から発生してきた腋芽についたロアーの内壁に、あの『目玉』がくっきりと表れていました。オォ~\(◎o◎)/!完璧にN.reinwardtianaの特徴が…。唯、気のせいかもしれませんが、リップが若干大きめの様な気もします。何らかの種の血が混ざっているのかもしれません。腋芽の成長に伴い主茎は力尽きてしまいました(ノД`)シクシク。下段写真左から、
1.こちらから三枚は、我が家に到着した翌日の2017年4月9日に撮ったもので、
こちらは全体の株姿。とても出来の良い状態である
2.左の捕虫嚢は一つ前のもの。結構色合いは濃い。N.reinwardtiana redってイメ
ージだろうか。右は成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
3.こちらは最新の捕虫嚢。色はグリーン一色に近いが、これから徐々に色付いて
くるのだろうか
1.こちらから三枚は植替え当日の9月3日に撮ったもので、こちらは植替え前の株
姿。酷暑によるものなのか、唯単に腕の無さによるものなのか、戴いた時よりも
大分小振りになってしまったわい(#^ω^)
2.根鉢を外した状態。根は比較的張っている雰囲気である
3.4号プラ鉢へ砂利系混合用土で植え付けしたところ
4.こちらは2017年9月17日に撮ったもので、現在の株姿。出来は悪く小さな株に
なってしまったが、着袋状況はよさそうである。これからしっかりと大きくなって欲
しいものだ
1.こちらから四枚は2018年3月8日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
はっきり云って殆ど大きくなっていない。唯、若干葉身が幅広になったのと肉厚
になった感じがする
2.一つ前に着いた捕虫嚢だが、大分小さくなってしまったよ~(ノД`)シクシク
3.こちらは最新の捕虫嚢。左写真の補虫嚢に比べ僅かだが大きくなった(・・?
4.こちらは成長途中の捕虫嚢の赤ちゃんだが一寸ボケ気味<(_ _)>。上体はあまり
良くないが、ボチボチ着袋はしてくれる様である
1.こちらから二枚は2018年5月22日に撮ったもので、こちらはこの時点での株
姿
2.こちらは正面寄りから撮ったもの。捕虫嚢は未だ小さいが色合いは良い感じ。
2018年6月7日、着袋率はとても良い様でサボることは殆どない
4.2018年6月15日、手に取ってみた。ちっちゃ(^^;
5.こちらから四枚は2018年9月12日に撮ったもので、こちらはこの時点での株
姿。一向に大きくならない。まあ、この酷暑を何とか乗り切ってくれた様だ
6.こちらは最新の捕虫嚢。色合いがほぼグリーンになってしまった(;´д`)
7.一つ前の捕虫嚢。本種は高温をやや嫌うようで、これから初冬にかけて元気に
なってくれるだろうか
8.こちらは二つ前に着いた捕虫嚢で、色合いは未だ少し赤かった
1.こちらから五枚は2018年11月20日に撮ったもので、こちらはこの時点での
株姿。気温の低下に伴い何となく元気になってきた雰囲気だ
2.二つ前に着いた捕虫嚢。何となくN.alataみたい(^^;
3.一つ前に着いた捕虫嚢。翼はある程度目立つがとてもシンプルで房飾りは殆
ど無い
4.こちらは最新の捕虫嚢。若干色合いが載ってきた
5.生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。やはりこの形はN.alataみたいだね~(^^;
6.こちらから三枚は今朝2019年3月5日に撮ったもので、こちらはこの時点で
の株姿。この冬場にある程度調子を取り戻してきた様だ。最新の葉身は若干
リーフジャンプしてきそうな感じ(^^♪
7.最新の捕虫嚢。ん~ん、とてもシンプルだが美しい(^_-)-☆
8.蔓の先端が成長を始めてきたよ~
1.2019年3月23日、生長を開始した捕虫嚢の赤ちゃん。既に色合いが載ってき
ているね~
2.2019年4月1日、左写真の捕虫嚢のその後。大分大きくなってきた。色合いも
濃く結構艶々してきたよ~(^^♪
3.こちらから二枚は2019年4月3日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
多少がっちりした感じになってきたかも
4.左から1、2枚目写真の捕虫嚢のその後の様子。完成したばかりで一寸おちょぼ
口風でglamorous?
5.2019年4月9日、左写真の捕虫嚢の1週間後。唯の雰囲気になったが色合い
は深みが出てきた感じ
6.2019年5月29日、この時点での株姿
1.2019年5月29日、次に成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。間もなく完成しそ
うな雰囲気だ
2.2019年6月3日、左写真の捕虫嚢が完成した様子。良い感じの色合い(*^^)v
3.2019年7月2日、最新の捕虫嚢。何かN.alataみたいな雰囲気も少しある様な
(・・?
4.こちらから三枚は袈裟2019年9月2日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。
夏場はどうしても一寸調子を落としてしまい小さく萎む。これから気温が低下し
てくるので初冬にかけて盛り返してくれる筈
5.二つ前と三つ前の捕虫嚢。大分色が褪せてきている感じ
6.こちらは次に成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。僅かに蓋の部分に隙間が…。
間もなく完成しそう(^.^)
1.2019年9月13日、夜温が少しずつ下がってきたせいか、大分持ち直してきて
いる感じε-(´∀`*)ホッ
2.2019年10月4日、生長途中の次の捕虫嚢の赤ちゃん
3.2019年11月2日、こちらの生長途中の捕虫嚢の赤ちゃんは結構色合いが載
ってるね~(^v^)
4.2020年1月1日、一寸ボケて見辛いが、生長途中の艶々の捕虫嚢の赤ちゃん
5.こちらから二枚は2020年3月3日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫嚢。イ
マイチ状態が続いているが、これからの気温上昇と共に初夏辺りまでは良い感
じで育って欲しいものだ
6.遂に待望の腋芽が地際から発生してきたよ~。力強く育って欲しいものだね~
(*^^)v
1.2020年4月8日、地際から発生してきた腋芽のその後の様子。生長速度はと
ても遅いが何とか育っている様であるε-(´∀`*)ホッ
2.2020年4月16日、主茎に着いた最新の捕虫嚢。色合い派まあまあかな(^'^)
3.2020年6月12日、右は主茎に着いたもので、左は腋芽に着いた捕虫嚢
4.2020年7月9日、地際から発生してきた腋芽のその後の様子。ボチボチ生長
してきている
1.2020年7月9日、地際から発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢
2.こちらから二枚は2020年7月11日に撮ったもので、こちらは地際から発生し
てきた腋芽に出来つつある補虫嚢の赤ちゃん
3.左端写真の捕虫嚢の内壁に何と(◎_◎;)目玉が…。最初は気づかなかったが、
くっきりと表れている。正しくN.reinwardtianaの特徴である。唯、N.reinwardtianaの
リップはめっちゃ簡素だが、この個体はやや大きめである。やはり何らかの血が
混ざっているのだろうか(・・?
4.2020年8月7日、地際から発生してきた腋芽に着いた最新の捕虫嚢。気温の
上昇と共に色合いがめっちゃ悪くなってきた
1.こちらから四枚は2020年9月1日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
チマチマではあるが腋芽が成長してきている。主茎は力尽きると思っていたが、
何とか生きているよ~(^'^)
2.こちらは上段写真右端の捕虫嚢のその後の様子。若干色付いた感じではある
が、この猛暑下色合いは極端に悪い
3.主茎に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。樹勢は大分弱くなっているが何とか持
ち堪えている様だ
4.こちらは地際から発生した腋芽に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。こちらも全然
色が載ってないネ~
1.こちらから二枚は2020年10月19日に撮ったもので、こちらは地際から発生し
た腋芽に着いた捕虫嚢。とっても良い色合い§^。^§
2.こちらは主茎に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。主茎での着袋はこれが最後
になりそう。多分、これ以降は力尽きそうな雰囲気
3.こちらから二枚は2020年12月5日に撮ったもので、こちらはこの時点での腋
芽の様子。大斑大きくなってきた。やはり主茎は力尽きてしまったよ(;O;)
4.腋芽に着いた最新の捕虫嚢。嚢表面の色合いとリップのグリーンが良い感じ
5.嚢の内部を除くと、これにも目玉が付いているね~(^^)v
1.2021年2月19日、次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。この時点で既に結構
赤味が強い
2.こちらから三枚は2021年3月2日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
葉色が悪いネ~。早く暖かくなってきて欲しいものだ
3.こちらは最新の捕虫嚢。一寸ボケ気味でm(_ _"m)。相変わらず色合い派濃い
4.次に成長してきた捕虫嚢の赤ちゃん。低温時期で株の状態は良くないがボチボ
チ着袋してくれている
1.2021年3月17日に撮った捕虫嚢で、この低温期にはとても発色が良く美しい
中々良いformeだ(^^♪
2.2021年5月22日、今まさに蓋が開かんとしているところ
3.こちらから四枚は本日2021年9月4日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。
相変わらず生長はチマチマ状態で一向に大きくならない
4.二つ前に着いた捕虫嚢。この高温期は総じて色合いは薄くなる様だ
5.一つ前に着いた捕虫嚢。こちらも色合いはイマイチの様である(^-^;
6.最新の捕虫嚢。一寸スレンダーな感じになった。これから少しずつ気温が低下
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