本日は、N.ampullaria bronze Nabireです。
①自生地 :ニューギニア島のチェンドラワシ湾に面するナビレ県、1835年記載種
②入手時期 :2012年6月
③入手元 :JCPS殿
④成長度合 :今の所遅い
⑤栽培難度 :普通
⑥挿し木 :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax5cm前後
⑧雌雄 :?、我が家での開花実績無し
本日はN.ampullariaのバラエティーの一つで、推測ですが種名は嚢の襟や表面がブロンズ色である事、自生地がナビレ産であることから冠したものではないでしょうか。
本種も我が家のN.ampullariaの中では調子の良くない内の一つです。入手時からさほど大きくなっていませんで、一応グランドが発生したのですが、その後腋芽となり僅かに成長し、それ以降グランドが付く雰囲気は全くありません。殆ど植物体に変化が無かったもので、5年以上写真を撮っていませんでした(^^;)。
私事で恐縮ですが、既設温室の狭隘化に伴い、中々面倒を見ることが出来なかった植物たちばかりでしたが、この年初めに別棟に少しだけ大きめの温室を増設しました。
保温用内張り、寒冷紗や吊り鉢用ポールの取り付け、棚の設置等を進めこの4日に暖房機の試運転を実施後に本格稼働させました。現在既設温室から時間をみて少しずつNepenhtesを移動させています。ある程度移動して体裁がつきましたら記事で取り上げるかもしれません^^;。
本日のN.ampullaria bronze Nabireは8年以上前に入手していたのですが、すっかり温室の隅っこに追いやられ面倒をみることも殆どできず何とか水遣りだけしていた状況でした。本日やっと棚の奥から引っ張り出しましたが、もう殆どモヤシ状態で見るに忍びない状態になっていました(ノД`)シクシク。が、新温室に異動後しっかりとお陽さんを享受していますので、弱冠しっかりとしてきたように思います。これからはグングンと大きくなって欲しいものです。下段写真左から、
1.入手当日、6月30日の様子、開梱した状態で、根回りをミズゴケで包んでビニ
ール袋に入っていた
2.当日早速砂利系混合用土で駄温鉢に植え付けたところ
3.2012年12月27日、約半年ほど経過した。大きさはさほど変わりないが、
多少ガッチリとして我が家にも慣れてきた感じがする
4.こちらは今朝2013年6月21日に撮ったもの。この様に入手時の状態と見比
べてみると少しは大きくなった感じだが、成長はイマイチってところかな?
5.2013年9月13日、グランドはボチボチ成長してきているが、主茎は絶不調
って雰囲気になってきた
6.2015年2月26日に撮った草姿。グランドも腋芽になって2芽だけかろうじ
て生きているって感じ。相当写真を撮っていなかった
7.こちらは2015年12月25日に撮った草姿。相変わらず調子は良くない状態
が続いている。腋芽2芽がチマチマと生きているって感じだが、この冬場にも
関わらず着袋はしてくれている様だ
1.2012年10月8日に撮った捕虫嚢のアップ
2.こちらは2012年10月9日に撮った別の捕虫嚢。何れも良い感じの色合いに
なってきた
3.2012年12月27日、殆ど遜色のない嚢
4.2013年6月6日、裸眼では良く分からなかったが、ルーペで覗いてみると何
とグランドが発生していた。これから更に気温が上昇するので、賑やかになっ
て欲しいもの
5.これは2013年6月21日に撮ったグランド。小さいながら一つ嚢が完成して
いた
6.これも同6月21日に撮った捕虫嚢、中々渋めの色合いである
1.2013年9月13日に撮ったグランドでボチボチ出てきた
2.こちらも同9月13日に撮った主茎にできた捕虫嚢
3.こちらから2枚は2015年2月26日に撮ったもの。色合いはまあボチボチと
いったところか
4.これは別のやや丸めの捕虫嚢
5.こちらから四枚は2015年12月25日に撮ったもので、こちらは左側の腋芽
に出来た捕虫嚢
6.こちらも左の腋芽にできた最新の捕虫嚢。リップのエッヂ部分がやや赤く染ま
っている
7.こちらは右の脇芽にできた最新の捕虫嚢。リップが中々渋い色合い(・・?
8.こちらも右の脇芽にできつつある捕虫嚢。本種はリップの渋い色合いと、濃
いめの斑模様が特徴的
1.こちらから四枚は2021年1月11日に撮ったもので、こちらはこの時点での
株姿。既設温室の隅っこに追いやられお陽さんも殆ど当たらない場所で辛う
じて生きていたようだ。その為殆どモヤシ状態である
2.やや大きめの徒長枝の基部近くから腋芽が発生してきていた
3.古い腋芽の徒長枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢。N.ampullariaはミドル~アッパ
ーは中々着かないので、見れたのは一寸lucky(*^_^*)
4.こちらはやや大きめの腋芽に着いた捕虫嚢。めっちゃ小さいが、何とか着いてく
れていた様である。但し、渋い色合いや斑模様は殆ど出ていない。これからは
思う存分お陽さんを享受してがっちりとした株になって欲しいものである
1.こちらから二枚は2021年5月26日に撮ったもので、こちらは地際近くから
発生してきた腋芽のその後の様子。少し大きくなって着袋も始まっている
2.地際近くから発生してきた腋芽に着いたロアー。未だめっちゃ小さくて色合いも
白っぽい感じ
3.こちらから二枚は2021年6月3日に撮ったもので、こちらは地際近くから発
生してきた腋芽のその後。最新の葉身が一寸だけリーフジャンプしたかな
4.左から二番目写真のロアーのその後の様子。若干色合いが付いたかなって感
じ
5.こちらから二枚は2021年6月28日に撮ったもので、こちらは地際近くから
発生してきた腋芽に着いた三番目の捕虫嚢。少し色合いが濃くなってきた
6.同じく地際の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。未だ色合いは若干赤っぽいが、こ
れから少し濃くなる筈である
1.こちらから六枚は本日2021年8月18日に撮ったもので、こちらは現在の株
の様子。大分葉身は少なくなったが青瓢箪ではなくなった(^^ゞ
2.地際から発生した腋芽の様子。大分ガッチリとしてきた感じ(^^)v
3.こちらは現主茎に着いた最新の捕虫嚢。
4.地際から発生した腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢。名前に相応しい色合いに少
し近づいたかな。一寸リップが渋くなってきた感じ
5.地際から発生した腋芽に着いた最新の捕虫嚢。未だ小さいが、色合いは本種
の特徴が出てきている様だ
6.地際から発生した腋芽に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。もう少ししたら蓋が
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