本日は、N.burkei Hort.Veitch et Mast.です。

①自生地   :フィリピンのミンドロ島キダヤップ山、ハルコン山などの標高1100~2000

         m、1889年記載種
②入手時期 :2011年11月
③入手元   :大谷園芸殿
④成長度合 :遅い
⑤栽培難度 :やや難
⑥挿し木    :鹿沼土挿しで良好
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax10cm前後
⑧雌雄     :? 我が家での開花実績無し

本種はフィリピンのミンドロ島のやや高地に自生しており、N.ventricosaとは近縁種といわれています。しっかりと育て上げるとそれは立派な嚢を付けてくれるとても素晴らしい品種です。種小名はDavid Burke氏に因みます。
本種は2011年11月に入手しましたが、いかんせん我が家では高地性種は鬼門でして、ずっと愚図りっぱなしで全然大きくならず生ける屍状態が続いていました。入手して一度も植替えをしていませんでしたので、2015年11月にやっと植替えしました。二回り程大きな4号ブラ鉢に砂利系用土に植付けましたが、何とか活着してくれた様で一寸安心しました。(´▽`) ホッ! 育ちの悪い状態でブログにするのも恥ずかしい限りなのですが、まあ、悪い見本もブログに載せようと思い記事にしています。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ 
植替え後は心なしか生長してきた様に思いますが、2017年~2020年夏の猛暑の中何とか枯死せずに堪えてくれました。唯、不思議と着袋は良い様ですが、めっちゃショボくれた嚢ばかりです(⌒▽⌒)アハハ!。初夏の時期だけ捕虫嚢は心なしかN.burkeiって雰囲気が出てくれますが、その他の時期は全然って感じが続いています(ノД`)シクシク。。これから着袋してくれるものが更に良くなってくれることを祈りたいです。
2018年春に本種では初めての挿し木に挑戦しました。頂芽枝×1、節間枝×1の2本を鹿沼土挿しとしましたが、何れも無事に発根活着しましたので、既に着袋が始まっていた元気なやや小振りの節間枝挿し個体を2019年春里子に出て貰いました。頂芽枝の個体は我が家の更新株として残していますが、やっとN.burkeiの雰囲気が一寸ある捕虫嚢が着いています(^_-)-☆。

と思っていたのも束の間、冬になって又ショボい感じになってきました。親株がイマイチなので、挿し木苗を大きくしたいものですが、如何せん腕が無いためか中々思った様には育ってくれませんね~(^^;。唯、この1月末に棚の奥から引っ張り出しモヤシ状の個体を新居へ移しました。

その後少しずつ状態は改善しボチボチの捕虫嚢を着けてくれています。少しずつ徒長してきていますので、地際からの腋芽発生に期待したいところです。下段写真左から、

1.入手当時、2011年11月17日の草姿全体。ある程度の遮光下で育成されていた

  のか少し柔らかそうな感じ
2.2012年2月11日の様子で、概ね30%程度の遮光下で育ててきた。大きさは殆ど
  変り映えしないが、比較的しっかりとしてきた様に思う。又、捕虫嚢もボチボチ着き

  始めた
3.2012年6月12日、葉数も少し増え全体的にがっちりとしてきている様子(今思え
  ばこの頃が一番調子良かった)
4.2012年11月11日、何とか夏は越すことができたが、夏以降調子はどん底に落ち
  たようで全く元気がない
5.こちらから二枚は2015年7月19日に撮ったもの。何と2年8ヶ月ぶりの撮影では
  ないか( ̄ ̄▽ ̄ ̄) 主茎はある程度生長したが、既に力尽きてしまい腋芽が細

  々と生長してきた
6.こちらは枯れ枝を綺麗にカットした状態。そういえば入手して一度も植替えていな

  かったので、少し涼しくなったら鉢増ししよう
7.2015年11月22日、そういえば入手して一度も植替えしていなかったので、4号
  ブラ鉢に砂利系用土で植替えをした
8.2016年1月5日に撮ったもので、植替え後1.5ケ月程度経過した。新しい袋も膨
  らんできたので無事に活着した感じ。これからの生長を期待したいもの

1.2012年2月16日、めっちゃ小さい嚢だが、ほんの少し模様が入ってきた感じ
2.2012年5月28日、何となく本種に近い模様、色合いになってきた
3.2012年6月24日、少しずつ良い感じになってきただろうか
4.2012年9月8日、何とか猛暑を乗り切ってくれたが大分お疲れの様で、嚢はめっ

  ちゃショボくなってしまった
5.2012年11月11日、気温が低下してきたせいか、少しずつ元気を取り戻しつつあ
  る雰囲気だ
6.2012年12月15日、この感じで元気になっていって欲しいもの
7.こちらから二枚は2015年7月19日に撮ったもの。棚の奥に追いやられて随分と

  撮影していなかったものだ。こちらはひとつ前のショボい捕虫嚢
8.こちらは最新の捕虫嚢。これからさらに気温が上昇するので、又愚図ってしまいそ

  う

1.こちらから三枚は2015年11月22日に撮った最新の捕虫嚢。本来の姿とは程遠

  い
2.正面寄りからのアングル。いてずれもボケ気味で(o*。_。)oペコッ
3.こちらは生長途中の捕虫嚢
4.こちらから二枚は2016年1月5日に撮ったもので、こちらは最新の捕虫嚢
5.こちらは生長途中の捕虫嚢。今春以降ググッと生長して欲しいものだ

1.こちらから二枚は2016年4月15日に撮ったもので、こちらは株姿。昨年の11月
  に鉢増しした後徐々に大きくなってきた。と言っても大した事はないが・・・・。唯、葉

  色などは少し良くなってきたかな~
2.こちらは最新の捕虫嚢。色合い柄は載ってきたが・・・・
3.こちらから五枚は216年8月17日に撮ったもので、こちらは株姿。少しずつ生長し
  てくれている様だが、連日の猛暑で随分お疲れモード全開である。何とかこの暑さ

  を乗り切ってちょ!
4.こちらは最新の捕虫嚢。まったくもって貧嚢だ!!
5.こちらは一つ前にできた捕虫嚢
6.こちらは二つ前の捕虫嚢
7.こちらは三つ前の捕虫嚢だが、何れも色合い柄共に「いったい何やねん」って言い

  たくなるよね~。ショボイ割には着袋は良いね!(^^)! 早く気温が低くなって欲しいも

  のだ。そうしたらある程度良い感じになってくれるのではと、一寸だけ期待しよう

1.2017年1月28日、めっちゃショボい捕虫嚢(;´д`)トホホ
2.2017年3月7日、更に小さな捕虫嚢になってしまったよ~( ノД`)シクシク。誰が見て

  もN.burkeiとは思わないよね
3.2017年4月4日、僅かに本種の特徴である斑模様が現れてきた
4.2017年5月10日に撮ったものだがリップが歪
5.2017年5月20日、最新の捕虫嚢が大分成長してきた様子
6.2017年5月23日、やっと蓋が拓いたよ~!(^^)!
7.こちらから二枚は2017年5月26日に撮ったもので、やっと僅かではあるが、
  N.burkeiらしい雰囲気が出てきたかな(^O^)
8.左写真の嚢を正面から撮ったもの。ん~ん、リップが何となく良い感じ

1.こちらから二枚は2017年6月9日に撮ったもので、こちらは出来てある程度時間

  が経過し赤味が強くなってきた
2.成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
3.2017年6月16日、左写真の嚢のその後の様子。やっと蓋が開き始めたところ
4.2017年6月20日、左写真の捕虫嚢のその後で、おおよそ完成した様子
5.2017年6月22日、色合いがやや濃くなってきた
6.2017年6月26日、次の嚢が成長してきている様子
7.2017年7月15日、掌に取ってみた。ん~ん、未だショボいね^^;。もっと立派にな
  ってくれる日が来るのだろうか
8.こちらば本日2017年11月25日に撮ったものだが、この時期はショボい嚢しか着
  けてくれない( ノД`)

1.こちらから二枚は親株。2018年3月13日、何かめっちゃショボい捕虫嚢だが、こ
  れから良くなってくれることを祈ろう
2.2018年6月1日、この年の親株にはまともな捕虫嚢は着かなかった。大分老化し

  てきているのだろうか。そこでショボい主茎をカットして2本程挿し木にする事とした
3.こちらから三枚は2019年4月26日に撮ったもので、昨春挿し木にした節間枝挿し
  の個体。一寸小さめではあるが、頂芽枝挿し個体より早く着袋が始まっている
4.最初に成長を開始した捕虫嚢の赤ちゃん
5.次に成長を開始した捕虫嚢の赤ちゃん。こちらの個体の方が元気が良さそうなの

  で、こちらの個体を里子に出すこととした

1.こちらから二枚は2019年5月21日に撮ったもので、こちらは昨春頂芽枝を挿し木
  にした個体の株姿
2.やっと捕虫嚢が膨らみ始めた。何となく色合いは良さそうな感じになってきた(^^♪
3.2019年5月28日、やっと完成した。ほんの少しだけN.burkeiかなって感じだろう
  か
4.こちらから二枚は2019年6月5日に撮ったもので、昨春挿し木用にカットした親株
  の腋芽に着いた捕虫嚢。めっちゃ小さくて可愛い(*^^*)
5.次に成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
6.こちらから二枚は2019年6月7日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿
7.左から三枚芽写真の捕虫嚢のその後の様子。一寸どす黒い感じになってきたよ~

  (^_-)-☆

1.2019年6月26日、親株の徒長枝に着いた捕虫嚢
2.2019年7月5日、こちらから二枚は挿し木苗のもので、こちらは成長途中の捕虫

  嚢の赤ちゃん
3.2019年7月10日、左写真の捕虫嚢が成長してやっと蓋が開いたところ

1.2019年7月18日、親株の徒長枝に出来つつある補虫嚢の赤ちゃん
2.2019年8月4日、多分左写真の捕虫嚢が完成した姿であろうか
3.2019年9月4日、左写真の捕虫嚢のその後の様子。時間が経って大分リップが

  色付いてきた感じ(*^^)v

1.こちらから五枚は2020年1月9日に撮ったもので、こちらから三枚は2018年に
  頂芽枝を挿し木にしたもので、こちらはその後の姿。ダラ~ンとした感じで少しだけ

  成長してる
2.最新の捕虫嚢。出来て未だ日が浅いのか色合いはイマイチの様である
3.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢。リップの角張が全く無いね~(^^;
4.こちらから二枚は親株の徒長枝に着いたもの。相変わらず色合いはイマイチで小

  さな嚢しか着けてくれないね(ノД`)
5.一つ前に着いた捕虫嚢。更にショボイ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

1.こちらから五枚は2020年7月29日に撮ったもので、こちらから三枚は挿し木苗

  に着いたもので、こちらは最新の捕虫嚢だが、他品種の陰でうずくまっていた。何

  かめっちゃ怪しい雰囲気(^^♪
2.次に成長してきている捕虫嚢で、僅かながら蓋が開きつつあるようだ。これも他品

  種の陰で真っ白(ΦωΦ)
3.こちらは最新の成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。これは普通にお陽さんに当ってい

  るようで、何となくまともな嚢になりそう
4.こちらから二枚は親株に着いたもの。こちらは三つ前の捕虫嚢で、めっちゃdirtyだ

  し小さい^_^;
5.こちらは最新の捕虫嚢。まあ、多少はましになったが、気温の高い今の時期は総

  じてまともな嚢は着いてくれない。本種は早く秋が来て欲しいところ(^-^)

1.こちらから三枚は本日2021年1月13日に撮ったもので、こちらは挿し木苗のこの

  時点での株姿。棚の奥に追いやられお陽さんにもろくに当たらない状態だったせい

  か、めっちゃ青瓢箪状態(^^;。早速新居へ引っ越したのでこれからはある程度お陽

  さんを享受してしっかりと育って欲しいもの
2.最新の捕虫嚢。めっちゃ小さい(^^ゞ。唯、雰囲気的には僅かながらN.burkeiみたい

  な感じってとこだろうか
3.こちらは次に成長してきた蔓の先端。完成はまだまだ先だね~。親株の方は手が

  届かないくらいの場所に追いやられていて着袋状況が判らなかった。今度引き出

  して新居へ引越しさせよう

1.2021年2月25日、伸温室に移動後やっと着袋が始まりつつある状態。少しずつ

  成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん
2.2021年3月13日、左写真の捕虫嚢が完成した様子。リップが結構赤く色付いて

  美しいネ(^^♪
3.2021年3月24日、こちらは親株の地際から発生した腋芽に着いた最初の頃の

  捕虫嚢。色合いもそうだがめっちゃ貧相だね(^^ゞ
4.2021年4月7日、挿し木苗に着いた最新の捕虫嚢。相変わらず出来たての捕虫

  嚢はリップがとても赤くて美しい
5.2021年4月22日、今正に蓋が開き始めたばかりの捕虫嚢

1.2021年6月21日、親株の少し成長した腋芽に着いた捕虫嚢。結構darkticな色

  合いになっている
2.こちらから四枚は本日2021年7月10日に撮ったもので、こちらは挿し木苗の現

  在の様子。生長はチマチマとしているが、この1月に新温室に移動後若干な大きく

  なったかな(^^)/
3.一つ前に着いた捕虫嚢。リップの色合いが大分濃くなった感じ
4.最新の捕虫嚢。未だリップの色合いは赤めだがこれから徐々に濃くなっていく
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。完成までにはもう少しかかりそうだね

 

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