本日は、N.???(ラベル落ちNO-2)不明種です。

①人工交配 :?×?
②入手時期 :2011年10月
③入手元    :jips殿
④成長度合 :遅い
⑤栽培難度 :やや難
⑥挿し木    :水差し可能
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax16cm程
⑧雌雄     :♀、11月~1月頃

本種はjips殿で苗を購入した折、挿し穂をサービスしていただきました。挿し木は水挿しをしたものですが、気温が低下してくる時期の10月でしたので、発根するまでに半年近く経過した2012年4月でした。jips殿によると、高地性同士の交配種だそうですが、交配親は不詳との事でした。
2014年の夏場はやや暑がる傾向で済みましたが、2017年、2018年の夏はやはり猛暑続きだったせいか極端に生育が悪く絶不調でした。それ以降ずっと愚図りっぱなしの状態で、中々良い感じにはなってくれませんでしたが、2018年の秋から冬にかけてやや調子を取り戻してきました。地際から発生した腋芽も徐々にではありますが成長して2021年6月現在では80cm程度まで徒長しています。最近は地際から腋芽が発生して着袋が始まりました!(^^)!。来春には腋芽も十分大きくなっていると思いますので、現主茎の挿し穂が採れるかもしれません。是非挿し木増殖したいものです。
葉身、捕虫嚢等の特長から推測する限り、N.veitchii、N.maxima辺りが交配親に使われている様に思いますが、どうでしょうか。最近の捕虫嚢は中々魅力的な感じになってきましたので、今後に是非期待しつつ維持していきたい一品です。
2018年の秋になって漸く開花しました。女の子でしたので早速交配してみました。無事に結実し播種しましたが、何れも発芽しボチボチ生長してきています。これからが楽しみな交配種になりそうです。唯、生育状況はチマチマ状態ですが(;O;)。下段写真左から、

1.2012年6月12日、11年10月に挿し木、12年4月に発根、挿し木はやや難し
  いのか、水挿しが良くないのか、次回機会があれば鹿沼、ミズゴケでの挿し木に

  トライしようと思う。砂利系混合用土で鉢上げした様子。頂芽は枯れたが腋芽が

  二芽発生した
2.2013年2月13日、高地性の遺伝か低温には強い感じで、冬場の方が美しく、

  しっかりと着袋してくれている
3.2013年5月4日、捕虫嚢の数も増えてきた。秋から初夏にかけてが一番状態が

  良さそう
4.2013年10月19日に撮った草姿全体。今夏は特に猛暑続きだったせいか、随

  分機嫌を損ねてしまったが、涼しくなってやっと少しずつ調子を取り戻してきた感

  じ
5.2015年3月12日に撮ったもの。状態は中々上向く気配はない。一寸難儀な品

  種

1.2012年9月29日、挿し木後初めて着袋したもの。未だ凄く小さい
2.2012年12月19日、徐々に特長のある嚢になってきた
3.2013年2月13日、襟には美しいストライブが綺麗に入る。全体的に派手さは無

  いが美しい嚢だと思う
4.2013年5月4日、捕虫嚢の数も増えてきた。この頃迄が美しくて良い嚢を翼付け

  てくれる
5.2013年6月18日、状態はイマイチだがボチボチ着袋してくれている
6.2013年10月19日に撮った嚢のアップ。未だ本調子ではないが、少しずつ着袋

  し始めた。色合いなどは未だイマイチといったところ
7.こちらも同10月19日に撮ったもので、正面から撮った様子。リップのストライプも
  イマイチ。これから春先にかけて美しい嚢を付けてくれると思う
8.こちらは2015年3月12日に撮ったもの。最近ずっと愚図りぎみで一寸ショボイ
 

1.2016年5月30日、ずっと愚図りっぱなしだったが、やっと捕虫嚢を形成してきた
2.2016年6月10日、左写真の嚢のその後の様子で、やっと完成
3.こちらから四枚は2016年7月30日に撮ったものでこちらは株姿。主茎も枯れて

  しまいショボイ状態になってしまった
4.こちらは一つ前にできた捕虫嚢。めっちゃショボイね~(´;ω;`)ウゥゥ
5.こちらは最新の捕虫嚢で、多少は本種らしくなってきたが、まだまだ
6.生長途中の捕虫嚢。秋以降の生長に期待しよう!(^^)!

1.こちらから二枚は2016年9月16日に撮ったもので、こちらは株全体の様子。代

  り映えはしないね~
2.最新の捕虫嚢をやや上側から撮ったもの。もう少しストライプがくっきりと入ってく

  れたら尚良いのだが…
3.2016年10月28日、左写真の嚢を正面寄りから撮ったもの。もう少しリップがあれ
  ば尚良いのだが…( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
4.こちらから四枚は2017年1月14日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿

  だが、イマイチ変わり映えがしない状態が続く
5.こちらは最新の捕虫嚢
6.こちらは一つ前に出来た捕虫嚢
7.こちらは二つ前に出来た捕虫嚢で、写真左から二枚目の嚢のその後。分かり辛

  いが既に蓋が朽ち始めている

1.こちらから二枚は2017年3月17日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿

  だが、相変わらずチマチマとしている
2.こちらは最新の捕虫嚢だが、この時期は出来てもこんなショボい嚢が殆どだ
3.2018年5月9日、本種は冬季あまり着袋しないが、暖かくなってきたせいか何時

  の間にか捕虫嚢ができつつある。蓋が開いたばかりの様子
4.こちらから四枚は2018年5月18日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
  本種は一向に大きくならないね~(´・ω・`)
5.最新の補虫嚢。リップのストライプが綺麗な品種。どう見てもN.veitchiiがかかってい
  る雰囲気(・・?
6.リップをアップ。本種は時間が経過してもリップは赤くならないようで、ずっとストラ
  イプが残ってくれる
7.次に成長途中のややミドル辺りの捕虫嚢。手で触ると袋の表面のがゴワゴワとし

  た感じでとても毛深い
8.2018年5月29日、左写真の捕虫嚢が開き始めた様子。何となく良い感じになり

  そうな雰囲気(^O^)

1.2018年6月20日、綺麗に完成した様子。ん~ん、結構良い感じ(^^♪。やっと本

  領を発揮してきたのだろうか。どう見ても片親はN.veitchiiの様な気がする
2.2018年6月30日、次に成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。この時期は結構赤味が

  かっている
3.2018年8月6日、大分大きくなってきたようだ。これは一寸ストライプが少ない。
  ボケているのはお愛嬌(^^;
4.2018年10月1日、最新の捕虫嚢。出来立てなのでリップが開いているが、何れ

  後ろに反ってくる
5.こちらから四枚は2018年11月3日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
  本種では初めての開花。芽の中心部を見ると二番花も出てきつつある。又、株元

  から待望の腋芽が発生してきたよ~\(^o^)/
6.花序をアップ。雌花だね~(^^♪。後数日でN.boschianaの雄花が開花するので、タ

  イミング的には受粉できそう)^o^(
7.左から四枚目の捕虫嚢の様子。本種はやや襟が後ろに巻いてしまうね
8.腋芽に出来つつある最初の捕虫嚢の赤ちゃん

1.2018年12月14日、この時点での主茎に着いたミドル寄りの捕虫嚢で、上段写

  真右から二番目の嚢のその後ではないかな(・・?
2.こちらから七枚は2019年5月9日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿
3.地際から発生した腋芽のその後の様子。徐々に成長してきた様で、盛んにロアー

  を着けているよ~\(^o^)/
4.腋芽の二つ前についたロアー。アッ!蟻が…
5.腋芽の一つ前についたロアー。少しリップがせりあがってきた感じ
6.腋芽に着いた最新のロアー。結構良い感じになってきた(^_-)-☆
7.次に生長を始めた捕虫嚢の赤ちゃん。蔓の着きがサイド寄りになってきた
8.N.boschianaと交配したのだが、ある程度鞘は膨らんでいるものの一寸怪しい感じ

  だ。殆どがしいなで結実している種子は僅かな量ではないかと思うが、後1ヶ月弱

  で採取できるだろう

1.こちらから五枚は2019年6月11日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
  地際から葉発生してきた腋芽も少しずつ大きくなってきている(*^^)v
2.一つ前に着いた捕虫嚢。この時期はリップのストライプがとても良く目立つ捕虫嚢

  が多い
3.左写真の捕虫嚢のリップをップしたところ。ん~ん、中々良い感じ
4.こちらは最新の捕虫嚢
5.最新の捕虫嚢のリップをアップ。ストライプがとても美しいよ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

1.2019年7月27日、地際から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。気温の高い夏場は

  色が褪せリップのストライプも殆ど目立たなくなるね~
2.2019年11月2日、気温が低下してきたので捕虫嚢の成長が始まった様だ
3.こちらから二枚は2019年11月20日に撮ったもので、こちらは二つ前に着いたロ

  アーだが、既に寿命を迎えようとしている。一つ前の捕虫嚢は一寸ひっぱり出せな

  かったよ~
4.最新の捕虫嚢。左から二枚目写真の成長した姿。基音の低下に伴いリップのスト

  ライプも目立ち始めた。このリップは丹平でとっても良い感じ\(^o^)/

1.こちらから三枚は2020年5月5日に撮ったもので、こちは一つ前に着いた捕虫嚢

  だが一寸歪な感じ
2.やや側面寄りから撮ったもので、頭から押さえつけれた感じになっている。狭隘な

  ので他の葉身か枝に生長を邪魔されのだろう
3.次に生長を開始してきている蔓の先端部。これから徐々に膨らんで捕虫嚢を形成

  する。何かモフモフ状態(*^^*)

1.2020年4月2日、徐々に膨らんできた。完成までにはもう少し掛かりそう
2.2020年4月16日、左写真の捕虫嚢が完成した様子
3.こちらは2020年5月5日に撮ったもので、左写真の捕虫嚢のその後の様子。リッ

  プが伸びきって一寸だけ大きくなった感じに見える

1.2020年4月16日、リップをアップした様子
2.こちらは2020年5月5日に撮ったもの。出来たての左写真の捕虫嚢と比較してみ

  ると、襟の反り返りは殆ど認められない。又、リップの色合いも濁るこなくストライプ

  がくっきりと表れとても美しい

1.2020年6月1日、お陽さんを浴びてgoldに輝くリップがとっても良い感じだね~
2.2021年5月28日、新温室に移動後初めて捕虫嚢が形成されつつある。現主茎

  に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
3.2021年5月31日、蓋が開き始めた様子
4.2021年6月3日、漸く完成したアッパー寄りの捕虫嚢
5.2021年5月7日、こちらは地際から発生した腋芽の最初に出来つつある捕虫嚢

  の赤ちゃん

1.こちらから五枚は本日2021年6月17日に撮ったもので、こちらは地際から発生

  した腋芽。結構しっかりとした芽で既に着袋も始まっている
2.地際から発生した最初鵜の捕虫嚢だが、何かロアーって雰囲気があまりしない

  ね~
3.こちらは主茎に着いた捕虫嚢で、角張がくっきりとして良い感じになった
4.左写真の捕虫嚢のリップをアップ。こんな感じになったよ~(^_-)-☆。これは一寸

  ストライプが少なめかな
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん

 

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