本日は、N.albomarginata T.Lobb ex Lindl."Green"です。
①自生地 :ボルネオ島、ペナン島、スマトラ島、マレー半島、1849年記載種
②入手時期 :2012年1月
③入手元 :JCPS殿
④成長度合 :非常に遅い
⑤栽培難度 :やや難しいかも?
⑥挿し木 :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax7cm前後
⑧雌雄 :?、我が家での開花実績無し
本種はCameron Highland産のグリーンとして入手しました。最初の頃は完全なグリーンでしたが、暫らくすると少し赤班が入る様になりました。本当はグリーン一色であって欲しかったのですが、こればかりは致し方ありませんね。と思っていましたら腋芽だけになって生長してきている現在、又グリーン一色になっています。(#^.^#)
N.albomarginataの中でもオールレッドはとても調子良く育ってくれますが、グリーン系は成長が遅いのと気難しい性格の様です。まあ、栽培技術が拙い事もありますが。2013年5月末にビニールポットから素焼き鉢にミズゴケで植替えした後、徐々に調子が出てきたようです。これは根部が通気を好み過湿を嫌う事から、素焼鉢が良かったのかもしれません。
未だ主茎が徒長していないのに、一昨年の9月に腋芽が発生してきました。成長は緩慢ですが、少しずつ大きくなってきている様に思います。唯、夏以降元気だった親芽が急に枯れこんでしまいました。その後比較的早いスピードで腋芽が生長していたのですが、多分根詰まりでしょうか。その後ずっと愚図りっ放し状態です。
晴れてこの2月に新温室へ移動させ程良くお陽さんを浴びることができるようになりましたので、これからの成長に期待したいと思います。下段写真左から、
1.我が家に到着した当時、2012年1月12日の草姿全体。やや青瓢箪って感じで
あまり特長のない袋が二つ付いている
2.2012年5月28日、少しずつがっちりとしてきただろうか。着袋は良さそうである
3.2013年5月30日、やや大きめの葉身が展開してきたところ
4.素焼き鉢+ミズゴケで植替えして7ヶ月後の2014年1月9日に撮ったもの。明
らかに調子が上がって成績が良くなってきた
5.2014年6月25日、直射下での栽培だが、これまでのところは特に問題なさそう
6.2015年1月31日に撮ったもの。鉢が簡単に動かせなくなってきた。未だロゼ
ットのままで一向に徒長する気配は無し
7.2015年11月9日に撮ったもので、親芽、腋芽ともに元気だったのが、今夏親
芽が急に枯れこんで、腋芽だけになってしまった
1.2012年8月27日、左の嚢はそれらしい色合だが、右の嚢はオレンジから赤っ
ぽい
2.2014年1月28日、ほぼグリーンの嚢かな?
3.2014年6月4日、こちらもほぼグリーンだが、微かに赤い斑点が入っている
4.こちらは2014年6月25日に撮ったものだが、何か別種の様。結構濃い目の赤
班が入っており、グリーンならぬビッタータみたい
5.2014年7月14日に撮ったもの
6.2014年8月22日、今まさに蓋が開き始めたところ
1.2014年9月6日、主茎は徒長する気が無いみたいだが、何んと腋芽が発生して
きたではないか!
2.2014年9月18日、やっぱりグリーンならぬビッタータだわい
3.2014年10月7日、徐々に腋芽が育ってきている感じ
4.2014年11月20日に撮ったもの
5.2015年1月6日、右のボケぎみの嚢は腋芽の最初に出来たもので、左の嚢は三
番目のロアー。この頃は斑模様も無くほぼグリーン一色
6.こちらから三枚は2015年1月31日に撮ったもので、これは腋芽のその後の様
子。成長は遅いが確実に育ってくれている
7.こちらは四番目のロアー。未だハチマキは良く分からない
8.これは主茎に出来た捕虫嚢
1.2015年3月1日に撮ったもの
2.2015年3月18日、出来たての嚢で、結構斑模様がくっきりと入る感じで、ピ
ッタータみたい
3.2015年5月11日、手前の嚢は既に3ヶ月以上経過し、ボチボチ役目も終了?
4.こちらから二枚は2015年11月9日に撮ったもので、最新の捕虫嚢。腋芽に出
来た嚢だからか、斑模様がとても少なく、透き通った感じのグリーンって感じ
5.こちらは次に生長中の捕虫嚢
1.こちらから五枚は2016年9月30日に撮ったもので、こちらは株姿。主茎は枯
れてしまったが、腋芽が何とか成長してきている感じ。何か癖がある感じだが、暑
さには比較的強そうな(・・?…
2.こちらは二つ前に出来た嚢。リップにストライプは出ない品種だが、今回ストライ
プが入っている様な模様になった
3.こちらは一つ前にできた捕虫嚢。透き通った様な色合いが新鮮だが、その分ハチ
マキはあまり目立たない
4.最新の捕虫嚢。めっちゃ小さい( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
5.生長途中の捕虫嚢だが、未だ斑模様は入らない感じ
1.こちらから四枚は何れも2017年9月26日に撮ったもので、こちらはこの時点
での株姿。何か小さくなってしまった感じが…(;´д`)。しかも頂芽をおんぶバッ
タに食害されてしまった。何時の間にか温室内に入ってきているようで始末が悪
い。畑からカマキリを捕まえては温室内に放ってやったところ、最近殆ど見かけな
くなった。効果絶大。その内カマキリの共喰いが始まるのだろうか
2.こちらは二つ前に出来た捕虫嚢を掌に取ってみた。株も小さければ嚢も当然の様
に小さい。それに古くなるととても見栄えが悪い
3.こちらは一つ前に出来た捕虫嚢。これは未だ綺麗かな(・・?
4.最新の捕虫嚢で、出来てあまり時間が経過していないもの
1.こちらから五枚は本日2021年5月11日に撮ったもので、こちらは現在の株姿
全くと云って良い程大きくなってない。っ云うか一寸小さくなった感じ(^^ゞ。ずっと
他品種の陰で捕祖母郷生きてきたので仕方なかったのかもしれない。この2月
から新温室に移動後日の目を見ることとなった。大きめの葉身は旧温室で青瓢
箪状態で出来たもので、新温室に移動後程良くお陽さんを浴び、葉身は小さくな
ったががっちりとしてきたのと着袋が始まった
2.こちらは二つ前に着いた捕虫嚢。超おちびちゃん(^-^;
3.一つ前に着いた捕虫嚢。僅かに大きくなったが、未だハチマキは認められない
4.最新の捕虫嚢。更に一寸だけ大きくなったが、未だハチマキは判らない。何かグ
リーンというより斑点系みたいな感じ
5.次に生長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。更に僅かながら大きくなりつつある様
だ。何となく白綿毛が出てきそうな雰囲気(^^)。これからググッと大きくなって欲し
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