本日は、N.gracilis var.nigropurpureaです。
①自生地 :マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、スラウェシ島、1839年記載種
②入手時期 :2017年4月
③入手元 :れおん6000殿
④成長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木 :鹿沼土挿し容易
⑦嚢の大きさ:我が家でMax8cm前後
⑧雌雄 :♂、7月頃
N.gracilisも自生地は広範で、東南アジアの至る場所に自生しており、とてもバラエティーに富む様です。本日アップしたnigropurpureaはN.gracilisのバラエティーの一品種で、黒に近い濃紫色の袋を着けるタイプの個体の様です。この一昨年4月にブログでお世話になっている、れおん6000さんから戴きました。最近戴いたと思っていましたが、もう3年9ヶ月も経ったのですね。現在では何番目かの腋芽が少しずつ成長してきました。。
本種は我が家に従前からあるN.gracilisBau Blackに良く似ている様です。N.gracilis Bau Blackのロアーよりややふっくらとした感じですが、色合いはほぼ同じ感じです。
唯、N.gracilis Bau Blackのアッパーは色合いが残りますが、本種はほぼ色が掠れてしまうようですね。
草姿は他のN.gracilisと比べるとやや細く華奢な感じですが、徒長が始まると結構早いスピードで伸びます。
2019年の春、頂芽の樹勢が弱ってきている様でしたので、少し切り戻して挿し穂としました。頂芽枝×1、節間枝×1の2本鹿沼土挿しとしましたが、何れも成功しています。唯、節間挿しの個体は上節から発生した腋芽が何故か途中で枯れこんでしまいました。その後その下節から発生した腋芽が成長してきましたので里子に出ました。又、頂芽枝挿しの個体は開花後にこれも何故か頂芽が枯れこんでしまいました。その後下節の潜芽が動き始め少しずつ成長してきており、この個体は我が家の予備として育てています。下段写真左から、
1.入手当日の2017年4月29日、しっかりとしたとても良い苗で、2つも着袋してお
り、次の嚢の赤ちゃんもスタンバイしている
2.こちらから二枚は植替え当日の2017年6月11日に撮ったもので、こちらは植替え
前の株姿。僅かながら大きくなったようで、我が家の環境にも慣れてきた感じ
3.3.5号ブラ鉢に砂利系用土で植え付けした様子。これでググッと爆発して欲しいもの
4.こちらは2017年6月19日に撮ったもので、左写真のその後。最新の展開した葉身
はややジャンプ気味かな(・・?
1.入手当日の2017年4月29日に撮った捕虫嚢。やや色合いが赤い
2.2017年5月27日、一寸色合いは薄い様だね~
3.植替え当日の2017年6月11日に撮ったもので、最新の補虫嚢。若干darkな感じに
なった
4.こちらから二枚は2017年6月19日に撮ったもので、こちらは左写真の嚢のその後。
やや濃くなったかな(・・?
5.次の捕虫嚢の赤ちゃんがスタンバイしているよ~!(^^)!
1.こちらから六枚は2017年8月30日に撮ったもので、こちらは戴いて4ヶ月少々経
過した株姿。やっと徒長が始まった様だ
2.3つ前に出来た捕虫嚢。我が家に来て最初に着いた捕虫嚢だよん(^^♪
3.こちらは二つ前に出来た補虫嚢で、若干間延びしてきた感じ
4.一つ前の捕虫嚢だが、何かめっちゃ色合いが薄いね~。背を向けているのは3つ前
の捕虫嚢
5.最新の捕虫嚢。大分濃い色合いになったが、脇芽の最初の頃に出来るロアーは更
に色合いが濃い様なので、早く腋芽が発生して欲しいものだ
6.生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。少しずつだが二グロに相応しい色合いになりつつあ
るか(・・?
7.こちらから二枚は2017年9月26日に撮ったもので、こちらは現在の株姿。やっと
40cm程度まで伸長してきた
8.何となく良い感じの色合いになってきたよ~\(^o^)/
1.こちらから五枚は2017年12月3日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
これでやっと60cm程徒長した。それにしても殆どサボることなく着袋するのと、嚢
持ちが結構長い
2.これは7つ前の捕虫嚢。我が家に来て初めて着いた補虫嚢が未だ健在だよん
3.こちらは細長くなった6つ前に着いた捕虫嚢
4.5つ前に着いたものだが、これは大分小さくなってしまった
5.4つ前の捕虫嚢。何故か早く痛みがきてるね~(´・ω・`)
1.こちらから五枚は2017年12月3日に撮ったもので、こちらは3つ前に着いた捕虫
嚢
2.2つ前に着いた捕虫嚢。これぞN.gracilisって感じだろうか
3.最新の捕虫嚢。気温が急に低下してきたせいか、随分こじんまりしてきたよ
4.次に成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
5.最新の成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。こちらの方が色合いは一寸濃いそうだ
1.2017年12月16日、ミドルからややアッパー寄りだろうか。色合いも若干薄いか
な(・・?
2.こちらから七枚は2018年6月24日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
1.2m程徒長したよ~
3.待望の腋芽が地際よりやや上から発生してきた(*^^)v
4.こちらは最新の捕虫嚢。ニグロであってもやはりアッパーは随分色落ちする感じだ
ねぇ
5.こちらは次に成長中の捕虫嚢の赤ちゃんだが、この次及び次の次に成長してきて
いる赤ちゃんより小さいぞ~。まあ、ネペンでは時折ある事だが…
6.こちらは次の次に成長中の捕虫嚢の赤ちゃんで、これが一番成長が良い様だ
7.最新の成長途中の捕虫嚢。これが一番大きくなりそうな雰囲気
8.頂芽の様子だが、あれっ(・・?一寸もっこりとした感じ。もしかしたらと思い優しく触
ってみるとオォ~(◎_◎;)、花序が入っている様子。さて雌雄どちらだろうか(^.^)
1.こちらから二枚は2018年6月29日に撮ったもので、こちらはいよいよ花穂が見
えてきたもの。この雰囲気だと雄花の感じだね(^^♪
2.こちらは最新の成長途中のアッパー。色合いは殆ど無くなってきた感じ
3.2018年7月11日、左写真の捕虫嚢が完成した様子
4.2018年8月46日、最新のアッパーだが、一寸ズングリでやや色合いが載っている
5.2018年8月10日、地際の腋芽の様子。大分生長してきた様で捕虫嚢が成長し始め
た。右下に次の小さな腋芽が発生してきた
6.こちらから二枚は2018年10月19日に撮ったもので、こちらはいよいよ腋芽にロ
アーが着き始めた様子(^O^)/
7.次に成長途中のロアーの赤ちゃん
1.2018年11月12日、地際から発生した腋芽に着いた最新のロアー。ボチボチ良い
感じになってきた様だ
2.こちらから五枚は2018年12月12日に撮ったもので、こちらはこの時点での株姿。
どんどん徒長しているよ~\(^o^)/
3.地際に発生した腋芽の様子。こちらも次々とロアーが着いてきたよ~(^O^)/
4.三つ前に着いたロアー
5.こちらは二つ前に着いたロアー
6.こちらは一つ前に着いたロアーで、結構色合いも濃くなってきた感じ(*^^)v。内壁の
purple柄も何となく良い感じ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
1.こちらから七枚は何れも2018年12月12日に撮ったもので、こちらは地際に発生
した腋芽に着いた最新のロアーで、蓋を含まず丁度8cm
2.次に成長途中の最新の捕虫嚢の赤ちゃん
3.こちらは二番目に発生した腋芽に着いた最初の超ロアー。真下に腋芽の様子が写
っているが、今のところ最初に発生した腋芽と比べ成長が極端に遅い
4.主茎に着いた三つ前のアッパー
5.同じく一つ前のアッパー
6.最新のアッパー。嚢表面の色合いは殆ど落ちてしまったが、内壁のpurple柄はある
程度残っている様だ
7.この7月に雄花が咲いたが撮り忘れていたようだ。すっかり朽ちてしまった雄花
1.2019年1月2日、地際から発生した腋芽に着いたロアー。この時期としては良い
感じの大きさだが、色合いは一寸薄い様だ
2.2019年2月28日、地際から発生した腋芽に着いたロアー。若干小さくなったが色
合いはそこそこ
3.2019年4月15日、成長途中のロアーの赤ちゃん
4.こちらから三枚は2019年5月24日に撮ったもので、頂芽が一寸くたびれてボチボ
チ力尽きそうな感じになってきたので、少しだけ挿し木をすることにした。挿し穂を採
って水揚げの為瓶に挿しているところ
5.主茎に着いた最新のアッパー
6.一つ前に着いたアッパー。嚢表面には殆ど色合いが残っていない。内班は結構目
立つようである
7.2019年5月25日、地際から発生してきた二番目の腋芽に着いた超ロアーだが、
色合いは一寸心もとない感じ(^^;
1.こちらから二枚は2019年5月25日に撮ったもので、こちらは最初の腋芽に着いた
最新のロアー
2.同じく一つ前に着いたロアー
3.2019年6月11日、成長途中の補虫嚢の赤ちゃん
4.こちらから四枚は2019年7月6日に撮ったもので、こちらは最初の腋芽に着いた
最新の捕虫嚢
5.最初の腋芽に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
6.この5月24日に頂芽枝×1、節間枝×1を鹿沼土に挿したもの。頂芽枝に花が咲
いたよ~
7.未だ発根してないかしたて頃だろう、花穂をアップしたところだが、草体には未だ力
が無いので、花粉は僅かの様である。偶々N.Pcntianak Faburiceの頂芽枝挿しにも
雌花が咲いているが、多分無理だろうから交配は諦めることに(ノД`)シクシク
1.2019年7月15日、地際から発生した腋芽が少し徒長しそれに出来つつある捕虫
嚢の赤ちゃん
2.こちらから二枚は2019年8月4日に撮ったもので、こちらは左写真の捕虫嚢が完
成した様子。未だしっかりと色合いは残っている様だ
3.次に成長してきている捕虫嚢の赤ちゃん。何となく色合いが薄くなってきた雰囲気
4.こちらから二枚は2019年9月22日に撮ったもので、こちらは腋芽に着いたミドル
寄りの捕虫嚢。色合いが何となくchimeraっぽい
5.左写真の捕虫嚢とは逆の感があるchimeraっぽい色合い
1.こちらから四枚は2020年1月21日に撮ったもので、こちらは地際から発生した腋
芽が50cm以上徒長した枝に着いたミドル寄りの捕虫嚢
2.主茎を挿し穂としてカットしたその下節から発生した腋芽に着いたアッパー
3.地際から発生した腋芽の徒長枝に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
4.2019年5月に挿し木した個体のその後の様子。左は節間枝挿しの個体で、上節か
ら発生した腋芽が枯れその下節から発生してきた腋芽が成長を始めたところ。右は
頂芽枝挿しの個体で、挿し木にして間もなく開花したが、その後頂芽が枯れてしまっ
た。その後の動きは殆ど無かったが、最近になって漸く枯死した頂芽下節の潜芽が
1.こちらから五枚は2020年7月16日に撮ったもので、こちらは最初の腋芽が徒長
した枝に着いた二つ前のアッパー
2.同じく一つ前に着いたアッパー。嚢表面の柄色合いは落ちているが、内班は目立
つ
3.同じく最新のアッパー。色合い派随分薄く掠れてしまった感じになるが、裏蓋の蜜
腺は非常に良く目立つ
4.地際より10cm程度上の節から発生した腋芽に着いたロアーで、左が最初に着い
た超ロアーで右が最新のロアー。日陰の部分で出来ているためか色合いは悪い
5.2019年5月に挿し木した個体のその後の様子。節間枝挿しの個体は今春里子に
出た。こちらは頂芽枝挿しの個体で、開花後頂芽は溶けてしまい、その後株の節
から腋芽が発生しやっと成長してきたところε-(´∀`*)ホッ
1.こちらから三枚は2020年11月30日に撮ったもので、こちらは親株の地際から発
生してきた腋芽に着いた一つ前のロアー。結構色合いは濃い様だ
2.同じく腋芽に着いた最新のロアー。ん~ん、良い感じ(^_-)-☆
3.同じく腋芽に出来つつあるロアーの赤ちゃん。間もなく蓋が開きそう
4.こちらから三枚は本日2021年1月5日に撮ったもので、何れも挿し木苗。こちらは
2019年5月に挿し木をした頂芽挿し個体の現在の様子。中々大きくならないが何
とか着袋はしている
5.一つ前に着いた捕虫嚢。めっちゃショボイね~(^^;)
6.最新の捕虫嚢。大分色合いが抜けてきた。早く地際から腋芽が発生してきて欲しい
ものだね
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