本日は、N.alata(t) Giant×alata Luzonです。

①人工交配 :N.alata(t) Giant×alata Luzon
②入手時期 :2011年8月
③入手元   :山田食虫植物農園殿
④成長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木    :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMa×12cm程
⑧雌雄     :♀、5月頃

本種は徒長枝の挿し木苗で下部から腋芽が発生し暫く立った苗でした。嚢はボチボチ付いていましたが、徒長枝の腋芽ですので、ロアーと言うよりミドルからアッパー気味のスレンダーな感じでした。その後腋芽が発生し、典型的なロアーが付いた様に思います。
最初の茎は、その後徒長し1.5m程度で力付きてしまいました。現在四番目の腋芽が1m程度伸長しており、しきりにアッパー寄りの捕虫嚢を着けています。又、次の腋芽も地際から発生して20cm程度になっています(^^♪。
2018年の5月になって遂に開花が始まりました。本種初の開花で♀でした。早速交配してみたのですが、鞘はある程度膨らんだものの全てがしいなでした(´;ω;`)ウッ…。
入手時から一度も植替えしていませんでしたので、いい加減に植替えしないといけない状態になっていましたが、2014年の9月にやっと思い腰を上げ、植替えしました。しかし、それから既に6年弱経過していますので、徒長した枝をカットし挿し木にした上で植替えしようと思います…と思っていましたが、他品種の挿し木で場所が無くなり…(^^;、と言い訳しつつ自身で納得(^^;)。下段写真左から、

1.入手して約1ケ月程度経過した2011年9月14日の草姿全体の様子。徒長枝か

  ら腋芽が発生しているが、何となく細めで華奢な感じがする
2.2011年10月10日に撮った補虫嚢の様子。徒長枝の挿し穂の腋芽にできたも

  ので、ロアーといった感じではない。一般的に徒長枝の挿し穂にできる嚢は、ミド

  ルからアッパーになる事が多いので、ミドル当たりだろうか。少しスレンダーな感

  じで色合いも薄い
3.こちらは2011年11月20日に撮った嚢のアップ。やや色付きはあるがミドル当た
  りの嚢
4.2012年11月28日に撮ったもの。左はミドル、右の嚢はややアッパー気味の嚢

  だと思う
5.2012年8月31日、嚢は良く着けてくれるが、蔓はヒョロヒョロっと伸び放題
6.2012年12月4日、ミドルからアッパー気味のスレンダーな嚢
7.2013年5月31日、腋芽の最初の頃に出来たロアー、まあまあの色合いかな
8.同日の5月31日に撮った未だ開いていない成長中の嚢、間もなく開きそう

1.2013年7月14日、典型的なアッパーで、唯の嚢って感じ
2.2013年8月14日、ロアーの終焉かな
3.2014年6月9日、アッパー寄りの嚢
4.2014年8月20日、左の嚢は口紅を塗ったみたい
5.2014年9月11日に撮ったアッパー
6.2014年9月12日に撮ったもので、良く見ていると次の腋芽が発生していた。何

  れ綺麗なロアーを付けてくれそう。唯、入手して一度も植替えしておらず、用土表

  面に根が表れてきている。早くビニールポットを卒業しないといけない

1.2014年9月30日、やっと植替えすることになった。ビニールポットから抜いた状
  態だが、やはり結構根が回っている状態
2.同9月30日、二回りほど大きな素焼き鉢に鉢増しした。これでググッと生長してく

  れれば良いのだが・・・・
3.2014年11月14日、透き通った様な色合いのアッパー
4.2014年12月6日、良い感じのロアーが付き始めた
5.2015年2月12日、最初の主茎は力尽きてしまったが、先に発生した腋芽が随

  分徒長し、それに出来たアッパー
6.こちらから3枚は2015年4月13日に撮ったもので、此方は腋芽の4番目位にで

  きたロアー。色合いがやや薄くなってきた感じ
7.こちらはアッパー
8.これは生長中の未開のアッパー

1.2015年4月22日、1m以上徒長した枝に出来たアッパーで、何か透けて見える

  様な感じ
2.2015年5月7日、腋芽に出来た未だロアー寄りの嚢
3.2015年5月20日、左写真の嚢のその後で、色合いが濃くなってきた
4.2015年9月17日、ミドル辺りの嚢か、大分色合いが薄くなってきた感じだ
5.2015年10月10日、何れの嚢もミドル辺りか
6.こちらから三枚は2015年11月28日に撮ったもので、こちらは二つ前に出来た

  嚢で、ボチボチくたびれかけている
7.こちらは一つ前に出来た嚢で、未だ色合いは美しい
8.こちらは最新の嚢。ミドルからアッパー寄りになってきた感じ

1.2016年3月9日、何か完璧なグリーンって感じ
2.2016年4月3日、ミドル辺りの嚢だが、やや色合いが載ってる感じ。一寸口部が

  へしゃげてるね~(*^^)v
3.2016年4月20日、こんな雰囲気の嚢も中々良い感じ!(^^)!
4.2016年6月3日、間もなく開きそうな捕虫嚢
5.2016年6月10日に撮ったもの
6.こちらから三枚は2016年7月7日に撮ったもので、こちらは地際から三番目の

  腋芽が発生してきた様子
7.こちらはミドルからアッパー寄りだが、何故か斑模様が目立つ
8.次に生長中の捕虫嚢

1.2016年7月17日、三番目の腋芽のその後の様子で、少しずつだが成長してき

  ている
2.2016年8月6日、こちらはいずれも二番目の腋芽に出来たもので、ミドルとアッ

  パーの競演
3.2016年9月26日、二番目の腋芽に出来たアッパーだが、左写真のアッパーに

  比べ大分色が載ってる感じ
4.2016年10月15日、こちらも二番目の腋芽に出来たアッパーだが、更に色合い

  が濃くなってきたよ~。気温の低下によるものだろう
5.2016年10月31日、二番目の腋芽に出来た最新のアッパー。まあこんなものだ

  ろう
6.こちらから三枚は2017年1月2日に撮ったもので、こちらは三番目の腋芽に出

  来たミドルあたりの嚢
7.三番目の腋芽に出来たぎりぎりロアー辺りの嚢だと思うが、大分年老いてきた感

  じ
8.こちらは二番目の腋芽に出来たアッパー。三番目の腋芽も大分伸張してきている

  ので、今年は挿し木ができると良いな~(#^^#)

1.2017年1月31日、腋芽に出来たロアーからミドル手前辺りであろうか
2.2017年2月23日、徒長枝に出来つつあるアッパーで、殆ど色合いは無く、低温

  の為かめっちゃショボいよ~
3.こちらから二枚は2017年5月19日に撮ったもので、こちらはアッパー気温の上

  昇と共に徐々に大きくなってきている
4.こちらは徒長枝に出来たアッパー
5.2017年5月27日、アッパー寄りの嚢を掌に取ってみた。大きさは未だこれ位で、
  一寸恥ずかしい( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
6.2017年6月29日、何番目かの腋芽に出来たミドルからアッパーの捕虫嚢。時間

  の経過と共にもう少し色合いは出てくると思う
7.こちらから二枚は2017年7月25日に撮ったもので、こちらは左写真の嚢のその

  後
8.こちらは何番目かの腋芽に出来たもので、蔓も既にカールしてアッパー辺りだと思

  うが、色合いは未だ残っている

1.2017年8月21日、既にアッパー寄りの捕虫嚢だが、結構色合いは濃い
2.2017年11月1日、二番目の腋芽に着いたアッパー
3.2017年11月5日、一寸引っ張り出して陽を受けている状態。良い感じ
4.2017年11月21日、出来立てのアッパーで、既に色合いは殆ど無くなってきた
5.こちらから四枚は2018年1月3日に撮ったもので、こちらは50cm程度徒長した
  3番目の腋芽の二つ前に着いた捕虫嚢で、既に3ヶ月弱経過しているアッパー。色

  合いは未だ大分残っている様だ
6.こちらは一つ前に着いたアッパー。未だ何とか柄や色合いは健在の様だ
7.こちらは最新のアッパー。大分色合いが薄くなってきた
8.現在成長途中の捕虫嚢の赤ちゃん。もう殆ど柄や色合いは無くなってきた感じだ

  ね~

1.2018年4月20日、奴と待望の蕾が出てきたよ~\(^o^)/。この様に蕾が楕円

  形から卵形だと殆どが雌花であるが、稀にこんな雰囲気の雄花を咲かせる品種

  もある
2.2018年5月9日、いよいよガク片が開き柱頭が顔を覗かせてきた。やはり女の子

  だね(^.^)
3.2018年5月24日、全て咲き切った花穂。柱頭に花粉が載っているのが判る。雄

  花は1品種しか開花していないので、袋掛けや別の場所への退避はしておらず、

  そのまま管理している
4.2018年6月6日、鞘が徐々に成長してきている様子
5.こちらは2018年7月3日に撮ったもので、左写真のその後の様子だが、左写真

  の状態から鞘は一向に成長する雰囲気は無い。唯、一番上に咲いた2つの花は

  花粉が着かなかったせいであろう、一向に大きくなっていないので多少は結実し

  ているかもしれないが、蒴果を開いてみないと何とも言えない。殆どが"しいな"か

  もしれないが…。結果的には全てがしいなだった(ノД`)

1.2018年4月23日、蓋が開いて間もないアッパー
2.2018年5月9日、左写真のその後の様子
3.2018年5月24日、N.×hookerianaの茎に絡みついて成長中のアッパーの赤ちゃ

  ん
4.2018年6月6日、こちらは別の徒長枝に着いた成長途中のアッパー
5.こちらから二枚は2018年6月20日に撮ったもので、こちらは蓋が開いて間もな

  いアッパー
6.こちらはアッパーを手で掴んだところ。まあ、大きさはこんなものか(^^;
7.こちらから二枚は2018年7月3日に撮ったもので、右は一つ前に着いたアッパー

  と左は二つ前に着いたアッパー
8.こちらは最新のアッパー。気温の上昇と共に捕虫嚢も徐々に大きくなってきた雰

  囲気

1.2018年9月14日、ミドルからややアッパー寄りの補虫嚢だが、色合いが非常に

  悪い様だ
2.2018年10月24日、何時の間にか腋芽が成長してミドル寄りの捕虫嚢を着けて

  いた。ボチボチ色合いは濃いかな(^^♪
3.2018年11月2日、腋芽に着いた一つ前の捕虫嚢
4.2018年11月25日、脇芽に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん。何やら色合いが大

  分薄くなってきた様である
5.こちらから四枚は2019年1月10日に撮ったもので、こちらは左から二枚目写真

  の捕虫嚢のその後だが、比較的長持ちだ
6.左から四枚目写真の捕虫嚢のその後の様子。幾分色合いは濃くなったかな
7.最新の腋芽に着いた最新の捕虫嚢。アッパーの走り位だろうか。色合いも斑模様

  もすっかり掠れてきた
8.こちらは徒長枝に着いたアッパー。翼の痕跡部分に僅かに色が載る程度でほぼグ

  リーン一色

1.2019年2月21日、厳寒期だが何とか良い感じのミドル寄りの捕虫嚢
2.こちらから二枚は2019年4月1日に撮ったもので、こちらは光量の増加と気温の

  上昇が相まって、少しずつ大きな捕虫嚢になってきた感じ(^O^)
3.徒長枝に着いたアッパー。完全にグリーン一色になった
4.2019年4月9日、地際から発生した腋芽が少し徒長し、それに着いたミドル寄り

  の捕虫嚢
5.2019年5月12日、左写真の捕虫嚢の次の次に着いたもので、既に色合いは無

  くアッパーになった感じ
6.2019年5月29日、大分大柄になってきたよ~(*^^)v
7.2019年6月7日、成長途中のアッパーの赤ちゃん。もう少ししたら完成しそう

1.2019年6月16日、色あい柄共に大分煤けてきた感じだね~
2.2019年7月2日、何れもアッパーかな
3.こちらから二枚は2019年7月3日に撮ったもので、こちらは一つ前の腋芽の先端

  に出来つつあるアッパーの赤ちゃん
4.一つ前の腋芽に着いた最新のアッパー。枝は大分力が落ちてきているようで捕虫

  嚢も小さくなってきつつある。挿し木にしたいものだが…
5.こちらから三枚は2019年7月5日に撮ったもので、こちらは最新の腋芽に出来つ

  つあるアッパーの赤ちゃん。枝が充実しているので大きくなりそう(^0_0^)
6.こちらは最新のアッパー
7.一つ前の力が落ちつつある腋芽の先端に着いたアッパーで、左から三枚芽写真の

  捕虫嚢が完成したもの

1.2019年7月20日、70cm程度徒長した枝に着いた最新のアッパー
2.2019年9月11日、30cm程度徒長した別の枝に着いたアッパー寄りの捕虫嚢で
  未だ若干柄と色合いはのこっている
3.2019年10月4日、同じく30cm程度徒長した枝に着いた最新のアッパー
4.2019年11月11日、別の徒長枝に着いた最新のアッパー。気温の低下に伴いめ

  っちゃショボイ感じになった

1.こちらから三枚は2020年1月6日に撮ったもので、こちらは1m以上徒長した枝に
  着いた一つ前の捕虫嚢
2.同じく1m以上徒長した枝に着いた最新の捕虫嚢。何れも色彩はほぼ完全になく

  なっており、翼の痕跡部分のみ僅かに色付く
3.こちらは50cm程度徒長した別の枝に着いた最新のアッパー。唯単に嚢って感じ

  だろうか(^^;)

1.2020年4月7日、徒長枝に着いた出来立てのアッパー。色合いは薄い
2.2020年4月27日、左写真のアッパーのその後の様子。結構色合いは濃くなった

  様だね)^o^(
3.2020年5月23日、アッパー三兄弟ってとこかな(^^)
4.こちらから三枚は2020年6月12日に撮ったもので、こちらは徒長枝に着いた最

  新のアッパー
5.左の捕虫嚢は右写真のもので、右の捕虫嚢は一寸古く載ったくと云って良い程柄

  と色合いは無い
6.別の徒長枝に着いた最新のアッパー。口部がへしゃげた感じ^_^;

1.こちらから六枚は2020年7月11日に撮ったもので、こちらは徒長枝に着いたア

  ッパー。多少柄と色合いは残っている
2.徒長枝の1m辺りの節から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。既にアッパー状態^_^;
3.別の徒長枝に着いたアッパー。未だ色合いは濃い様だ
4.こちらは柄色合い共大分掠れてきたアッパー
5.こちらは別の徒長枝に着いた最新のアッパー
6.次に成長してきているアッパーの赤ちゃん。グリーン一色って感じだろうか。完成

  すれば多少は色付くかもね

1.2020年11月8日、徒長枝に着いたアッパー寄りの捕虫嚢
2.2020年12月3日、茎の途中から発生して徒長しつつある枝に着いたミドル寄り

  の捕虫嚢。色合いや柄は多少残っており一寸スレンダーな感じ
3.こちらから三枚は本日2021年1月3日に撮ったもので、こちらは地際から1m程

  度の節から発生した腋芽に着いた捕虫嚢。色合いや柄は未だ残っている。左に見

  える草体が本種の腋芽
4.地際から発生した腋芽が徒長した枝に出来つつあるアッパー寄りの捕虫嚢
5.三つの捕虫嚢共に別の徒長枝に出来た捕虫嚢。真中の補虫嚢は最新のもので、

  ほぼグリーン一色となっている

 

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