本日は、N.rafflesiana sib NO-2です。

 

①自生地  :N.rafflesianaはマレー半島、北ボルネオ島、スマトラ島、シンガポールなど、1835年記載種
②入手時期 :2017年2月に種子を入手
③入手元  :I氏
④成長度合 :普通
⑤栽培難度 :普通
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax8cm程度
⑧雌雄   :?

 

そもそも和名の「うつぼかずら」とは、「ウツボ」すなわち、昔、弓矢を入れた壷状の容器を指し、補虫嚢が壷状をしていることに因むとされています。そして「カズラ」は蔓状の植物である事からその様に命名されたようです。そして、日本に初めて導入されたこのN.rafflesianaこそが「うつぼかずら」と命名された種に他なりません。
本種は一昨年2月に、何時もお世話になっているI氏より種子を戴きました。確かご自宅で栽培されているN.rafflesiana同士の掛け合わせ種子だったと記憶しています。
種子を戴いて播種後2ヶ月少々で発芽してきました。低温時期でしたので大分時間がかかるかなと思いましたが、比較的早かったようです。6月下旬と7月上旬に各々10個体ずつセルトレイに植替えましたが、7月初旬に植替えた個体は皆元気なのですが、何故か6月下旬に植替えた個体は惨めな状態を保っています(ノД`)。
その後少し大きくなった個体を、2017年10月下旬と11月初旬に各々3個体ビニールポットに上げました。11月下旬にはやっと2個体でリーフジャンプが始まりました。昨春辺りから徐々に気温が上昇してきて元気そうな感じになって捕虫嚢もボコボコ着いてきていましたが、冬場はプラ鉢に鉢上げした個体が何れも愚図りっ放しの状態になっていました。ビニールポット植えのままにしている個体は何とかボチボチってところなのですが…。本日久々に1個体だけですがプラ鉢に上げました。今年中にある程度大きくなってくれればと思っています。下段写真左から、

 

1.2017年2月2日、戴いたばかりの種子を採ったもの。充実した種子を沢山戴いたよ
  ~(^^♪
2.2017年4月9日、非常に判り辛いが、中央上部に1芽発芽が確認できる他の種子も
  5つ程発芽の準備が進んでいる
3.2017年6月8日、ほぼ発芽してきた感じ。発芽率とはとても良いかな

 

1.2017年6月24日、取り敢えず10個体をセルトレイに植替えした
2.2017年11月20日に撮ったもので、左写真のその後の様子だが、非常に悪い状態
  が続いている
3.こちらは2018年5月3日に撮ったもので、左個体のその後の様子だが、ドライアウ
  トしかけたせいもあって絶不調が続いている
4.2017年7月8日、引き続き次の10個体をセルトレイに植替えした
5.2017年10月23日に撮ったもので、左写真のその後の様子だが、こちらは最初に
  植替えした個体と比べ成績は良い様だ
6.こちらは2018年5月3日に撮ったもので、左個体のその後の様子。大きくなった6
  個体はビニールポットに上げているが、未だ残り4個体はそのままの状態。この連休中
  にビニールポット上げを済ませたいが…

 

1.2017年10月25日、最初に3個体ビニールポット上げしたもの
2.2017年11月1日、続いて後ろ2個体をビニールポット上げしたもの
3.2017年11月13日、左奥の1個体をビニールポット上げし、やっと6個体になっ
  た。この祝日辺りにはもう少しビニールポット上げしておきたい
4.2017年11月20日に撮ったもので、鉢上げした6個体のその後の様子。手前2個
  体はやっとリーフジャンプが始まった様だ(^_-)-☆

 

1.こちらから五枚は2018年5月3日に撮ったもので、こちらは先にビニールポット上
  げした6個体のその後の様子。未だおチビちゃんだが少しずつ大きくなってきた。ボチ
  ボチ4号プラ鉢へ鉢上げしようかな
2.左写真の右上の個体に着いた捕虫嚢。翼の部分がほんのりとピンク色に色付いてきた
3.左端写真の左上の個体に着いた捕虫嚢。左写真の個体と大して変わりはなさそうだね~
4.左端写真の真中右の個体に着いた捕虫嚢。何となくややスクワットな感じ
5.左端写真の左下の個体に着いた捕虫嚢。ややスレンダーな感じ。何れにしても未だ個性
  は判らない。今春以降鉢増しを予定しているが、ある程度の大きさになってくれるだろ
  うか。複数株のランダム交配だと伺っているので、バラエティーが拝めるかもしれない。
  一寸楽しみである(*^^)v

 

1.こちらから三枚は2018年5月23日に撮ったもので、こちらは一番大きな個体を植
  替えするもので、この時点での株姿。春になってボチボチ着袋し始めた。この個体をNO
  -1として管理する
2.植替えの為根鉢を外したところ。思った程の根量ではない様だ
3.4号プラ鉢に鉢増しした様子。これでググッと大きくなってくれれば良いが
4.2018年10月19日、少しばかり大きくなった捕虫嚢だが、色合いは未だ悪い
5.こちらは2019年2月18日に撮ったもので、この時点での株姿。多少は大きくなっ
  たが、愚図っている様で全く着袋していない(ノД`)

 

1.こちらから三枚は2018年6月3日に撮ったもので、次に植替え予定の株の様子。結
  構葉身が細長い感じ。この個体をNO-2として管理する
2.最新の捕虫嚢。翼の部分だけ一寸ピンク色っぽい(^O^)
3.植替えの為根鉢を外したところ。こちらの個体も思った程の根量ではない。この後4号
  プラ鉢に鉢増ししたのだが撮り忘れていたみたい^_^;
4.こちらは2019年2月18日に撮ったもので、その後の様子。この個体も愚図って着
  袋していない

 

1.こちらから六枚は2018年9月15日に撮ったもので、こちらはこれから植え替えす
  る個体で、NO-3として管理する
2.二つ前に着いた捕虫嚢
3.手前左が一つ前に着いた捕虫嚢
4.こちらは最新の捕虫嚢。未だ本来の姿ではないが、比較的斑模様がくっきりとしている
  感じ
5.植替えの為根鉢を外したところ。こちらの個体も鉢底に少し根がとぐろを巻いている状
  況で思った程の量ではない
6.4号プラ鉢に鉢増しした様子
7.こちらは2019年2月18日に撮ったもので、この時点での株姿。この個体も全く持
  って愚図りっ話の様子

 

1.こちらから八枚は2019年2月18日に撮ったもので、この個体はこじんまりとして
  新葉が結構赤い
2.左写真の個体に着いた最新の捕虫嚢。最新なのに何かくたびれかけている感じだね~
3.この個体は更に赤味が強いが、捕虫嚢はなんか白っぽい
4.左写真の個体に着いた最新の捕虫嚢。全体的に斑模様が少なく白っぽい感じ
5.この個体は更に全体的に赤味が強い
6.雰囲気的にリップにはストライプが出てきそう
7.この個体は他の個体に比べやや大きめで葉数も多い
8.左写真の個体に着いた最新の捕虫嚢。これは結構斑模様がはっきりと表れている感じだ

 

1.こちらから八枚は2019年2月18日に撮ったもので、この個体はこじんまりとして
  おり、草体全体的にとても赤味が強い
2.左写真の個体に着いた一つ前の捕虫嚢で、斑模様は薄い
3.左端写真の個体に着いた最新の捕虫嚢
4.この個体は葉身が全体的に緑っぽい。同じ環境下だが個体差がある様だ
5.捕虫嚢も白っぽくて現在はあまり特徴はない
6.こちらの個体も葉身が全体的に緑っぽい感じ。葉身は結構分厚くて硬い
7.左写真の個体に着いた最新の捕虫嚢。口部がひしゃげているのはブラッチックケースの
  蓋に押されている為(^^;
8.生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん

 

1.こちらから二枚は2019年6月17日に撮ったもので、こちらは2018年にプラ鉢
  へ植え替えたNO-5個体だと思うが、その個体に着いた最新の捕虫嚢。色合い派やや薄い
  感じ
2.NO-5個体に出来つつある捕虫嚢の赤ちゃん
3.左写真の捕虫嚢のその後。柄と色合いが濃くなってきた
4.左写真の捕虫嚢の蓋がやっと開いた様子
5.こちらから四枚は本日2019年8月11日に撮ったもので、何れも未だビニールポッ
  ト植えのままの個体。こちらはやや色合いが薄めか(・・?
6.こちらは若干赤味が載っている様である
7.結構ラフレしている感じの捕虫嚢(;^ω^)
8.色合いは薄目かな(・・?。まあ、何れにしてもこれからある程度化けてくれるであろう

 

1.こちらから五枚は2019年8月11日に撮ったもので、こちらは形と色合いが良さそ
  うな個体をビニールポットからプラ鉢に鉢上げする選抜個体
2.根鉢を外した状態。大して根は回っていないようである
3.4号プラ鉢にミズゴケ植えとした
4.一つ前に着いたロアー
5.最新のロアー。何となく色合いや柄、形が好みなのでこの個体をピックアップした。今
  年中に何とか大きくなって欲しいもの

 

1.こちらから三枚は2020年1月20日に撮ったもので、こちらは昨夏4号プラ鉢に鉢
  増しした個体のこの時点での株姿。若干大きくなっただろうか
2.左写真の個体の一つ前に着いた捕虫嚢。まあ、普通のって感じだろうか
3.左写真の個体の最新の捕虫嚢。気温の低下でショボくなった。無加温室での栽培なので
  当然と言えば当然ではあるが…

 

1.こちらから三枚は今朝2020年2月29日に撮ったもので、こちらは昨夏4号プラ鉢
  に鉢増しした個体の現在の株姿
2.左写真の個体の最新の捕虫嚢。多分上段右端写真のそれであろう
3.こちらから三枚はビニールポット植えのままになっている個体で、無加温室で育ててい
  るため状態は悪い。こちらは1個体目の最新の捕虫嚢。色合いはやや濃い目の様である
4.色合いは薄いがリップのストライプはやや多めの様である
5.この個体は唯のN.rafflesianaって感じだろうか、現時点ではあまり特徴はない様である

 

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