本日は、N.ampullaria'Rougeblack'×northiana'red'です。
①人工交配 :N.ampullaria'Rougeblack'×northiana'red'
②入手時期 :2011年6月
③入手元 :リベラルファーム殿
④成長度合 :普通
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木 :鹿沼土による挿し木良好
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax12cm程
⑧雌雄 :?、開花実績無し
本種は2011年の6月(NO-1)と10月(NO-2)に、計二株リベラルファーム殿(ぷりんさん)から入手しました。両親共に濃い赤系統ですので、本種も非常に濃厚でシックな赤色で美しい捕虫嚢を付けてくれます。嚢がアッパーになると色褪せする種が一般的ですが、本種は最後まで色落ちしないのが最大の特長で、非常に観賞価値が高いと思います。
捕虫嚢の形はアンプ似、色合いは両親の良いとこ取りと云った所でしょうか。それにN.northianaに似てか腋芽も発生しやすい様で、現在は何番目の腋芽かわからなくなりましたが、順調に成長している様です。!(^^)!
両親の性格を引き継いでおり、真夏の一番暑い時期にバンバンと着袋し成長してくれます。我が家の冬季最低温度は15度℃程度ですので、着袋してもショボいのしか着きませんが、夜温20℃前後を確保できれば周年立派に着袋してくれるものと思います。唯、今年の冬は超暖冬によるためかボチボチ捕虫嚢を着けてくれていますよ(^^♪。
親株は大分ショボくなってきましたので、本種では初めて2017年の春に挿し木を実施しました。鹿沼土挿しで腰水管理していましたが2本(頂芽枝×1、節間枝×1)共に発根活着してくれましたので里子に出ました。今春も出来れば挿し木をしたいところではありますが、中々場所が確保できないのが現状です(ノД`)。下段写真左から、
1.入手当日の2011年6月25日の様子。未だ小苗だが、非常に色の濃い捕虫嚢が付い
ている。今後の成長が楽しみな品種
2.2012年4月9日、随分成長してきたので、ブラ鉢から5号菊鉢に植替えた様子。鉢
が大きくて少しアンバランスだが、何れ逆転してくれる事を期待しつつ大きい鉢にした。
当分植替えも省けるだろうから
3.こちらは2012年8月5日に撮ったもので、植替え後4ケ月程度で大分大きくなって
きた。展開中の葉身は一回り大きい様だ。右奥に見えるのは2011年10月に入手の
NO-2個体
4.2012年9月19日に撮った捕虫嚢の様子。暑い季節が一番調子良い様に思う。これ
も両親譲り
1.2013年7月20日、やっと腋芽も大きくなってきたようで、ボチボチ着袋し始めた
2.2013年10月5日、二番目の腋芽も徐々に成長してきている様子
3.2013年12月13日、大分大きくなってきた。鉢左の垂直に伸びたステムが本種の
主茎
4.同日の12月13日に撮ったもの。めっちゃ濃い色合いが何んとも云えず良い感じ~
5.2014年12月27日に撮った株姿。大分間延びしてしまった。ボチボチ腋芽が発生
して欲しいところだがどうなるだろうか。ボチボチ植替え時期なのかも知れない
1.2012年7月12日に撮った、今まさに開こうとする補虫嚢のアップ。うぅ~ん、何
とも言えないシックな色合いだろうか
2.こちらは2012年8月31日のもの。良く見ると襟の部分にストライプが入っている。
老成すると襟はもっと色が濃くなって、ストライプは目立たなくなる
3.2012年9月13日、掌に撮ってみた。これ位の大きさ、大分大きくなってきたと思
うが、もう一回り位大きくなってくれるのだろうか。若い嚢は艶が有って良いなぁ~
4.2013年2月5日に撮った草姿、うぅ~ん、随分大きくなってきたかな
5.成長点の辺りをアップしてみた。茎も太いし、寒い割には至る所から蜜が出ているので
調子は良さそう。少しずつ徒長も始まってきた感じ。今年あたり爆発的に成長するかも
6.同日の2月5日に撮ったもの。これは3の嚢のその後の様子で、5ケ月経過しても未だ
健在。嚢の寿命が長いのはアンプ譲りか
1.2013年3月30日、いよいよ嚢が細長くなってきた。ミドル辺りかな
2.2013年6月21日、益々漏斗型に近くなってきた嚢
3.2013年9月13日、こちらは腋芽に出来たロアー、とても発色が良い
4.2013年9月19日、こちらも腋芽に出来た嚢で、蓋が開いたばかりのもの
5.2013年10月30日、いよいよアッパーになった感じ。本種はアッパーになっても
全くと云っていいほど色落ちしない優れもの。左上と右横の嚢は腋芽にできたロー
6.2013年12月11日に撮った嚢
7.2014年8月2日、腋芽がすこし成長した枝についた嚢。一寸ポチャッとした感じが
良いね~
8.2014年12月27日に撮ったもの。大分気温が低下してきているので、今シーズン
はこれで終わりになりそう。来年は早々に植替えを実施し、更なる成長を期待したいも
のだ
1.2015年3月6日、大分くたびれかけた捕虫嚢
2.2015年6月20日、開き始めた捕虫嚢
3.2015年6月24日、出来て少し経ったものだが、イマイチって感じ
4.2015年6月25日、いよいよ腋芽が発生してきた。これから徐々に良い嚢が付いて
くれることを期待したいもの
5.こちらから三枚は2015年7月31日に撮ったもので、こちらは徐々に腋芽が生長し
着袋が始まった
6.その腋芽に出来た捕虫嚢をアップしたもの。色合いは良くないな(笑)
7.こちらの嚢も色合いは良くない。ボチボチ挿し木をして株を更新しないといけないだろ
う
1.2015年11月7日、暖冬の影響か何とか着袋しているが、一寸ショボい
2.2016年1月1日、既にミドルからアッパー寄りの嚢
3.同1月1日、こちらは出来て日が浅いロアー
4.こちらから四枚は2016年1月18日に撮ったもので、こちらは左写真のその後
5.出来て時間が経過したミドル辺りの嚢。蜘蛛の巣が張ってるぞ~(o^^o)フフッ♪
6.最近になって本来の冬らしい気温が続き、晴天の日が殆どなく、ネペンにとっては厳し
い環境。何とか耐え忍んで着袋してる感じ(・・?
7.最近になって五番目の腋芽が発生してきた。春以降の生長が楽しみ
1.2016年6月6日、生長途中の捕虫嚢
2.2016年7月8日、この濃い色合いと艶めかしい雰囲気がとても良い感じだし、裏蓋
の模様も良いよね
3.2016年7月12日、右の捕虫嚢は出来て大分経過したもので、左の嚢は開いたばか
りのロアー
4.2016年7月24日、こちらも開いて間もないもので、リップには僅かにストライプ
が載っている
5.こちらから四枚は2016年10月31日に撮ったもので、こちらは出来て既に4ヶ月
程度経過した嚢
6.こちらは出来てそれほど経っていない(・・?と思われる捕虫嚢
7.こちらはミドル辺りかな。この形も中々オサレ(^^♪
8.こちらは嚢み始めた蔓の先端で、これからジワジワと大きくなっていく。この頃は産毛
がとても良く目立つ
1.2016年11月12日、このアッパーはめっちゃ色合いが悪い
2.こちらから二枚は2016年12月14日に撮ったもので、こちらは未だロアー辺りだ
ろうか。結構ズングリむっくりな感じ
3.こちらはミドル辺りの捕虫嚢
4.2017年1月19日、こちらのアッパーは結構色合いが濃い
5.2017年2月10日、未だ出来て間もないロアー
6.2017年6月20日、今年発生した腋芽に出来た最初の超ロアーだが、全然大したこ
とないね~
7.こちらから二枚は2017年7月29日に撮ったもので、こちらは未だロアー辺りの捕
虫嚢。掌に取ってみたが大きさは未だこれくらい
8.ボチボチ力付きそうな枝があったので、この5月6日に挿し木を実施した。頂芽枝×1
は新葉が展開してきているので、発根しているだろう。節間枝×1はやっと潜芽が動き
始めたばかりで、未だ発根していないかもしれない。この挿し木苗で株を更新しよう。
何れにしても朽ちかけそうな枝だったので次回は元気な枝で挿し木をしようと思う
1.2017年11月21日、気温が低下してきたせいか、色合いはあまり良くない
2.こちらから七枚は何れも2018年1月22日に撮ったもので、こちらは腋芽が3芽あ
る内の一番古い枝に着いたロアー最終辺りの捕虫嚢
3.こちらは一番新しい腋芽に着いたロアーだが、この時期は色合いも大きさもショボい
4.この捕虫嚢は出来て既に4ヶ月程度経過しており、リップは何か苔むした感じになって
いる( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
5.こちらは2017年の5月6日に挿し木を実施したもので頂芽枝の個体。今春以降植替
えして更新個体としよう
6.こちらも同日に挿し木をした節間枝の個体。やっと葉身が展開してきたので無事発根、
活着した様だε-(´∀`*)ホッ
1.2018年6月15日、頂芽枝の挿し木苗のその後の様子
2.こちらから三枚は2018年8月1日に撮ったもので、こちらは植替え前の株姿。一寸
出来が良くない
3.根鉢を外した状態。根数は若干少ないが何とか生長してくれている様である
4.4号プラ鉢に植替えした様子。これで何とか活着して大きくなって欲しいものだ
5.二つとも未だロアー辺りかな。背後に次の捕虫嚢の赤ちゃんが見える
6.別の腋芽に着いたロアー辺りの捕虫嚢
7.完全にアッパーになった補虫嚢。一寸色合いが悪いが、本種はアッパーになっても全く
色落ちしないよ~(^^♪
8.此方のアッパーは別の枝に着いたもので、左写真のアッパーよりも大分スレンダーであ
る
1.こちらから三枚は2018年10月2日に撮ったもので、こちらは何番目かの腋芽に着
いたもので、ロアーからボチボチミドルへ移行する辺りだろうか
2.こちらの捕虫嚢はやや漏斗型になってきた様だ
3.何と\(◎o◎)/!、我が家では本種初の開花。未だ蕾だがこの形状からして雄花だろう
4.2018年10月21日、いよいよ開花が始まった。やはり雄花だったようだ。品種に
よっては花粉袋が破れる前は赤味がかっているものがある
5.2018年10月28日、徒長枝に着いたアッパー。本当にこの品種はアッパーになっ
ても濃い色合いを輝き放っている
6.こちらはロアーの終わり辺りだろうか
1.2018年12月31日、このアッパーは一寸色合いが薄い様だね~
2.こちらから四枚は2019年2月4日に撮ったもので、こちらは未だロアーだろうか、
裏蓋のテカリが結構目立つ
3.生長途中のロアーの赤ちゃん。この時点から結構darktic
4.こちらは出来て大分時間が経過したもので、リップが黒ずんできた
5.このアッパーも出来て大分時間が経過している様だが、これは結構リップが発達してい
るね。こんなの初めてで、何かクチビルゲみたい(^O^)/
1.こちらから二枚は2019年6月11日に撮ったもので、完成して少し時間が経過した
もの。蔓に白いものが付着しているがこれは蜜が固まったもの
2.生長途中の捕虫嚢の赤ちゃん
3.こちらから二枚は2019年8月4日に撮ったもので、こちらは完成して少し経ったも
のだが、既にミドルからアッパー気味だろうか。とても色合いが濃いね~(^^♪
4.こちらは別の腋芽に着いた捕虫嚢
5.こちらから四枚は2019年8月5日に撮ったもので、こちらは完成して大分時間が経
過しているようで、リップの色合いがが真っ黒に近い
6.こちらは別の腋芽に着いたもので、これも大分時間が経っている様である
7.大分漏斗型に近づいてきたミドル寄りの捕虫嚢
8.アッパー寄りの捕虫嚢。出来てそんなに経っていないせいか、僅かにリップのストライ
プが分かる。それにしてもアッパーになってもとっても発色が良いね~(^_-)-☆
1.こちらから四枚は何れも今朝2020年2月4日に撮ったもので、こちらは現在着いて
いる最新の捕虫袋だが、一寸時間が経っているかも
2.一つ前に着いた捕虫嚢。リップはほぼ真っ黒に近くなった様だ
3.こちらは別の枝に着いた一つ前の捕虫嚢
4.左写真と同じ枝に着いた最新の捕虫嚢。未だミドル辺りだろうか、大分漏斗型になって
きたようだね
1.こちらから二枚は2020年1月9日に撮ったもので、こちらは徒長した枝に着いたア
ッパーで、結構唇が分厚く少し角張っている
2.左写真の捕虫嚢の枝に着いた最新のアッパー。こちらはリップが非常に滑らかでリップ
全面がスパッとカットされたような形状になっている
3.こちらから二枚は今朝2020年2月4日に撮ったもので、こちらは別の徒長した枝に
着いた最新のアッパー。色合いの褪せは全く無い
4.左写真の捕虫嚢をリップ正面から撮ったもの。つややかなリップがなんとも云えないね
色合いも濃く、ストライプも比較的良く目立つようである
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