本日は、N.???(ラベル落ちNO-2)不明種です。

①人工交配 :?×?
②入手時期 :2011年10月
③入手元  :jips殿
④成長度合 :遅い
⑤栽培難度 :やや難
⑥挿し木  :水差し可能
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax12cm程
⑧雌雄   :♀、11月頃

本種はjips殿で苗を購入した折、挿し穂をサービスしていただきました。挿し木は水挿しをしたものですが、気温が低下してくる時期の10月でしたので、発根するまでに半年近く経過した2012年4月でした。jips殿によると、高地性同士の交配種だそうですが、交配親は不詳との事でした。2014年の夏場はやや暑がる傾向で済みましたが、2015年以降は猛暑続きだったせいか極端に生育が悪く絶不調でした。それ以降ずっと愚図りっぱなしの状態で、中々良い感じにはなってくれません。最近腋芽が発生し且つ、花穂も出てきましたので、何とかってところですが、花穂が出るという事はいつ逝ってもいい様に子孫を残そうとしているわけですから…。
葉身、補虫嚢等の特長から推測する限り、N.veitchii、N.maxima辺りが交配親に使われている様に思いますが、どうでしょうか。最近できた補虫嚢は中々魅力的な感じになってきました。雰囲気的には片親はN.veitchiiで間違いないのではと思いますが…。今後に是非期待しつつ維持していきたい一品です。下段写真左から、

1.2012年6月12日、11年10月に挿し木、12年4月に発根、挿し木
  はやや難しいのか、水挿しが良くないのか、次回機会があれば鹿沼、ミズゴ
  ケでの挿し木にトライしようと思う。砂利系混合用土で鉢上げした様子。頂
  芽は枯れたが腋芽が二芽発生した
2.2013年2月13日、高地性の遺伝か低温には強い感じで、冬場の方が美
  しく、しっかりと着袋してくれている
3.2013年5月4日、補虫嚢の数も増えてきた。秋から初夏にかけてが一番
  状態が良さそう
4.2013年10月19日に撮った草姿全体。今夏は特に猛暑続きだったせい
  か、随分機嫌を損ねてしまったが、涼しくなってやっと少しずつ調子を取り
  戻してきた感じ
5.2015年3月12日に撮ったもの。状態は中々上向く気配はない。一寸難
  儀な品種
イメージ 1

1.2012年9月29日、挿し木後初めて着袋したもの。未だ凄く小さい
2.2012年12月19日、徐々に特長のある嚢になってきた
3.2013年2月13日、襟には美しいストライブが綺麗に入る。全体的に派
  手さは無いが美しい嚢だと思う
4.2013年5月4日、補虫嚢の数も増えてきた。この頃迄が美しくて良い嚢
  を翼付けてくれる
5.2013年6月18日、状態はイマイチだがボチボチ着袋してくれている
6.2013年10月19日に撮った嚢のアップ。未だ本調子ではないが、少し
  ずつ着袋し始めた。色合いなどは未だイマイチといったところ
7.こちらも同10月19日に撮ったもので、正面から撮った様子。リップのス
  トライプもイマイチ。これから春先にかけて美しい嚢を付けてくれると思う
8.こちらは2015年3月12日に撮ったもの。最近ずっと愚図りぎみで一寸
  ショボイ
イメージ 2

1.2016年5月30日、ずっと愚図りっぱなしだったが、やっと補虫嚢を形
  成してきた
2.2016年6月10日、左写真の嚢のその後の様子で、やっと完成
3.こちらから四枚は2016年7月30日に撮ったものでこちらは株姿。主茎
  も枯れてしまいショボイ状態になってしまった
4.こちらは一つ前にできた補虫嚢。めっちゃショボイね~(´;ω;`)ウゥゥ
5.こちらは最新の補虫嚢で、多少は本種らしくなってきたが、まだまだ
6.生長途中の補虫嚢。秋以降の生長に期待しよう!(^^)!
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1.こちらから二枚は2016年9月16日に撮ったもので、こちらは株全体の
  様子。代り映えはしないね~
2.最新の補虫嚢をやや上側から撮ったもの。もう少しストライプがくっきりと
  入ってくれたら尚良いのだが…
3.2016年10月28日、左写真の嚢を正面寄りから撮ったもの。もう少し
  リップがあれば尚良いのだが…( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
4.こちらから四枚は2017年1月14日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿だが、イマイチ変わり映えがしない状態が続く
5.こちらは最新の補虫嚢
6.こちらは一つ前に出来た補虫嚢
7.こちらは二つ前に出来た補虫嚢で、写真左から二枚目の嚢のその後。分かり
  辛いが既に蓋が朽ち始めている
イメージ 4

1.こちらから二枚は2017年3月17日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿だが、相変わらずチマチマとしている
2.こちらは最新の補虫嚢だが、この時期は出来てもこんなショボい嚢が殆どだ
3.2018年5月9日、本種は冬季あまり着袋しないが、暖かくなってきたせ
  いか何時の間にか補虫嚢ができつつある。蓋が開いたばかりの様子
4.こちらから四枚は2018年5月18日に撮ったもので、こちらはこの時点
  での株姿。本種は一向に大きくならないね~(´・ω・`)
5.最新の補虫嚢。リップのストライプが綺麗な品種。どう見てもN.veitchiiが
  かかっている雰囲気(・・?
6.リップをアップ。本種は時間が経過してもリップは赤くならないようで、ず
  っとストライプが残ってくれる
7.次に成長途中のややミドル辺りの補虫嚢。手で触ると袋の表面のがゴワゴワ
  とした感じでとても毛深い
8.2018年5月29日、左写真の補虫嚢が開き始めた様子。何となく良い感
  じになりそうな雰囲気(^O^)
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1.2018年6月20日、綺麗に完成した様子。ん~ん、結構良い感じ(^^♪
  やっと本領を発揮してきたのだろうか。どう見ても片親はN.veitchiiの様な
  気がする
2.2018年6月30日、次に成長途中の補虫嚢の赤ちゃん。この時期は結構
  赤味がかっている
3.2018年8月6日、大分大きくなってきたようだ。これは一寸ストライプ
  が少ない。ボケているのはお愛嬌(^^;
4.2018年10月1日、最新の補虫嚢。出来立てなのでリップが開いている
  が、何れ後ろに反ってくる
5.こちらから四枚は本日2018年11月3日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。本種では初めての開花。芽の中心部を見ると二番花も出てきつつあ
  る。また、株元から待望の腋芽が発生してきたよ~\(^o^)/
6.花序をアップ。雌花だね~(^^♪。後数日でN.boschianaの雄花が開花するの
  で、タイミング的には受粉できそう)^o^(
7.左から四枚目の補虫嚢の現在の様子。本種はやや襟が後ろに巻いてしまうね
8.腋芽に出来つつある最初の補虫嚢の赤ちゃんイメージ 5
 
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