本日は、N.thorelii×ampullariaです。

①人工交配 :N.thorelii×ampullaria
②入手時期 :2017年4月29日、2017年10月11日
③入手元  :れおん6000さん
④成長度合 :普通
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木  :可能
⑦嚢の大きさ:Max4cm程度
⑧雌雄   :♀、我が家では開花実績無し

種子親のN.thoreliiは、カンボジア、ベトナム等のサバンナ性湿地に多く自生している塊根性の品種で、1909年に記載されました。高温、低温、乾燥に強い品種で、乾季にはその塊根により生き永らえてきたものと推断します。
一方花粉親のN.ampullariaは丸系の代表格で、ボルネオ島、スマトラ島、ニューギニア島、マレー半島などの主として低地に自生する種で、何と言っても本種の醍醐味はグランドと空中コロニーでしょうか。
以上の両親から生まれた交配種になります。本種はブログでお世話になっている、れおん6000さんから二度にわたり戴いたものです。誠にありがとうございました。
最初は挿し木したものをそのまま送っていただき、我が家でも無事に活着し順調に芽が成長してきていたのですが、昨夏水遣り時にその芽に手が当たってしまい、芽がもぎれてしまいました。その後復活することなく★になってしまいました(ノД`)シクシク。そして再度昨秋に挿し木苗を戴いたものです。入手時には既に補虫嚢も3つ程着いており、とても状態の良い苗でした。(^O^)
戴いて昨年は一寸だけ大きくなりましたが、冬場に随分愚図ってしまった様で、大分作落ちしてしまいました。春以降漸く着袋し元気になってきましたが、強光線に当ててしまったせいで、葉焼けを起こし愚図ってしまいました。その後何とか取り戻してきましたので、4号プラ鉢に鉢増ししました。それ以降又一寸愚図り気味です。
雰囲気的には両親の特徴が良く出ている様ですが、リップ辺りはN.ampullariaを一寸小さくした感じの様です。我が家にあるN.ampullaria Red×tobaicaに似ていますが、こちらの品種はやや小さめの様です。下段写真左から、

1.こちらから三枚は2017年4月最初に戴いたもので今は無き個体。こちら
  から二枚は戴いた当日2017年4月29日の様子
2.ビニール袋から取り出したところ
3.2017年6月11日、頂節部より腋芽が成長して葉身が展開し始めたので
  無事に発根している模様。唯、この後不手際でお★様にしてしまった(ノД`)
イメージ 1

1.こちらから三枚は二度目に戴いた個体。こちらから三枚は戴いた当日の20
  17年10月11日に撮ったもので、こちらはとっても元気そうな株姿
2.こちらは最新の捕虫嚢で、リップがやや赤くなる感じ。右下に一寸見えるの
  は二つ前に着いた捕虫嚢
3.こちらは成長途中の捕虫嚢の赤ちゃんで、斑模様が入っているのが判るイメージ 2

1.こちらから四枚は2017年10月26日に撮ったもので、こちらは株姿。
  未だ戴いて2週間程度なので、殆ど変化は無い
2.こちらは二つ前に着いた捕虫嚢
3.こちらは一つ前に着いた捕虫嚢
4.こちらは戴いた時には成長途中であったが、無事に完成した最新の捕虫嚢で
  未だ色合いは薄い。唯、リップはN.ampullariaの特徴が良く発現してる様だ
イメージ 3

1.こちらから三枚は2017年12月30日に撮ったもので、こちらは現在の
  株姿。戴いた時よりもほんの僅かだが成長しただろうか。着袋は中々良い感
  じである
2.一つ前に着いた補虫嚢。リップがほんの僅かN.ampullariaに似る感じ
3.手前下の補虫嚢は最新のもので、やや赤味と柄がはっきりしている。上の補
  虫嚢は二つ前に着いたもの
4.こちらから四枚は2018年4月18日に撮ったもので、こちらは現在の株
  姿。冬場の低温ですっかりいじけてしまい中々成長してくれなかったが、最
  近になって少し元気を取り戻してくれつつある様に思う。それにしても一寸
  光線が強いかな(・・?
5.随分とくたびれた一つ前の補虫嚢
6.最新の補虫嚢だが、めっちゃショボい( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
7.成長途中の補虫嚢の赤ちゃん。これは多少まともな嚢になってくれそうな感
  じだね~
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1.2018年5月11日、この時点での株姿だが、葉焼け跡が一寸痛々しい
2.2018年6月22日、やっと新しい葉身が展開し始めている
3.こちらから四枚目は2018年8月11日ぬに撮ったもので、こちらは植替
  え前の株姿
4.植替えの為根鉢を外した状態。元気な根がとぐろを巻いているよ~(^O^)
5.4号プラ鉢に鉢増し完了
6.良く見たら地際から腋芽が発生していた\(^o^)/
7.こちらから二枚は今朝2018年10月7日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。若干大きくなってきただろうか
8.地際から発生した腋芽も一寸だけ大きくなってきた
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1.こちらから二枚は2018年5月11日に撮ったもので、こちらは最新のロ
  アー
2.こちらは成長途中の補虫嚢の赤ちゃん
3.2018年6月22日、結構コロコロっとしてて可愛い。N.ampullaria似か
4.こちらから二枚は2018年8月11日に撮ったもので、こちらは結構長面
  の補虫嚢で、色合いもめっちゃ悪い^_^;
5.左から三枚芽写真の補虫嚢のその後。色が褪せてしまった感じだね~(;O;)
6.こちらは今朝2018年10月7日に撮った最新の補虫嚢。と云っても植替
  え後調子を崩している様で一寸小さい
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