本日は、Cephalotus follicularisw Giant系です。

Cephalotusは1科1属1種の食虫植物で、オーストラリア西南部にのみ自生しています。自生地は、海岸線沿いの切り立った崖で、海水の水分が十分当たる湿度の高い場所です。栽培に当たっては湿度を十分保つ必要がある様です。
本日紹介する品種は一昨年の5月にGiant系として、何時もお世話になっている食虫植物愛好会鈴鹿の管理人様よりお譲りいただきました。誠にありがとうございました。以前ブログでお世話になっているタメさんからお譲りいただいた個体と違うのかわかりませんが、「違いがあるかどうか一度育ててみて下さい」という事で戴いたものです(o_ _)o))。どうもGiant系だけでも色々と品種があるのかもしれませんね。)))))))(゚o゚;)/
本種は代行輸入でオーストラリアから届いた苗で、オーストラリアのオルバニー地方産だそうです。普通種とは別の場所に点在するように自生しており、普通種より泥状の水分が多い場所と伺いました。
戴いて2ヶ月少々経過した7月頃には尋常葉に続きボチボチ補虫葉が展開してきました。その後徐々にではありますが、小さな嚢を次々に着け始めてくれました。そして昨年の1月頃にはやっと3.5cm程度の大きさにまでなってくれました。
置き場所は晩秋辺りまでは終日直射日光の当たる場所でしたが、特に暑がることもなく育ってくれました。現在は終日戸外の直射光下で管理しています。流石に猛暑のせ
いかいささか堪えてはいるものの大丈夫そうです。唯、赤味が殆ど無くグリーン一色になっています(*^-^*)。これから徐々に気温が低下していきますので、晩秋辺りからボチボチ色付いてくれることでしょう。下段写真左から、

1.こちらから二枚は戴いた当日の2016年5月14日に撮ったもので、こち
  らは株姿。半ば朽ちかけてはいるが、大きな補虫葉が3つも付いている
2.補虫葉をアップ。中々良い発色だね~(*^^)v
3.2016年5月25日、朽ちてしまった補虫葉はカットした。変化はないが
  徐々に直射光に慣らしつつある状況で、尋常葉はやや赤く色付いてきている
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1.2016年6月8日、馴化も終わり直射光下で栽培中の株姿。未だ変化はな
  い様だ
2.2016年6月26日、雰囲気的に補虫葉の様なものが出てきたぞ~。4つ
  程確認できる(*^-^*)
3.こちらは2016年7月20日に撮ったもの。何と大きな尋常葉が1枚どこ
  ぞの悪い虫にかじり取られているではないか。(#^ω^) 既に4つの補虫葉
  が展開してきた。未だ色付きは無い模様。次の赤ちゃん補虫葉も展開し始め
  ている
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1.2016年9月4日、少しずつだが嚢が出来てきたよ~(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
2.2016年10月13日、尋常葉は少ないままだが、やや大きめの嚢も展開
  してきている
3.2016年10月23日、一番大きな袋をアップしたところ。色合いは何か
  煤けた感じだね~
4.2016年11月15日、気温の低下と共に中々いい感じの色合いになって
  きたよ~\(^o^)/
5.こちらから四枚は2016年12月10日に撮ったもので、こちらは株全体
  の様子
6.こちらは一番大きな袋の身体検査を実施、3.5cm也。もう少し大きくな
  ってくれる筈…
7.こちらは左写真の嚢を左側面から撮ったもの
8.同こちらは右側面から撮ったもの
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1.こちらから五枚は2017年1月8日に撮ったもので、こちらは全体の株姿
  結構賑やかになってきたよ~(*^-^*)
2.補虫嚢をアップしたもので、右の嚢が最新のもの。結構この色のグラデーシ
  ョンはお気に入り
3.左写真の嚢を身体検査してみた。オォ~、これも3.5cm超え。4cm以
  上になるとのことなので、もう一寸頑張ろう、頑張って貰おう
4.株の中心部を撮ったがボケてる(o*。_。)oペコッ。めっちゃ見辛いが次の嚢
  になる小さな葉身が窺える
5.反対側から一寸アップしてみた。大小様々な嚢で賑やかだよ~\(^o^)/
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1.2017年1月31日、ボチボチ捕虫葉が展開してくれている。唯、尋常葉
  は全く見えない。ミズゴケ下で展開しているのだろうか
2.2017年2月21日、戸外で終日直射下で栽培している為か、発色は良い
  ようだ。夜間のみ廊下に取り込んでいるが、取り込みをしょっちゅう忘れて
  朝カッチンコッチンになっていることが多いが、特に問題ない様である
3.2017年3月17日、捕虫葉の数は変わらないが、色合いは中々良い塩梅
4.2017年5月18日、花穂が2本上がってきた。この後即カットしたよ~
5.こちらから四枚は2017年8月25日に撮ったもので、こちらは現在の株
  姿。この酷暑の中、連日戸外の直射下で栽培しているが、何とか踏ん張って
  くれている
6.正面は成長途中の捕虫葉、右は完成してある程度経過した捕虫葉
7.こちらは成長途中の捕虫葉で、完成までは未だ時間がかかりそうだ
8.こちらも成長途中の捕虫葉。酷暑下では殆ど色が抜けグリーン一色になって
  しまうことが多い
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1.2017年11月4日、酷暑続きで相当ダメージがあった様だが、気温の低
  下と共に生きいき(・・?としてきたよ~(^^♪、と言うよりもミズゴケの方
  が調子良いみたい(^^;
2.こちらから七枚は2018年2月5日に撮ったもので、こちらは現在の株姿
  尋常葉は1枚しか見えない。多分完全にミズゴケに埋まっているのだろう。
  色合いは大分良くなってきた様だ
3.右端の補虫葉は出来て少し時間が経った状態でとても発色が良くなっている
4.真中の補虫葉は成長途中のものだが、気温が低いのであまり大きくはならな
  いだろう
5.二つの補虫葉は何れも出来立てで未だ色合いは薄いが、これはこれで綺麗で
  ある
6.正面の補虫葉は随分とお古で、何やら嚢の中にクモの巣みたいなものが…
7.気温が低いのでめっちゃオチビさんだが、良い感じに色付いている
8.上部から見ると貝殻が覆いかぶさっている雰囲気(^_-)-☆
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1.こちらから二枚は2018年5月7日に撮ったもので、こちらはこの時点で
  で株姿。未だ赤味が結構あるが、これから徐々に薄くなっていく
2.株の中心部をアップしたところ。尋常葉のロゼット中心部より花穂が2本上
  がってきた。我が家では開花させると相当駄々をこねるのでこの後即カット
  した
3.2018年5月27日、やっと5cm程度まで成長してきたよ~\(^o^)/
4.こちらから四枚は2018年5月31日に撮ったもので、補虫葉をアップし
  たもの。この時期は色合いが無くなってくるが、この色合いも中々良い感じ
5.こちらは補虫葉が少しだけ成長して大きくなった様子
6.こちらは別の成長途中の補虫葉。何か変な形だね~)^o^(
7.こちらの補虫葉は何となく形になってきたって感じかな
8.2018年6月20日、完成して間もない補虫葉でとてもみずみずしい
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1.こちらから六枚は今朝2018年8月31日に撮ったもので、こちらは現在
  の株姿。流石に猛暑続きなので一寸へたっているかな~。ミズゴケだけは元
  気そうだが…
2.ん~、殆どグリーン一色って感じ。補虫葉の間から次の補虫葉が顔を覗かせ
  ている
3.左写真の補虫嚢を一寸アングルをずらして撮った様子
4.まあ、この色合いもありって感じで(^-^;
5.こちらも左写真の補虫嚢を一寸アングルをずらして撮った様子
6.ミズゴケに覆われてしまっており判り辛いが、補虫葉の赤ちゃんが2本上が
  ってきているよ~(*^^)v
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