本日は、D.capensis'alba'です。

カペンシスは南アフリカのケープ地方に自生する大型のモウセンゴケで、和名をアフリカナガバノモウセンゴケと云います。カペンシスにも幾つかのフォームがありますが、本日のalba(白色)は、その名の通り全体が白く腺毛も色素が殆ど無いようで、アントシアニンフリーなのでしょうか。
本種は夏の暑さに弱い様で、2013年の夏は地上部がアッと言う間に枯れてしまいました。もう駄目かと思いましたが、根は生きている可能性があるのではないかと思い、灌水を続けていましたら萌芽してきました。勢いの弱い芽でしたが、少しずつ成長していました。真夏は半日陰の涼しい所に置いて育てていましたが、地上部が枯死してしまったのは暑かったからかもしれません。
その後、何時の間にか消えてしまいました。もう完全に諦めていたのですが、2016年になって何とサラセニアの実生苗育種鉢から芽生えてきました。これって実生で増えるんでしたっけ(・・?。不思議なことにその育種鉢からオールレッドも生えてきたではありませんか\(◎o◎)/!lucky!。昨年はその個体も少し大きくなりましたが、植替えせずにほったらかしにしていました。今年は中々芽生えてきませんでしたのでお陀仏かと思っていましたが、暖かくなってきて漸く芽生えてきました(^^♪。
そこで本日早速独立させることにしました。取り敢えず本種のみ独立させ、オールレッドは次の機会に実施しようと思います。これで何とか大きくなって欲しいものですね。下段写真左から、

1.入手当日の2012年7月5日、素焼鉢にミズゴケで植え付けたところを撮
  ったもので、少し柔らかそうな雰囲気がする
2.2012年9月7日、猛暑の影響か随分へたってしまい、枯死寸前の状態に
  なってしまった
3.2012年12月9日、気温の低下と共に元気になって、大分葉身も展開し
  てきた様子
4.2013年4月4日、随分成長してきた。この画像では見えないが、1本だ
  けだが花序が上がってきた
5.2013年4月13日、いよいよ開花した。花茎は長いが小柄な純白の花を
  咲かせてくれた
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1.2013年9月25日、12年よりも猛暑だったせいか、地上部が枯れてし
  まいもうだめかと思ったが、灌水を継続していたところ、根部より不定芽が
  発生してきた様子
2.2013年10月15日、気温の低下とともに、徐々にではあるが大きくな
  りつつある
3.2013年11月4日に撮った草姿全体
4.2013年12月28日の様子
5.こちらは2014年1月12日に撮った草姿全体。2芽は順調に生育してお
  り、更にその株元から小さな不定芽が発生していた。順調に大きくなって欲
  しいもの。唯、この後何時の間にか消えてしまい、我が家では絶滅したと思
  っていたが…
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1.2016年7月28日、完全に絶滅したと思われていた本種だが、サラセニ
  ア・アラータ伊勢系の実生苗の鉢から萌芽してきたよ~\(◎o◎)/!。種
  子が紛れていたのだろうか
2.こちらから二枚は2017年7月1日に撮ったもので、アルバはボチボチ育
  っている様だが、驚いたことにオールレッドタイプも生えているよ~。嬉し
  い悲鳴(◎_◎;)
3.左写真を真上から撮ったもので、アルバは左上と上中央部辺りに出てきてい
  る。
4.こちらは今朝2018年4月29日に撮ったもので、現在の鉢姿。アラータ
  は殆ど逝ってしまったようだが、カベンシスは地下茎から少しずつ萌芽して
  きたよ~(^^♪
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1.こちらから四枚は今朝2018年4月29日に撮ったもので、こちらは大き
  めの個体を取り出したもの
2.左写真の個体を素焼鉢にミズゴケで植付した様子。何とか大きく育って欲し
  いものだね~
3.小さい個体を取り出したもの。こちらからも少しずつ萌芽してきている
4.左の個体は小さいのでビニールポットに植付けした
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