本日は、N.rafflesiana Jack 'Red'です。

①自生地  :マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、シンガポールなど
②入手時期 :2011年10月
③入手元  :リベラルファーム(ぷりんさん)殿
④成長度合 :遅い
⑤栽培難度 :普通(・・?
⑥挿し木  :我が家での実績なし
⑦嚢の大きさ:我が家でMax8cm前後
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績無し

N.rafflesianaはマレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、シンガポールなど東南アジアの広範囲に自生する種で、バラエティー豊かです。本日掲載するRedもそのバラエティーの一つですが、他にもジャイアントレッドと云う品種があります。同一品種なのでしょうか。BE、EP等出所が変われば品種名も変わったりで、ややこしいですね。
入手して約1年半程は当時からの透明ポットのままでしたが、少しずつ大きくなってきましたので、2013年の3月に植替えました。ところが思ったほど根は張っておらず、しかも鉢内部壁に少ない根がへばりついていて、優しく扱ったにも関わらず相当数折れてしまいました。それ以降枯死はしないものの、ずっと愚図りっ放しで今日に至っています。
本種はこんな感じの成長なのでしょうか。それとも唯単に栽培技術の拙さによるものでしょうか。生長はとても遅い様ですし、低温期には愚図るようです。何とか元気に成長して、いずれ徒長して欲しいものですね。下段写真左から、

1.入手した当日の2011年10月27日に撮った株姿全体。未だ嚢は付いて
  いないが、小さな蕾が膨らみ始めている
2.2012年9月15日、株の大きさはあまり変わらないが、補虫嚢が少しず
  つ付いてきた
3.2013年3月15日、入手した時点から既に1年半程経過したので、大き
  めの鉢に植替えた所。思った以上に根の数が少なく、その根がポットの内壁
  にへばりついて外れずに大分根が切れてしまった
4.2013年8月24日に撮った株の様子。植替え後の根痛みにより、ずっと
  愚図りっ放し。最近になってやっと少しましな新葉を展開してきた雰囲気だ
  が・・・・
5.2015年1月7日に撮った草姿。植替え後ずっと愚図りっ放しで全然着袋
  しなかったが、最近少しだけ元気な葉身が展開し着袋した。次の嚢も少し膨
  らみかけている様なので、これ以降ぐんぐんと成長して欲しいもの
6.2015年10月4日に撮ったもので、相変わらず貧相な状態だが、多少元
  気そうな葉が展開してきた
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1.2011年11月19日、入手した時点で膨らみ始めていた蕾が開いたもの
2.2012年2月20日、側面から撮ったもの。色合いは未だ薄いが、何れ名
  に恥じぬ色合いになってくれるだろうか
3.2012年6月27日、未だ5cm程度の小さな嚢
4.2012年8月22日、あまり変わり映えはしない感じ
5.2012年9月15日、やや赤みが増した?って感じ位の嚢。これ以降写真
  を撮っていなかった。唯、3月に植替え以降愚図りっ放しで一つも着袋して
  いない。もう少ししたら着袋が始まるのではと僅かながらの期待感を持とう
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1.2013年10月13日、植え替えて7ヶ月程度経過するが、全く元気にな
  らずショボイ嚢がチョロっと付いた。左奥のダイエリアーナと比べれば一目
  瞭然
2.2013年11月26日に撮ったもの
3.2014年12月21日、長いこと嚢が出来なかったが、漸く嚢が出来つつ
  ある
4.2015年1月7日に撮ったもので、左の未開の嚢が開いた状態。次も蔓の
  尖端が膨らみ始めた様なので着袋してくれるものと思うが、早く元気になっ
  てちょ~よ!
5.2015年4月15日、調子は全然良くないが、チマチマと着袋してくれる
6.2015年7月25日、出来たての嚢なので、リップのストライプがやや目
  立つ感じ
7.こちらから二枚は2015年10月4日に撮ったもので、こちらは最新の補
  虫嚢を側面上部寄りから撮ったもの
8.こちらは左写真と同一の嚢で、正面寄りから撮ったもの。翼はやや発達しフ
  リフリっとした感じが良いが、色合いはレッドと呼ぶに苦しいぞ~
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1.2015年11月12日、出は手大分立った嚢で随分ショボクレてきた
2.2015年12月15日、こちらは出来て間もない嚢だが、リップが汚いね
3.2016年3月8日、開いたばかりの嚢だが、低温期にできる嚢は大分ショ
  ボイ
4.2016年10月8日、久しぶりに着袋してきた様で、何となく良い感じに
  生長してくれそうな雰囲気
5.2016年10月15日、やっと蓋が開いたところ
6.こちらから二枚は2016年10月18日に撮ったもので、こちらは最新の
  補虫嚢がやっと完成した様子。一寸口部が歪だが・・・・
7.こちらが現在の株姿。入手して丁度5年を迎えるが、殆どと言って良い程大
  きくなっていない。何故(・・?、腕が悪いのは判るが、あまりにも生長が遅
  いんちゃうの(・・?
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1.2017年1月25日、真冬でも袋はやや小さいながら何とか着袋してくれ
  ている様だ
2.2017年4月19日、成長途中の補虫嚢の赤ちゃん
3.2017年4月27日、左写真のその後で、少しずつ色合い、翼が本種に近
  づいてきた
4.2017年5月3日、左写真の嚢のその後で、やっと完成した
5.こちらから二枚は2017年5月25日に撮ったもので、こちらは左写真の
  補虫嚢のその後。どうも本種は襟の部分が奇形になる事が多い様だが、個体
  の問題なのか、我が家の環境か(・・?
6.こちらは次に成長している途中の補虫嚢の赤ちゃん。結構距が長い
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1.2017年6月3日、生長し始めた補虫嚢の赤ちゃん
2.2017年6月9日、左写真のその後の様子。少しぶっくらとしてきた感じ
3.2017年6月20日、補虫嚢は完成したが、リップが一寸dirtyだね
4.2017年6月22日、左写真の補虫嚢を反対のアングルから撮った様子
5.こちらは今朝2018年2月17日に撮ったもので、未だロアー辺りだろう
  か。本種はとても成長が遅く、気温の低いこの時期は特に愚図り気味になる
  様だ
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