本年は色々とお世話になりました。沢山の方々に起こしいただき、何とかブログを継続することができました。誠にありがとうございました。来年もできればブログを継続していきたいものです。皆様方におかれましては、迎える年が良い一年であり、幸多き年となりますように祈念いたします。

本日は、[N.thorelii×(truncata×campanulata)]×viking var boatform sib(Red系)の交配-その3について紹介します。

①交配親  :N.thorelii×(truncata×campanulata)][♀]×
       viking var boatform ×sib(Red系)[♂]
②交配番号 :NO.06-1、        NO.06-2
③交配日  :2012年9月18日  2013年9月21日
④採取日  :2012年10月29日 2013年12月17日
⑤播種日  :2013年1月1日   2013年12月18日
⑥発芽確認日:2013年3月5日   2014年3月28日

いきなりですが、今年最後のブログなのですが、ショボい交配種の内容でなんとも締まりのない事です。(o*。_。)oペコッ
本種の種子親は2011年6月に山田食虫植物農園さんより入手したもので、中々良い色合いで気にいっている品種です。草姿はやや小さいながら2013年以降毎年開花しています。
一方花粉親は、 リベラルファーム殿より2011年6月に分譲していただいた、boatform同士のsib-crossです。同時開花しましたので2012年9月に交配しましたが、稔性はとても悪く種子の殆どがしいなで、充実していると思われるものは10粒にも満たない状態でした。
一応播種してみたところ2ケ月程度で発芽しましたが、案の定予想通り?3芽のみの発芽でした。連結ポットに上げたのは良かったのですが、多分根を切ってしまったのか、2株ロストしてしまい、1株だけになってしまいました。その後ビニールポットへ植替えていますが、中々大きくなってはくれない状態で、何の前触れもなく201
4年の晩夏突然逝ってしまいました。( ノД`)シクシク… 
その後、再度同時開花し交配の機会を得ましたので、2013年9月に交配しましたが、結果は前回と殆ど変わりませんでした。唯一7芽程度発芽しましたが、まともに双葉が展開しているのは1芽だけ、残りの芽は双葉が1枚のみの奇形?状態でした。最終的には2株何とかビニールポットへ植替えできましたが、その後の生長芳しから
ずやで現在に至っています。
本種は相性の問題なのかどうかわかりませんが、中々上手い具合にいってくれないようです。果たして無事に成長してくれるか判りませんが、今回は何とかという気持ちで経過観察している状況です。気温の上昇と共に今夏は少しずつ持ち直して着袋も始まりほんの一寸だけ良い感じになってきたのですが、気温の低下と共に調子を崩して
きつつあるようです。何とか育って~お願い!。下段写真左から、

1.種子親のN.thorelii×(truncata×campanulata)で、この色合が結構気に入
  っている
2.一方こちらは花粉親のN.viking var boatform ×sib(Red系)、色合いと良い
  着袋率といい申し分のない個体。ぷりんさんのオリジナル交配種で、boatfo
  rm同士のsib-cross
3.蒴果と種子。雌花の数が少なく且つ、殆どがしいなでまともな種子は10粒
  にも満たなかった
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1.発芽確認後3ヶ月少々経過した2013年4月18日に撮ったもの。3芽の
  みしか発芽しなかった
2.2013年6月17日、連結ポットへ植替えしたが、1芽は多分お迎えが来
  そうな感じ
3.2013年9月4日、結局連結ポットに植替えて残った苗は1株だけになっ
  てしまた。その株をビニールポットへ植え替えた様子
4.2013年12月4日、何とか枯死せずに頑張ってくれているが、中々大き
  くなってはくれない
5.2014年1月15日、お陽さんにガンガン当てているので、一寸全体が赤
  くなってしまったが、何とか生きてくれている状態。気温が低いので殆ど成
  長の後は見られない
6.2014年6月1日に撮った株姿全体。気温が徐々に上昇してきているので
  少しずつだが成長している様に思う。未だ1cmにも満たない補虫嚢だが、色
  合は種子親似、リップは花粉親似の様な雰囲気に見える?
7.2014年8月2日、雰囲気的には何とか順調そうであったが、この後暫く
  して突然お迎えがきてしまった。チ~ン!
イメージ 2

1.2013年9月に同一交配を再トライした。2014年6月17日に撮った
  播種鉢内の様子。今回も結実は悪く7芽程度しか発芽しなかった
2.同6月17日、本葉が展開してきていたのでセルトレイへ上げたところ。左
  一列の5個体が本種
3.2014年9月16日、まともそうなのは最下段の個体のみで、その上の個
  体は何とかって感じだろうか。この後上の3個体は逝ってしまった
4.2015年4月2日、取り敢えず1個体のみビニールポットへ鉢上げしたと
  ころ
5.こちらは2015年6月7日に撮ったもので、少し大きめの葉が展開し始め
  た。何とか生き残って欲しいものだ。他の1個体は未だポットに上げれる状
  態ではない
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1.2016年1月8日、最初にビニールポット上げした個体NO-1。本種は特に
  低温に弱い様で、最悪の状態になりつつある
2.こちらから二枚は今朝2016年6月3日に撮ったもので、こちらはNO-1個
  体のその後の様子。気温の上昇と共に何とか持ち堪えてくれた様で、少しず
  つ元気を取り戻し着袋も順調になってきた感じ
3.補虫嚢をアップ。少しずつ色付き始めている
4.2015年9月16日、後からビニールポット上げしたNO-2個体の様子
5.2016年1月8日、後からビニールポット上げしたNO-2個体のその後。NO
  -1個体より多少はましな感じだが、調子は良くない
6.こちらから二枚は今朝2016年6月3日に撮ったもので、こちらはNO-2個
  体のその後の様子。何時の間にか腋芽が発生して二芽になってるぞ~(*_*;
7.補虫嚢をアップ。こちらも少しずつ色付き始めている様で、両親譲りになっ
  て欲しいものだ
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1.こちらから七枚は今朝2016年12月31日に撮ったもので、こちらは最
  初に植替えしたNO-1個体の様子。夏場はややいい感じになってきたが、気温
  の低下と共に調子も低下してきている様だ
2.NO-1個体にできた二つ前の補虫袋。この時期はまだ多少大きめの嚢だった
3.同、一つ前に出来た補虫袋。一寸小さくなってきたぞ~
4.同、最新の補虫袋。色合いが薄いが時間の経過と共に多少は濃くなるだろう
  ただ、気温の低下で嚢は小さく萎んでいくばかり
5.こちらはNO-2個体の様子。一応着袋はしているものの、NO-1個体よりも更に
  調子を落としている。今シーズン何とか生き延びてくれるか一寸心配
6.NO-2個体にできた一つ前に出来た補虫袋。色合いはまあまあだが、愚図り気
  味なので一寸ショボい
7.同、最新の補虫袋。嚢の大きさが半分程度になってしまったわい。;つД`)
  それにしても写ってる手がシワシワ、( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
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