本日は、N.rafflesiana 'Koshikawa'です。

①自生地  :N.rafflesianaはマレー半島、北ボルネオ島、スマトラ島、シンガポール
       など、1835年記載種
②入手時期 :2011年11月
③入手元  :リベラルファーム(ぷりんさん)殿
④成長度合 :遅い
⑤栽培難度 :簡単(・・?
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax8cm前後
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績無し

本種は今は亡き越川さんが実生苗から選別した優良品種で、やや丸型の非常に美しい嚢を付けます。挿し木苗で未だ小さいので成長はやや遅めですが、何れ徒長を開始するとスピードを増してくれるものと思います。とずっと思っているのですが全然徒長しません。( ;∀;)
本種は高温時期が一番調子が良い様で、直射ガンガンでも至って平気です。夏期は水分の吸収量も最大になり、根鉢が特に乾燥し易いので、水切れには要注意です。我が家では早朝たっぷりとやっても夜にはしおれ加減になります。地上部と鉢のバランスが悪くなってきているのでしょうか。2013年5月に植替えしましたが、既に素焼き鉢の縁に根がびっしりと回っています。今は苔むして判りませんが(*'▽')。中々徒長してくれませんので、もうボチボチ植替えしないといけないでしょう。
未だ株は大きくありませんが、既に小さいながら腋芽も発生し成長していました。が、昨年突然力尽きて逝ってしまいました。が、今年再度腋芽が発生しほんの少し大きくなり、蔓の先端が膨らみ始めました。
N.rafflesianaは萌芽し易いと聞いたことがあります。確かに良く腋芽を出してくれる品種もありますが、種類によって随分違う様です。本種は発生し易い品種なのでしょうかね。気温の低下と共に徐々にショボくなってきています。又来春以降の生長に期待すると共に、早春には植替えしようと思います。下段写真左から、

1.我が家に到着した当時、2011年11月9日の草姿全体。挿し穂から萌芽
  し未だあまり時間が経っていないので、やや小さめ。補虫嚢も付いていない
  が、どんな嚢を付けてくれるか楽しみ
2.入手して丁度2ケ月経過した2012年1月9日に撮った草姿全体。何と葉
  の成長が2ケ月に1枚。めっちゃ遅い
3.2012年11月8日、丁度1年経過し、ボチボチ着袋してくれるようにな
  った。成長は相変わらず緩慢だが、少しずつ大きくなってくれている感じ
4.こちらは2013年5月28日に撮ったもの。結構でかい葉が展開してきた
  ので、急に大きくなるかもしれない
イメージ 1

1.2012年4月6日、入手して約5ケ月経過しやっと着袋してくれた、我が
  家で最初の補虫嚢。未だ本種の特長は殆ど無い
2.2012年9月29日、蓋が開いたばかりの補虫嚢で、未だ襟が反り上がっ
  ていない
3.2012年10月3日、蓋が開いて4日経過した2の嚢で、本種の特長が徐
  々に出てきた。中々良い塩梅の形と色合いだと思う。多少蔓にフリルが入っ
  ている様に見えるが、成長したらどうなるのか楽しみ
4.2013年1月5日、未開の嚢でコロコロっとした感じ
5.こちらは2013年5月11日、植替えの為ビニールポットから抜いた状態
  思った以上に根回りが良い。早速素焼鉢にミズゴケで植付け実施
6.これは2013年5月28日に撮ったもので、小さい株にも関わらず、何時
  の間にか腋芽が発生している。無事成長して欲しいもの
イメージ 2

1.2013年6月26日、腋芽の最初にできた超ロアー
2.2013年7月10日、こちらは腋芽の二番目にできたロアー。少しそれら
  しい嚢になってきた
3.2013年7月22日、こちらは親株にできた嚢で、今まさに蓋が開こうと
  しているところ
4.2013年8月30日、このコロコロっとしたフォルムと色合いが何んとも
  良い感じ
5.2013年9月12日、腋芽の四番目にできたロアー。大分それらしい感じ
  になってきたが、ロアーの頃は赤みがやや強め
6.こちらから三枚は2014年8月27日に撮ったもの。左の嚢は親株にでき
  たもので蓋が開いて間もない頃、右は腋芽にできた嚢で、ツーショット
7.株全体の様子。大分大きくなってきたものの成長は遅い。徒長の始まる気配
  はない
8.2013年の5月に植替えたばかりだが、既に鉢内部の縁にびっしり根が廻
  っている。もうそろそろ植替え時期かもしれない
イメージ 3

1.こちらから三枚は2014年8月27日に撮ったもの。こちらは出来て既に
  2ヶ月以上経過した嚢
2.こちらは出来たての補虫嚢
3.こちらは出来て1ヶ月程度経過したものだが、リップ手前がフラットな状態
4.2015年1月4日に撮ったもので、この時期に着袋してくれる嚢はやはり
  一寸小さめ
5.2016年2月29日、流石にこの厳寒期では出来てもめっちゃショボイね
6.2016年5月19日に撮ったもので、ややスレンダーな感じになってきた
7.こちらから二枚は2016年9月12日に撮ったもので、こちらは株姿。多
  分腕のせいだとは思うが、中々大きくならない(;´д`)トホホ
8.地際から発生した腋芽の残骸が左下に見えるが、昨年敢え無く潰えた。その
  後やっと茎の途中から腋芽が発生してきた様子
イメージ 4

1.2016年9月12日、やはり夏場はボチボチ着袋してくれる
2.2016年9月14日、補虫嚢をアップしたもの。中々のフォルム
3.2016年11月12日、今まさに開かんとする補虫嚢
4.こちらから五枚は今朝2016年11月25日に撮ったもので、こちらは最
  新の補虫嚢で、左写真の嚢のその後
5.こちらは一つ前にできた補虫嚢で、色合いがややグロテスクになってきてい
  る( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
6.こちらは次に生長中の蕾
7.本日現在の株姿。ん~ん、中々大きくならない。おまけに気温の低下と共に
  嚢も大分枯れてよれよれ状態に見えるよ~(´;ω;`)ウッ…
8.腋芽の様子。生長は極めて遅いが、少しずつ成長してくれており、初めての
  嚢が生長してきている様子が分かる
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