本日は、N.Louisaです。

①人工交配 :(N.ramispina×ventricosa)×hirsuta
②入手時期 :2015年9月
③入手元  :Hero's Pitcher Plants殿
④成長度合 :早い
⑤栽培難度 :簡単、低温高温に強い
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax25cm程度
⑧雌雄   :♂、10~11月頃

本種は植物体自体、種子親には殆ど似ていないようで、花粉親のN.hirsutaの影響がとても強い品種の様です。色合い、リップ及び、嚢表面の産毛等N.N.hirsutaにそっくりで、N.hirsutaのお化けって感じでしょうか。唯、図体は結構大きくなる様で、そろそろ温室内の確保が喫緊の急ってことになってきました。(≧∇≦)ノ彡 が、夏場の高温と強光線の影響で葉焼けして、主茎は朽ちてしまいました。( ノД`)シクシク…
さて、この種は何処の国で交配された品種なのでしょうか。その昔学生時代に習ったベネルクス三国の一国であるNederlanden(Netherlands:オランダ)でしたっけ(・・?
何れの親もやや高地に自生している品種ですが、N.ventricosaの血が入った三元交配ですので、高温、低温に強い品種で栽培し易い様です。唯、花粉親の遺伝が強そうで、結構強光線には弱い様で、すぐに葉焼けしてしまいます。
現在の補虫嚢は概ね25cm程度ですが、果たしてこれ以上大きくすることができるのでしょうか。まあ、腕の見せ所なのですが、と言っても大した腕は持っていませんで、何時もの様に適当?に栽培していきましょう(⌒_⌒)
昨年は主茎が既に1.5m程度伸長し、11月には雄花が咲きました。腋芽もボチボチ生長してきていましたので、今春以降の生長に期待していました。主茎は挿し木に挑戦しようと思いましたが、先述の理由で目論見は敢え無く潰えてしまいました。
低温下でもしっかりと着袋してくれますが、流石に大きさはイマイチでして、暖かくなる春以降デカくなってくれます。下段写真左から、

1.2015年9月10日に撮ったもので、左の嚢は出来て1ヶ月程度、右は蓋
  が開いて間もないもの
2.こちらから三枚は2015年9月25日に撮ったもので、こちらは左写真の
  その後。薄っすらとストライプが入る程度で殆ど目立たない。左の嚢が丁度
  24cm、右はやや小さな感じ。N.hirsutaに似て嚢自体草質でとてもフニ
  ャフニャ( ̄ー ̄)
3.こちらは株姿全体を撮ったもの、脇芽がボチボチ生長してきているが、気温
  が低下してきているため大きな嚢は望めない。来春以降の生長に期待しよう
4.現在の葉の大きさはこんな感じ。葉は照かっている様に見えるが、触ると少
  しザラっとした感じがするのはN.hirsuta似
イメージ 1

1.2015年9月29日、大きくなりつつある未完の嚢。艶々してるね
2.2015年11月5日、ロアーからミドル辺りに向かう嚢だが、下部が結構
  ポッチャリとしている。何れ襟になる部分が裏蓋に張り付いている様子が透
  けて見える
3.2015年11月10日、1m程度伸長した主茎に雄花が咲いた。それにし
  てもガク片から溢れ出る蜜の量が凄い
4.2015年12月20日、嚢の内壁には紫色っぽい斑模様が沢山入る
5.2016年1月1日、リップには僅かにストライプが入ることがある
イメージ 2

1.2016年1月18日、いよいよ主茎にアッパーが着き始めた。ややポッチ
  ャリ型のアッパー
2.2016年2月6日、こちらは大分スレンダーな感じのアッパー
3.こちらから四枚は2016年3月11日に撮ったもので、こちらは腋芽の様
  子。大分大きくなってきたぞ~。真ん中にピョーンと伸びているのが主茎で
  既に1.5m程度になり天井に届きそう
4.こちらは出来て2ヶ月程度経過した嚢で、一寸ショボイ(o^―^o)
5.こちらは出来て間もない嚢でみずみずしい
6.只今生長途中の嚢
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1.2016年4月3日、気温も上昇してきて良い感じで着袋し始めた
2.2016年5月28日、奥側は大分前にできたもので、手前は現在生長途中
  の補虫嚢
3.2016年6月7日、出来たての補虫嚢で、未だ襟が完成していない状態
4.こちらから五枚は今朝2016年10月14日に撮ったもので、こちらは最
  初の腋芽に着いた補虫嚢。右が一つ前にできたもので、左が最新のもの
5.左が二番目の腋芽に出たロアー、右が三番目の腋芽に出来たロアー
6.こちらは二番目の腋芽に出きつつあるロアー
7.こちらは三番目の腋芽に出きつつあるロアー
8.こちらは現在の株姿。随分貧相になったものだ。この7月位まではすこぶる
  調子が良かったのだが、夏場も継続して無遮光で栽培したのが仇となったの
  か、主茎は2m以上伸びていたが一気に葉焼けして枯れてしまい、腋芽も頂
  芽が溶けてしまった。やはりN.hirsutaの遺伝がめっちゃ強そう。来シーズ
  ンからは、梅雨明け後からある程度遮光して育てよう。うん、教訓(*^-^*)
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