本日は、N.alata Blanco.(ひょうたん)です。

1.自生地  :フィリピン(ミンダナオ島、ルソン島、他島々)、マレー半島、
        スマトラ・モルッカ島等、1837年記載種
2.入手時期 :1990年6月
3.入手元  :フラワーハウス鶴見
4.成長度合 :とても早い
5.栽培難度 :簡単、低温、高温、乾燥に強い
6.挿し木  :何れの方法でもほぼ100%
7.嚢の大きさ:我が家ではMax15cm程
8..雌雄   :♂、6月頃

本種は言わずと知れたひょうたんですね。30~40年前には園芸店でネペンが販売されていること自体非常に少なく、稀に売られている時は殆ど本種でした。しかもヒブリダの誤名で流通していました。現在は原種と同定されていますが、以前は交配種として扱われていたのですね。本種はミンダナオ系でしょうか。成長はとても早く、鈴なりに着袋してくれるので、とても見応えがあり初心者向けのネペンだと思います。
私も35年程前に栽培した最初のネペンは本種でした。引っ越しした当時は未だ場所に余裕がありましたので、結構伸ばし放題の大株仕立てにしていましたが、その後温室が徐々に小さくなり収納できなくなってきましたので、一昨年の秋に殆どバッサリとカットしてしまいました。暫く禿状態だったこともあり、2年以上写真を撮っていなかった様です。(#^^#) カットし過ぎで昨年はあまり生長しませんでしたが、今年になって漸く少しずつですが再生してきましたので、今朝写真に収めました。!(^^)! 下段写真左から、

1.2011年9月21日、転居して3ヶ月程度経過し、ボチボチ着袋してきた
2.2012年2月26日に撮ったロアーからミドルってとこか、出来たては艶
  々してて良い感じ
3.2012年3月13日、手前の嚢は出来て1ケ月程経過したもので、赤身が
  強い
4.こちらから二枚は2012年4月29日に撮ったもので、こちらは蓋が開き
  かけたばかりの嚢
5.こちらは左写真の嚢を正面から撮ったもの
イメージ 1

1.2012年3月23日、徐々に暖かくなってきたので、ボチボチ嚢も付き始
  めた。この二鉢は親株の挿し木苗で、何れ親株と交代予定
2.2012年5月13日に撮ったもの。一番手前の袋は間もなく蓋が開く状態
  かな
3.こちらは2012年5月23日に撮ったもので、入手して23年目の親株。
  殆ど老化してきている様で、株の更新時期が近づいてきた様に思う
4.2012年6月24日、親株より挿し木した子株。これ位色付いてくれると
  結構見応えがあって良い
イメージ 2

1.こちらから二枚は2012年9月7日に撮ったもので、一番手前の嚢と左の
  嚢は下部がぽっちゃりと膨らんでいて、ちょっとだけ(・・?ボスチアナを彷
  彿させる感じ
2.こちらはもう一鉢の挿し木苗の様子。まあ、ボチボチってところかな
3.2013年12月24日、随分写真を撮っていなかったみたい(^^)
4.2014年7月9日、またまた久しぶり(⌒∇⌒)
5.こちらから四枚は今朝2016年7月21日に撮ったもので、またまたまた
  めっちゃ久しぶりの写真(o^―^o) 一昨年の秋にほぼ丸坊主に近い位カット
  していたが、カットし過ぎで昨年は調子が良くなかった。今年になって少し
  ずつ再生してきている
6.こちらは2本だけ長い茎を残していたもので、木質化した茎の途中から発生
  した腋芽。アンプの様な空中コロニーには程遠いが、結構途中から腋芽が出
  てくる
7.こちらは一昨年の秋に挿した挿し木苗に出来た補虫嚢
8.こちらも挿し木苗に出来た最新の補虫嚢
イメージ 3
  
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