本日は、Cephalotus follicularisw German giant系です。

Cephalotusは1科1属1種の食虫植物で、オーストラリア西南部にのみ自生しています。自生地は、海岸線沿いの切り立った崖で、海水の水分が十分当たる湿度の高い場所です。栽培に当たっては湿度を十分保つ必要がありますので、我が家では入手後ずっと温室内に設置しているワーディアンケース内で育てていましたが、光線量がやや少ないのか発色が良くないようでしたので、ガラスケースから出して、もう少し陽のあたる場所で管理していました。それでも調子はイマイチで、補虫葉も小さくなり、更には尋常葉の数も1枚になってしまいました。戴いて2年1ヶ月程経過した昨年の5月初旬にお迎えが来てしまいました。
折しも、ブログでお世話になっているめそさんやタメさんから苗を分けていただきました。そして、今年の4月にぷりんさんからGerman giant系と称する個体をお譲りいただきました。本日はそのGerman giant系です。
未だめっちゃ小さな個体ですが、何とか大きく育て上げたいものです。入手後素焼き鉢にミズゴケで植付け、湿度保持のためガラスケースに入れて養生していましたが、二週間程度経過した時点で、補虫葉を2つ残して尋常葉と補虫葉は全て枯れてしまいました。これでお陀仏と思っていましたが、何とか再生してくれた様で、今は活着して徐々に補虫葉が出てきました。唯、尋常葉は未だ1枚も発生していません。暫くすれば発生してくれるでしょうか。(^▽^)/
現在もガラスケース内で50%程度の遮光下で栽培しています。もう少し大きくなったら徐々に直射に慣らして、最終的には他のCephalotusと同様戸外で栽培できるようになればと思っています。
本種の花は、タメさんに戴いたジャイアント系で開花が始まっており、初めて拝みました。日本に自生するユキノシタの花に似ているので、フクロユキノシタの和名が付けられた様ですが・・・・。うぅ~ん、似ている様な似ていないような(⌒∇⌒) 下段写真左から、

1.戴いた当日の2016年4月11日に撮ったもの。ちっちゃい(#^.^#)直径
  は1.5cm程度だが、果たして私の腕で育て上げることができるだろうか
2.こちらは戴いた翌日の2016年4月12日に撮ったもので、素焼き鉢にミ
  ズゴケで植付けた様子
3.2016年4月27日、何と\(◎o◎)/!尋常葉と補虫葉が大部枯れてし
  まった。唯単に植痛みであれば良いのだが・・・・。一寸だけ生ミズゴケを置い
  ておこう(o^―^o)
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1.2016年6月6日、何とか活着してくれた様で、補虫葉がボチボチ展開し
  てきた。それにしてもミズゴケの生長は早いな。逆だと良いのに!(^^)!
2.こちらは2016年6月15日に撮った株姿
3.こちらは今朝2016年7月1日に撮ったもの。少しずつ補虫葉は増えてく
  れている。唯、尋常葉は一枚も発生していない。ミズゴケが補虫葉を侵食し
  始めている。ボチボチミズゴケをカットしなければ(ΦωΦ)フフフ…
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