本日は、N.Red Leopardです。

①人工交配 :N.ventricosa×maxima
②入手時期 :2011年11月
③入手元  :リベラルファーム(ぷりんさん)殿
④成長度合 :普通
⑤栽培難度 :簡単
⑥挿し木  :水挿しで100%
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax10cm程度
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績は無し

本種はその模様から『赤い豹』と名付けられたのでしょうか。非常に的を得た種名の様に思います。成体の補虫嚢は、襟の部分が種子親のN.ventricosaに良く似て角張った感じになり、その模様はN.maxima譲りでしょうか。両親の特長が非常に良く表れている種だと思います。
成体の補虫嚢はくびれのない寸胴な感じで、N.burkeiやN.Sanyo Redに良く似ている様に思います。入手して既に4年7ヶ月程経過しました。主茎及び最初の腋芽は既に力尽きて、現在は2、3番目及び4番目の脇芽がボチボチ生長しています。中々開花する雰囲気は無いようでしたので、昨年5月に2番目の腋芽を少しカットし挿し木にしました。茶色瓶に水挿ししていましたが、何れも問題なく発根しました。その内の1個体は里子に、2個体は我家で育てていますが、今秋には里子に出て貰おうと思っています。下段写真左から、

1.入手当日の2011年11月9日に撮った草姿。殆ど色合いの無い小さな嚢が
  既に2つ付いていた
2.入手して約1年経過した2012年11月19日に撮ったもので、出来が悪く
  あまり良い状態ではない。頂芽が潰れてしまい、頂芽の下から腋芽が発生して
  きた。又地際から元気な腋芽が成長している
3.2013年5月30日、生長がイマイチの様なので、入手して初めての植替え
  をすることにした。ビニールポットから根鉢を外した様子。まあまあの発根状
  況かな
4.2013年10月20日、植替え後から一寸調子が上がってきた様で、少しず
  つではあるが大きくなってきているかなって感じ
5.2014年7月10日に撮った株姿。今の時期はとても良く着袋するが、草姿
  の見栄えが悪い。光線が少し強すぎるのは分かっているが、あえてこれで育て
  ている。梅雨が明けたら少し遮光してやった方が良いかな
6.2015年5月16日に撮ったもので、3~4番目の腋芽の様子。2番目の腋
  芽は80cm程度に伸長するも、一向に開花の雰囲気がない
7.2015年7月28日に撮った草姿
8.2015年12月9日に撮った株姿。一寸見辛いが腋芽は2芽とも順調に生長
  中の模様
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1.2012年1月29日、我が家に来て始めて付いた嚢。色、柄が少しずつ載っ
  てきた感じ
2.2012年3月18日、更に色、柄がくっきりとしてきた。本種の特徴が少し
  ずつ出始めた感じ
3.2013年6月23日、やっと本種本来の嚢になったかな。この色合い、斑模
  様、リップが何んとも良い
4.2014年7月10日に撮った最新の補虫嚢。襟の色合い、角張が中々のもの
イメージ 2

1.2015年5月6日、腋芽に出来た嚢で、間もなく完成しそう
2.こちらから3枚は2015年5月15日に撮ったもので、これは腋芽の最初の
  頃の嚢で、襟の部分は殆ど角張がない
3.こちらは一番左の写真のその後で、蓋が開き完成したもの。少し角張が出てき
  た感じ
4.次の生長途中の嚢
5.こちらから二枚は2015年7月28日に撮ったもの。徐々に鈴なりになりつ
  つある(・・?
6.これは別の角度から撮ったもの
7.2015年11月7日、中々良い色合い(〃艸〃)ムフッ
8.2015年12月9日に撮ったもので、手前の大きいものは最新の補虫嚢、本
  種は気温の低い時期でもしっかりと着袋してくれる
イメージ 3

1.こちらは2015年5月16日に撮ったもの。一向に開花しないので、この日
  少々カットし3本程(頂芽枝×1、節間枝×2)挿し木にした。発根を期待し
  たいところ。後ろの左側の瓶にはフッケリアーナ・グリーン嚢丸型、右瓶はフ
  ッケリアーナ・ピッタータ山本を各々挿しているもの
2.こちらから二枚は2015年8月17日に撮ったもので、こちらはボチボチ発
  根してきた様子。ビニールポットに上げる事とした
3.ビニールポットにミズゴケで植付けた様子。この後、節間枝の苗1個体は里子
  に出てもらった
4.こちらから五枚は2015年12月9日に撮ったもので、こちらは頂芽枝を挿
  し木にしたその後。既にアッパーが付いている
5.そのアッパーをアップしたもので、こちらはひとつ前に出来たもの
6.こちらは最新のアッパーだが、僅かながらリップに色が載っている
7.節間枝を挿し木にしたその後。やっと腋芽が生長を始めてきた
8.その生長を始めてきた腋芽の最初に出来つつある補虫袋。こちらは完全なアッ
  パーではなく、やや柄と色合いが載っている雰囲気でミドル後半辺りってとこ
  ろだろうか
イメージ 4

1.こちらから二枚は今朝2016年6月14日に撮ったもので、こちらは開花を
  期待して頂芽枝を残したもので、NO-1個体として管理。既に地際から腋芽が発
  生してきた。この週末辺りにでも植替えを予定しよう
2.NO-1個体の最新の補虫嚢で、既にミドルからアッパー寄り
3.2016年5月14日に撮ったもので、節間枝の生長が遅かった個体を残した
  NO-3個体として管理。徐々に大きくなり着袋も始まっている
4.2016年5月19日、NO-3個体に出来た補虫嚢
5.こちらから二枚は今朝2016年6月14日に撮ったもので、NO-3個体のその
  後の様子。5月末より戸外栽培に移したので、やや葉面が赤味がかってきた
6.こちらはNO-3個体の最新の生長途中の補虫嚢
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1.2016年4月28日、完成して間もない補虫嚢を手に取ってみた。概ねこれ
  位の大きさ。新しい嚢は艶があって良いね~(o^―^o)
2.2016年5月6日、左は開き始めたばかりの嚢。右の嚢は完成までにもう少
  しかかりそう
3.2016年5月7日に撮った親株の株姿
4.こちらから五枚は今朝2016年6月14日に撮ったもので、こちらは親株の
  株姿。気温の上昇と共に生長がやや加速してきた
5.オォ~\(◎o◎)/! 次の潜芽が動き始めたぞ~
6.親株の着袋の様子。ボチボチ着いてきたね(⌒∇⌒)
7.補虫嚢をアップ。中々良い感じ。うぅ~ん、やはりリップの角張が中々のもの
8.次の最新の嚢になるオチビちゃんが只今生長中
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