本日は、N.truncata red×lowiiです。

①人工交配 :N.truncata red×lowii
②入手時期 :2013年9月
③入手元  :ぷりんさん
④成長度合 :遅い
⑤栽培難度 :普通
⑥挿し木  :我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax15cm程
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績無し

截形の軍配型をした特長のある堅めの葉身に、巨大な嚢を付けるフォームの種子親、一方花粉親は、アッパーが独特な尿瓶形になるマニア垂涎種で、この両種のhybridです。特に花粉親は冷涼多湿を好む高地性種で難物なのですが、種間交雑すると結構強い品種に仕上がる事が多く、本交配種も栽培は比較的容易との事で入手しました。
果たして我が家の温室、私の手で上手く育て上げる事が出来るのか一寸疑問ではありますが、何とか挑戦しています。今のところは何とか無事に成長してくれている様に思います。
一昨年の夏は冷夏だった事もあり、全く問題なく育ってくれました。唯、昨年は猛暑続きで日照量も相当多かったのでどうかなと思っていましたが、特に愚図ることもなく生長していましたので、暑さにも結構強いように思います。
最近は展開する度に徐々に大きな葉身になってきている様に思います。一寸置き場所が窮屈になってきましたが、さて、どこに置きましょう。これ以上大きくなると置き場所がありません。(>_<;) でも嬉しい悲鳴になってきそうです。唯、本種は両親に似て成長は緩慢でボチボチの成長ですのでもう少し位は・・・・・。
最新の補虫嚢はミドル辺りのものになってきたようです。それに少しずつ徒長してきたようですので、今年辺り結構大きくなってくれるのではと一寸期待しています。
それにもう少ししたら開花してくれるのではないかと微かな望みも抱いていますが、果たしてどうなるでしょうかね。開花してくれれば是非交配をという思いでありますが・・・・。下段写真左から、

1.入手当日の2013年9月18日に撮ったもの。株自体はやや小さめだが両
  親に似て結構がっちりとしている
2.2013年12月5日、気温が低いせいもあるが、成長はとても緩慢
3.2014年3月6日、半年弱で葉身は3枚しか成長していない。葉身の展開
  は大よそ1枚/2ケ月といったところか
4.2014年5月18日に撮った草姿全体。急にバカでかい葉が展開してきた
  何となく期待できる成長を開始するのか?
5.2014年12月20日に撮った草姿全体。パッと見あまり大きくなった感
  じではないが、展開する度に葉身は大きくなってきている。ボチボチ置き場
  所が無くなってきたぞ。w(゚o゚)w オオー!
6.こちらから二枚は2015年8月30日に撮ったもので、既に全体を収めれ
  なくなったので、ステムをアップ。何となく徒長の兆しが・・・・
7.葉の大きさはこれ位まで生長してきた。やはりN.truncataに似て葉の形状は
  截形の軍配型に近く肉厚である
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1.入手当日の2013年9月18日に撮った補虫嚢の様子。本領発揮するまで
  はまだまだ時間がかかりそうだが、その分、楽しみが増すので気長に育てた
  い
2.2014年1月20日、やっとリップにストライプが入ってきた出来たての
  補虫嚢
3.2014年2月3日、2枚目の写真のその後。少し斑模様も出てきた感じ
4.2014年3月6日、成長中の未開の嚢
5.2014年3月22日、4枚目の写真のその後。少しずつ色合が濃くなって
  きた。又、リップも特長が僅かに認められる雰囲気
6.2014年5月18日に撮った補虫嚢。徐々に色合いは濃くなってきている
  今夏乗り切ってくれれば有る程度見られる状態になってくれそう。嚢もやっ
  と10cmを超えた
7.2014年6月24日、開いたばかりの補虫嚢。結構良い感じのリップにな
  ってきた。ストライプも良いねぇ~
8.2014年6月30日、左の写真の6日後を撮ったもの。リップが少しずつ
  色付き濁ってきた。このままの状態であって欲しいのだが・・・・
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1.2014年8月20日、真夏だが暑さには全く動じないようで、次々と着袋
  してくれている。出来たての嚢なので、リップのストライプが鮮やかで濁り
  が無い
2.左の写真の一週間後の2014年8月27日に撮ったもの。少しずつ色合い
  が増してきた
3.2014年11月14日に撮ったもの
4.こちらから4枚は2014年12月20日に撮ったもの。手前の嚢は二つ前
  に出来たもので、左奥の嚢が最新のもの
5.こちらは一つ前おおよそ1.5ヶ月程度前の嚢
6.これは最新の嚢をアップしたもの。中々良い感じになってきた
7.口の部分をアップ。外観はそれでいて美しいが、嚢の内壁もとても良い色合
  いで美しい
イメージ 3

1.2015年1月10日に撮ったもの
2.こちらも同1月10日に撮ったもので、生長途中の嚢
3.2015年3月22日、下腹部がもう少し膨らんでいればN.lowiiにそっくり
  な形かな?
4.2015年5月6日、補虫嚢の裏蓋をアップした様子。N.lowiiの剛毛らしき
  ものが僅かに認められる
5.2015年6月21日、開いたばかりの補虫嚢で、リップのストライプが鮮
  やか
6.一週間後の6月28日に撮った左写真の嚢のその後の様子。この頃一番スト
  ライプが目立つ
7.こちらから二枚は2015年8月29日に撮ったもの。こちらは左写真のそ
  の後。全体的に赤く染まりストライプは目立たなくなる
8.こちらは最新の生長中の補虫嚢。ボチボチミドル辺りの嚢?
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1.2015年9月10日に撮った最新の補虫嚢
2.同9月10日に撮ったリップと蓋のアップ。裏蓋にはN.lowiiの特徴である
  剛毛が若干生える。もう少し多くなってくれるのかは今のところ不明
3.2015年11月5日に撮ったもので、最新の補虫嚢。うぅ~ん、リップの
  ストライプが中々良い感じ
4.こちらから五枚は今朝2016年2月3日に撮ったもので、出来たての最新
  の補虫嚢。雰囲気的にミドル辺りになってきた
5.同じ最新の補虫嚢を逆アングルから撮ったもの。リップが大分そそり上がっ
  てきた感じに見える
6.こちらはひとつ前の嚢と最新の嚢のコラボレーション。左の一つ前の嚢の裏
  蓋にはN.lowiiの特徴である蜜が固まって白っぽくなっている。一寸舐める
  のには躊躇した。笑
7.最新の嚢はこの葉身の先端に付いている。嚢がめっちゃちっちゃく見えるね
8.これが茎の状態。半年前のと比べ、明らかに徒長してきた感じ。今春以降の
  生長が楽しみだだだ・・・・
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