本日は、N.reinwardtianaです。

①自生地  :ボルネオ島、スマトラ島、マレー半島等、1852年記載種
②入手時期 :2012年11月
③入手元  :JCPS殿
④成長度合 :遅い
⑤栽培難度 :やや難
⑥挿し木  :我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax6cm前後
⑧雌雄   :?、我が家での開花実績無し

本種は、ボルネオ島、スマトラ島、マレー半島等の標高0~2200mにかけて自生する種で、やや涼しい環境を好みますが、ある程度の耐暑性はあり、我が家の夏場40℃を超える温室内でも問題なく生育しています。唯、夏場涼しい環境で育てた方が成績も良く成長も速い様に感じます。又、本種は強光線を好みますので、我が家では終日直射下で育てています。
本種の最大の特長は何と言っても嚢内部の『目玉』だと思います。唯、嚢自体の構造は全く房飾りが無くシンプルで、又襟の発達も殆ど無いのも本種の特長でしょうか。
枯死には至っていませんが、入手して既に三年以上経過しますが、一向に大きくなってくれません。愚図っているのであれば着袋もしないと思うのですが、コンスタントに着袋はしてくれているようです。腕の無さでしょうか、きっと。(o^^o)下段写真左から、

1.我が家に到着した当日2012年11月4日の状態。根洗いの状態でミズゴ
  ケに巻かれビニール袋に入っている状態
2.翌日の11月5日、素焼鉢にミズゴケで植付けた状態
3.2013年3月12日に撮った草姿全体。順調に生育している様子で、補虫
  嚢もポコポコ付いてきた
4.2013年7月8そ、流石に猛暑で疲れ気味の感じだが、少しずつ着袋はし
  てくれている
5.こちらは2013年10月28日に撮った草姿。気温も低下してきたせいか
  正気を取り戻し綺麗な葉を展開し始めた。嚢も順調に付いている
6.2014年8月25日、全然大きくならないが、着袋率は高い様でボチボチ
  付けてくれる。唯、めっちゃ小さな嚢 ププッ ( ̄m ̄*)
7.こちらは今朝2015年12月1日に撮ったもので、前回から1年以上撮影
  していなかった。だって全然大きくならないので・・・・めっちゃ愚図ってると
  いうわけではないと思うが、やはり生長してくれない
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1.2012年12月26日、我が家で初めて着袋したが、めっちゃ小さい
2.2013年6月26日、やや大きめの嚢ができたが、本種の特長である目玉
  は見当たらない
3.2013年7月8日、細長い嚢になったが、これにも目玉は無い
4.こちらは2013年10月28日に撮った嚢。やはり目玉は無い。本種は目
  玉ができない場合も結構ある様なので、特に異常ではない。襟、翼の構造が
  とてもシンプルなのが判る
5.こちらも同10月28日に撮ったもので、最新の未開の嚢。蓋が開き始めた
  様子
イメージ 2

1.2014年1月24日に撮った補虫嚢
2.こちらから三枚は今朝2015年12月1日に撮ったもので、こちらの嚢は
  二つ前に出来たもの
3.こちらはひとつ前に出来た嚢
4.そしてこれが最新の補虫嚢だが、相変わらずちっちゃいままで全然大きくな
  ろうとする気はないみたいだ。植替えしてリフレッシュした方が良いのかな
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