本日は、N.ventricosa×aristolochioidesです。

①人工交配 :N.ventricosa×aristolochioides
②入手時期 :2012年6月
③入手元  :jcps殿
④成長度合 :普通
⑤栽培難度 :普通。唯、夏場はやや暑がる傾向にある
⑥挿し木  :我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax4cm程
⑧雌雄   :? 開花実績無し

本種の交配親は何れも高地性種で、N.ventricosaは比較的育てやすいのですが、N.aristolochioidesはいささか難物な品種です。唯、雑種強勢で育てやすいのではないかと勝手に判断して入手しました。
特に一昨年の夏は熱帯夜、猛暑日の連続で、高地性種がへたってしまった品種が多かったにも関わらず、ここまでは何んとか頑張ってくれました。又、昨夏は比較的気温が低かったので殆ど夏バテはありませんでした。
今夏は超猛暑の連続でしたが、50%程度の遮光下で管理したところ、何とか軽いダメージで乗り切ってくれました。但し、夏場はやや着袋が悪くなる様です。気温の低下に伴い少しずつ着袋率が上がってきます。下段写真左から、

1.入手した当時の2012年6月30日、到着したばかりの苗で根洗い状態の
  もの。早速砂利系混合用土に植え付けた
2.2012年7月8日、新葉が展開してきたので何んとか活着してくれた感じ
3.2012年9月30日に撮ったもので、少しずつ嚢が付き始めたところ
4.2012年11月26日に撮った草姿全体。涼しくなってきたので、着袋数
  も増えにぎやかになってきた。唯、補虫嚢は一寸小さい感じ
5.こちらは2013年8月27日に撮った草姿全体。少しずつ大きくはなって
  きているが、ここのところの暑さで大分パテぎみの感じ。少しずつ嚢が膨ら
  み始めたのと、いつの間にか腋芽も成長してきた
6.こちらも同日の8月27日撮ったもので、腋芽をアップしたもの。小さいな
  がら補虫嚢も付き始めた。これから涼しくなってくるので期待できそうかな
7.2013年11月14日に撮った株姿。大分腋芽も成長してきた。本種はこ
  れからが本領発揮の時期を迎える
8.こちらは2014年11月12日に撮ったもの。草姿は1年近く撮っていな
  かった。腋芽も随分成長してきた。やっと本格的に嚢が付き始めた所。本種
  は夏場一寸暑がるが何んとか着袋はする。しかし、これからの時期の方が断
  然嚢付きが良くなる。N.aristolochioidesの性格かな(・・?
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1.入手した当時の2012年6月30日、既に小さいながらも個性的な補虫嚢
  が一つ付いていた
2.2012年10月8日に撮った補虫嚢。両親の特徴が出てきている感じ
3.2012年10月30日に撮った補虫嚢。中々良い感じの色合い
4.2012年11月26日に撮った開いたばかりの補虫嚢をアップ。時間の経
  過とともに色が濃くなってくる
5.こちらは2012年12月6日のもの。口の位置が並行から少し斜めになっ
  てきた感じがする
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1.2013年11月9日に撮ったもので、本種の補虫嚢はとても小さく4cm
  程度しかない。栽培拙きかもしれないが、もう少し位大きくなるのだろうか
2.2014年1月9日に撮った補虫嚢
3.2014年7月23日に撮ったもの。もう少しN.aristolochioidesに似て口
  部が垂直に近くなって欲しいものだが、無理?
4.こちらから3枚は2014年11月12日に撮ったもの。これは親芽に出来
  た嚢で既に1ヶ月程度経過したもの
5.親芽に出来た最新の補虫嚢。出来たてなので色合いは薄いが、時間の経過と
  ともに色は濃くなってくる
6.こちらは腋芽に出来た補虫嚢。うぅ~ん、色合いは中々良い感じで、リップ
  がとても赤くなり目立つ
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1.2014年11月16日に撮った補虫嚢
2.2014年11月17日、こちらは別の補虫嚢だがめっちゃ小さい
3.2015年1月17日に撮ったもので、左端写真の嚢のその後
4.同1月17日に撮ったもので全体の株姿。補虫嚢はボチボチ付いているがめ
  っちゃ小さいので殆ど目立たない
5.こちらから三枚は今朝2015年11月10日に撮ったもので、こちらは株
  姿全体。本種は小型で茎はヒョロヒョロと伸びていくので、主茎および脇芽
  共に途中で茎を輪っかにしている。笑 来春辺りカットして挿し木にしよう
  と思う
6.こちらは腋芽に出来た最新の補虫嚢
7.こちらはひとつ前に出来た嚢で、やや赤味が増す
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