本日は、Dionaea muscipula '野々山ビックマウス'です。

Dionaea muscipulaは、北アメリカのノースカロライナ、サウスカロライナ各州の郊外に自生しており、最近ではフロリダ州でも自生地が見つかった様です。唯、個体数は少ない様で、貴重な植物である事だけは確かです。以前はほんの数える程度の品種しかありませんでしたが、最近は色々バリエーション豊かですごいなあとつくづく感じ入っています。本種は、食虫植物としては代表格で、その動的な部分に魅力を感じる方が多い様です。
さて、本日はわらびもちさんから種々いただいた品種の中から、昨年の9月に我が家の一員となった'野々山ビックマウス'を記事にしたいと思います。本種も実物を始めて拝みましたが、未だ小さな個体ですので特徴はなく、ちっちゃな二枚貝が先端にくっついている様な感じです。笑
我が家の一通りの系統である「在来系」「巨大種系」「赤系」「ギザギザ系」の内の「巨大種系」になります。その名の通り「大きな口?」「大口を叩く?挟む?」の如く二枚貝がとても大きく成長して、内部がとても紅く色付いてくれる素晴らしい品種の様です。
昨年の初秋にいただき何とか冬越ししてくれました。凍らない程度の軒下で管理し無事に春を迎え、徐々に大きくなってきましたが、今年の猛暑で随分へたりぎみ、なんとか夏越ししてくれそうな雰囲気。ビックマウスなんて程遠く、ロゼット種よりも小さいよ~。来年は早々に植替えし大きく成長してくれることを祈りたいと思います。下段写真左から、

1.我が家に到着した2014年9月26日に撮ったもので、本種も同様に湿度
  保持のためチャック付きのビニール袋に収められていた。植物への思いやり
  感じるご対応であり、ありがたい限り
2.2014年9月27日、到着した26日は遅かったので植替えが出来なかっ
  た。27日に植替えのため袋から取り出したところ。小さな株だが結構しっ
  かりとした苗
3.同日の9月27日に撮ったもので、早速ビニールポットへ植え付けたところ
  この種も今回は借り植えとし、来春早々素焼き鉢に植え替える予定である
4.2014年10月24日、こちらも何んとか活着した様に思える。直射ガン
  ガンの場所で育てているが、特に問題ないようである。無事越冬し来春以降
  成長してくれたら「大口」になってくれるだろうか。期待したいところ
5.2014年11月19日に撮ったもの。最近は朝結構冷え込んでいるが、枯
  れそうな雰囲気ではなさそう。ボチボチ降霜の時期なので、霜や雪の当たら
  ない軒下で管理、5℃以下になれば、廊下にとりこんだ方が賢明かもしれな
  い。唯、来春以降立派になってくれるようにじっくり冬眠させる必要がある
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1.2015年4月16日、春の兆しを敏感に感じ取っているようで、新芽が少
  しずつ緩んで葉身が徐々に生長を始めてきた感じ
2.2015年5月31日、新葉はボチボチ展開してきているが、何かめっちゃ
  ショボイ感じ
3.2015年7月15日、何となく形にはなってきたが、全然ビックではない
4.こちらから二枚は今朝2015年8月26日に撮ったもので、こちらは全体
  の株姿。それにしてもインテルメディア・ジャイアントは至るところから萌
  芽しており、この鉢も凌駕されつつある
5.こちらは二枚貝の部分を一寸アップって、大してアップにはなっていないが
  大きさはイマイチで、どこがビックマウスやねんって言いたくなりますわ。
  まあ、私の腕が悪いので致し方ないが・・・・
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