本日は、N.Mixta Oiso×veitchii Kosobeです。

①人工交配:N.Mixta Oiso×veitchii Kosobe
②入手時期:2011年10月
③入手元:JCPS殿
④成長度合:普通
⑤栽培難度:簡単
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax20cm程
⑧雌雄:♀、10月頃

種子親のN.Mixta Oisoは、その昔単にN.Oiso又はN.Mixtaとして流通していた事があります。現在はあまり流通していない様ですのではっきり分かりません。本来のN.Mixta(N.northiana×N.maxima)にN.maximaを掛け戻した日本産の交配種だといわれていますが、従来のN.Mixta自体一体何物なのか良く分からない様に思います。
N.veitchii Kosobeは古曽部温室で育種されたシブクロスでしょうか。河瀬氏と切っても切れない京都大学農学部附属農場古曽部温室は、確か高槻の古曽部町にあった様な。一寸余談が長くなりました。ペコ
本種は一見N.Mixtaと見まがうほど良く似ていますが、こちらの方がやや明るい赤身の強い感じだと思います。N.Mixta同様図体はでかくなります。唯、入手して3年10ケ月程経ちますが、我が家ではN.Mixta程徒長し伸びまくる感じでは無く親芽も腋芽もロゼットに近い状態のままです。これって成長が悪いのでしょうか?? 何れにしても育てやすい品種だとは思いますが。下段写真左から、

1.入手して約2ヶ月後の2011年12月27日に撮った開きかけたばかりの
  嚢。入手して初めての嚢で一寸スレンダー
2.こちらは1の嚢の約1ケ月後の2012年1月31日に撮ったもの。N.Mixta
  の嚢がややピンク色に染まった感じ。親芽は20cm足らずだが腋芽が発生
  してきた
3.2012年2月24日に撮った腋芽。徐々に成長してきている様子
4.2012年4月17日に撮った親芽に出来た嚢と、腋芽の様子。右奥に見え
  る嚢は腋芽に出来たもの
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1.2012年9月5日、腋芽に出来た嚢。夏場に出来る嚢はこの様に色彩に欠
  ける事が多い
2.2012年10月10日に撮った、開いて間もない嚢。薄くストライプが入
  る感じ。涼しくなってきたせいか、綺麗な嚢が付き始めた
3.こちらは2の嚢の4日後、2012年10月14日のもの。全体が赤く色付
  いてきた。特にリップは真っ赤になって美しい
4.2012年11月10日、正面から撮ったのもの。ややスレンダーな感じ
5.2012年12月11日、手前の嚢は親芽株に出来たもので、右奥は腋芽に
  出来た嚢。全体的にやや薄めで、斑模様が目立つ
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1.2013年10月28日、茎は大して伸びていないが雌花が開花した
2.2015年7月14日、何と1年9ケ月も写真を撮っていなかった。笑 こ
  ちらは既にミドル辺りの嚢。温室の支柱に食い込んで襟がボロボロ 
3.2015年7月14日、アッパー辺りの嚢が生長途中
4.こちらは今朝2015年8月6日に撮ったもので、左写真のその後。リップ
  のストライプも嚢の柄も全然無くなってしまった
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