本日は、N.ampullaria spotted×veitchii stripe peristome pink/red speckled pitcher BE Y'sの播種 ‐その1について紹介します。

①交配親  :N.ampullaria spotted[♀]×
       veitchii stripe peristome pink/red speckled pitcher BE Y's[♂] 
②種子入手日:2014年5月9日
③播種日  :2014年5月11日
④発芽確認日:2014年7月5日

本交配の種子は昨年の5月に、いつもお世話になっている山田食虫植物農園殿よりお分けいただいたものです。本種子の種子親はN.ampullariaのスポットタイプ、一方花粉親はボルネオエキゾチックス(BE)のveitchiiで、襟にストライプが入りピンク/赤の模様が入る優良個体でしょうか。
いただいた翌々日、素焼鉢に硬質鹿沼土で播種しました。種子自体充実したものが多かったのですが、発芽はあまり芳しんなく全部で20芽程でした。しかもその後の生育は思わしくありませんでした。セルトレイに植え替える頃には18芽あったのですが、誤って強い陽に当ててしまった方のトレイは全滅。他のトレイ7芽のみ生き残りましたが、その後の生長もはかばかしくなく、今現在では4固体のみ辛うじて生き永らえている状態にあります。やはり低地性種とは異なり中々難しいのでしょうか。取敢えずビニールポットに植え替えて状況を観察していますが、何とか生き残ってくれる個体がある事を期待したいものです。下段写真左から、

1.2014年5月9日にいただいた種子。見た目充実した種子が多い様に思う
2.発芽して2ヶ月少々経過した2014年9月7日に撮った播種鉢内の様子で
  素焼鉢の平鉢で小粒の鹿沼土に播種したもので、少しずつ発芽してきている
  様子が窺える
3.2014年10月25日に撮ったもので、本葉の発生した個体を二つのセル
  トレイに分けて植え付けたものの1セル
4.2015年1月19日に撮ったその後の様子。発芽から最初の本葉展開位ま
  では他の品種と遜色ない生長ぶりだったが、その後急に生長が緩慢になって
  しまった。残念ながら1芽は潰えた
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1.2015年6月13日、僅かだが生長した感じだったので、早めにビニール
  ポットへ植替えした1番目の固体
2.同6月13日、2番目の固体もビニールポットへ植替えした様子
3.こちらから二枚は今朝2015年8月5日に撮ったもので、これは1番目に
  植替えた固体のその後の様子
4.同8月5日に撮ったもので、2番目に植替えした個体のその後。どちらの株
  も僅かずつではあるが生長しているようで、一寸安心。なんとかこの調子で
  大きくなって貰いたい
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1.2015年7月16日、ビニールポットへ植替えした3番目の固体
2.同7月16日、3番目の固体もビニールポットへ植替えした様子
3.こちらから二枚は今朝2015年8月5日に撮ったもので、これは3番目に
  植替えた固体のその後の様子
4.同8月5日に撮ったもので、4番目に植替えした個体のその後。どちらの株
  も植替えして間もないため殆ど変化はない。残念だが本日現在生き残ってい
  るのはこの4固体のみとなってしまった。何とか少しでも残って欲しいもの
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