本日は、N.hirsuta(typical×squat)×veitchii Bario stripeです。

①人工交配種:N.hirsuta(typical×squat)×veitchii Bario stripe
②入手時期:2015年3月
③入手元:リベラルファーム殿(ぷりんさん)
④成長度合:遅い
⑤栽培難度:?
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家では未だ7cm程度
⑧雌雄:?、我が家では開花実績無し

種子親のN.hirsutaは、ボルネオ島の標高200m~1100m辺りの低山帯に自生する種で、夏場の暑さには比較的対応でき低地性種と同様の管理でも大丈夫です。唯、やはり夏場は涼しい環境にした方が成績は良い様です。全体に褐色の剛毛が生えているのが特徴で、低木林から開けた場所まで様々な場所に自生しています。本交配種の種子親であるN.hirsutaは、一般的な種にポッテリタイプを掛け合わせた交配なのでしょうかね。
一方花粉親のN.veitchii Bario stripeは、マニア垂涎の種で、幅広のゴールドの襟にとても美しいストライプが入ります。本種はボルネオ島サラワク州の山間部にある小さな村Barioで、東マレーシアに位置しインドネシアとの国境線に近い所に自生しています。地形的には2000m級の山々に囲まれた1000m程度の盆地で気候も穏やかですが、朝夕は結構涼しくなる、そんな場所です。
この両種の交配種ですが、果たしてどんな生長をしてくれるのでしょうか。未だ小さな個体ですので特徴はわかりませんが、雰囲気的にはN.veitchiiに似ているようにも思います。耐暑性はどうなのでしょうか。初めて我が家で夏を経験することになりますので、50%程度遮光で涼しい場所での管理を考えています。下段写真左から、

1.入手した当日の2015年3月27日に撮った株姿。葉数は一寸少ないが、
  特徴的な嚢がしっかりと付いている
2.こちらは今朝2015年7月2日に撮った株姿。生長は非常に遅く、葉身の
  展開は1枚/1.5ヶ月程度。最新の葉身はやや大きいのが展開してきた感
  じ
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1.入手した当日の2015年3月27日に撮ったもので、ひとつ前に出来た補
  虫嚢
2.同3月27日に撮った最新の補虫嚢。うぅ~ん、ピンクに色付いてとっても
  ピウティフル
3.2015年6月23日に撮ったもの
4.こちらは今朝2015年7月2日に撮った最新の補虫嚢。まだ小さな株なの
  で本来の姿ではないが、果たしてどんな生長をしてくれるか、雰囲気的には
  N.veitchii似てきそうに思うが、これからが楽しみ
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