本日は、N.thorelii Brilliant red tigerです。

①自生地　　：カンボジア、ベトナム等のサバンナ性湿地、１９０９年記載種
②入手時期　：２０１４年１１月
③入手元　　：リベラルファーム殿
④成長度合　：遅い
⑤栽培難度　：N.thoreliiは簡単で低温、高温、乾燥に強いといわれるが、本種は
　　　　　　　今のところ生長は非常に遅い
⑥挿し木　　：我家での実績は無し
⑦嚢の大きさ：我が家ではＭａｘ４ｃｍ程度
⑧雌雄　　　：？

N.thoreliiにもバラエティーが沢山がありますが、本種はその名の通り全体的に赤身の強くなるタイプの様です。とても美しい品種だと思いますが、入手して７ヶ月沈黙を守ったままです。入手後からずっと愚図りっぱなしでしたが、最近になって漸く新葉を展開し始めました。
最初新葉がケロイド状の様な感じになり、暫く葉を展開すること無く、元気な葉身は徐々に枯れて、２枚になってしまいましたが、その後やっと新葉を展開するに至っており、環境の違いなのか、ただ単に栽培技術がないだけなのか？判りませんが、これから気温の上昇と共に成長してくれることを願っている状況です。下段写真左から、

１．入手当日の２０１４年１１月１１日に撮った草姿。小さな苗だが嚢はしっか
　　りと付いている
２．２０１５年３月２９日、入手してからずっと愚図りぎみで、最新の葉はめっ
　　ちゃ小さくケロイド状になっている。まともな葉は２枚になってしまった
３．２０１５年５月７日、ケロイド状の様になっていた葉は何とか持ち堪えた感
　　じで、ちゃっかりと着袋している
４．こちらは今朝２０１５年６月２５日に撮ったもので、少しずつだが葉身が増
　　えてきていると同時に、ボチボチ葉身が大きくなってきているぞ～。何とか
　　元気になりつつある雰囲気。ホッ

１．入手当日の２０１４年１１月１１日に撮ったもので、この株の二番目の嚢で
　　ぽっちゃりとした典型的なロアー
２．こちらも同１１月１１日に撮ったもので、最新の補虫嚢。N.thoreliiの雰囲
　　気プンプン？
３．２０１５年５月１７日、我が家に来て初めて着袋した。中々良い塩梅の発色
４．２０１５年６月８日、やや大きくなった次の嚢
５．こちらから二枚は今朝２０１５年６月２５日に撮ったもので、これは最新の
　　補虫嚢
６．こちらの手前はひとつ前の補虫嚢と、奥側に見えるのが最新の補虫嚢

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