本日は、N.rafflesiana red pitcher white/green peristomeです。

①自生地:マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、シンガポールなど、
     1835年記載種
②入手時期:2012年12月
③入手元:jips殿
④成長度合:遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax5cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し

本種の名前から察するに、赤い補虫嚢で、襟が白と緑色になるとの事でしょうか。現在は未だ小苗ですので本来の特長は全くありませんが、何れ綺麗になってくれるのでしょうか。入手しておおよそ2年半経過しました。最初はずっと愚図っていましたが、2013年の夏以降はボチボチ調子を上げてきた様で、同時期に入手した他の品種より元気になってきました。しかし、昨夏辺りから徐々に調子を崩し愚図り始めました。
補虫嚢はボチボチ付いていましたが、どうも様子がおかしいと思い、表面のミズゴケを取り覗いてみると、ナメクジの痕跡と、その卵が沢山産みつけられており、ミズゴケが無くなり半ば空洞化していました。愚図りの原因はこの事だと思われます。空洞部分に新しいミズゴケをしっかりと充填、表面も新しいミズゴケに全て替え暫らく様子を見ていますが、中々調子を取り戻してくれない状態です。早く気付くべきでしたね。下段写真左から、

1.入手した当日の2012年12月15日に撮った株姿。比較的大きめの苗で
  根洗い状態。やや葉色が薄いので遮光が少し強かったのかもしれない
2.こちらも当日撮ったもので、ミズゴケで植え付けた状態
3.2013年6月26日に撮ったもの。入手後からずっとこの様な感じで、調
  子イマイチってところ
4.2013年8月14日に撮った草姿。連日の猛暑だが、元気になってきた様
  で、補虫嚢も着々と付き始めた
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1.2013年11月13日、順調に生育中
2.2013年11月29日に撮った草姿。寒くなってきたが、今の所はすこぶ
  る順調な感じ。この調子で成長して欲しいが、厳寒期へ向かっていくので、
  今後の成長はどうなるのだろうか
3.2014年1月10日、徐々に光の強さが増してきたせいか、やや大きめの
  葉身が展開し始めた。低温の影響は殆ど無く、良く着袋してくれている
4.2014年10月30日に撮ったもので、何かめっちゃ調子を崩していた。
  原因は何んと鉢内にナメクジがいた痕跡があり、沢山の卵を産みつけていた
  こと、ミズゴケが空洞になってスカスカ状態だった事が愚図りの原因のよう
  だった。卵はすべて取り除き、早速空洞部分にしっかりとミズゴケを充填し
  たので、これで様子を見たいと思う。週末には他の鉢も順次確認していかね
  ば・・・・
5.こちらは今朝2015年6月20日に撮ったもの。大きさはさほど変わらず
  で調子悪いまま。苦笑 着袋はボチボチなのだが
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1.2013年8月15日、入手して初めて出来た補虫嚢。当然かもしれないが
  ラフレシアーナの雰囲気は微塵も無い
2.2013年9月15日、二番目の補虫嚢ができたが、フォルムはほぼ同じ
3.2013年9月25日、三番目の補虫嚢、少しネックが伸びてきたかな?
4.2013年10月9日、殆ど変わり映えはしない感じ
5.2013年11月13日、寒くなってきたせいかやや小ぶりになったが、若
  干色合いは濃くなった様にも見える
6.2013年11月29日に撮ったもので、5の嚢のその後。殆ど変化はない
7.2014年8月6日、ボチボチ着袋してはくれるものの、イマイチ色合いが
  悪く名に恥じる嚢
8.2014年10月30日に撮った最新のもので、多少は色合いが良くなった
  かな?
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1.2015年5月15日、冬季ずっと着袋しなかったが、ようやく着袋し始め
  た。唯、めっちゃショボイが
2.こちらから二枚は今朝2015年6月20日に撮ったもの。これはひとつ前
  に出来た補虫嚢だが、まったく変わり映えしない
3.こちらは最新の補虫嚢。唯の嚢って感じで、名前負けしているのではないか
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