本日は、N.maxima×spectabilisです。

本種は今年2月7日にJIPS殿より入手しました。N.maxima自体は一寸苦手ですが、交配種で育て易いのではないかと思いトライしてみる事にしたものです。
種子親のN.maximaは、ボルネオ、スラウェシ、ニューギニア、マルク諸島等に自生し、殆どのフォームで襟の部分が非常に良く発達しとても美しい色合いになります。一方花粉親のN.spectabilisは、スマトラ島北部、アチェ州からトバ湖周辺の標高1400~2200m当たりの高地に自生するハイランド種ですが、比較的耐暑性があり、夏場涼しい環境で育てれば冷房無しでも育てる事ができます。種小名(「壮観の、美しい、明瞭な、素晴らしい、目立つ、注目すべき」)の元になっている様にとても明瞭な目立つ色彩、柄で中々良い感じの品種です。
これら特長のある両親から生まれた子ですが、上手い具合に育ってくれるでしょうか。入手して1年4ケ月が経過しましたが、最近一寸光線不足か、少し青瓢箪になってしまいました。下段写真左から、

1.入手当日の2014年2月7日に撮ったもので、根洗い状態の苗。地上部と
  比べ根部は少ない。高地性種は根部が少なく細い傾向にあるが、本種も同様
  に思う
2.素焼鉢にミズゴケで植付けたところ。植付け後に砂利系混合用土の方が良か
  ったかなと思いつつ、このまま育ててみることにした
3.2014年4月5日、しっかりと活着してくれた様で、新しい葉身が一回り
  大きくなっている様子
4.2014年6月6日に撮った草姿全体、更に大きな葉身が展開中。無事この
  夏を乗り切って欲しいもの
5.こちらは今朝2015年6月15日に撮ったもの。少し青瓢箪っポイ感じ
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1.2014年2月20日に採った補虫嚢。これは2月7日に入手した当時から
  付いていたもの
2.2014年3月1日、我が家に来て初めての補虫嚢。しかし、未だ殆ど色合
  いは無いおちびちゃん
3.2014年4月3日、成長途中の嚢だが、やや色合いが出てきたところ
4.3枚目の嚢が成長して開いた姿で、2014年4月28日に撮ったもの
5.2014年6月6日に撮ったもので、最新の補虫嚢の様子。色合、柄もしっ
  かりとしてきた。又、リップにも僅かにストライプが認められる
6.こちらから二枚は今朝2015年6月15日に撮ったもので、これはひとつ
  前の補虫嚢だが、めっちゃショボイ
7.こちらは最新の補虫嚢。まだまだ小さくて本種の特徴は殆ど無い
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