本日は、S.rubra ssp.wherry Chatham Giantです。

S.rubraは、アメリカのメキシコ湾沿岸沿いに位置するアラバマ州南部、ミシシッピー州南部、ルイジアナ州南部、テキサス州東部や、フロリダ州のパンハンドル地帯、北大西洋沿いのジョージア州や両カロライナ州にまで広大な地域に分布する種で、その亜種も5種類程に分類され、隔離分布している様です。
亜種の一つであるwherryタイプは、主にアラバマ州南部に分布、又、ミシシッピー州南東端とフロリダ州のパンハンドル地域西端にも分布する様です。そして、今回ブログでお世話になっているgunさんよりお譲りいただいた本種は、その名の通り、アラバマ州のチャタム産ということでしょうか?結構大きくなり瓶子葉は60cm程度まで成長する様です。未だ小株ですが今春開花しました。やや小さめの花ですが、濃い色合いで美しいです。
瓶子葉も同時に展開してきつつあるようですので、開花終了後からは瓶子葉を楽しみにしたいと思います。下段写真左から、

1.こちらから5枚は植替え当日の2015年3月2日に撮ったもの。朽ち果て
  た瓶子葉が未だ付いている状態
2.瓶子葉を全てカットしたところ
3.根鉢を外した状態。こんな感じで、さほど根が回っている状態ではない様だ
4.古いミズゴケを全て取り除いたところ
5.新しい素焼き蜂にミズゴケで植え付けた状態
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1.2015年4月14日、何と、未だ小さな株だが蕾が上がってきたではない
  か。((◎д◎))
2.2015年5月10日、いよいよ開花した。花は小ぶりだが中々良い色合い
3.こちらは今朝2015年5月18日に撮ったもので、ボチボチ終わりかな?
4.瓶子葉も同時に展開してきた。本種は派手さこそないが落ち着いた雰囲気
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入手時の様子を参考で載せてみました。こうして見ると少しずつですが大きくなっているのですね。
1.入手した翌日の2014年1月13日、植付け時に撮ったもの。未だ子株だが、バックバルブも立派でがっちりとし
  た株である
2.これは背面から撮ったもの。こちらからの方がバックバルブの長さが良く判る
3.素焼鉢にミズゴケで植えつけたもので、株姿全体を撮ったもの
4.こちらは株元の様子。今年中に開花予定株まで成長させることができるだろう
  か。腕の見せ所?(恥ずかしながら全然腕は無いが・・・・・)
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おまけ画像
日本、台湾、中国に自生する欄の一種で、その昔にはバルブ(偽球茎)を漢方薬として止血や痛み止め、慢性胃炎に用いられていたそうです。現在は定かではありませんが。我が家には斑入りの紫花と白花があります。花はもうボチボチ終わりですね。
1.桜の木の下で咲く紫蘭。奥が白花で、手前が葉に外斑入りの紫花
2.紫花をアップしたもの。今朝は雨、雨に濡れた花姿も一興では
3.白花をアップ。こちらは花苞が直ぐに傷むので一寸見苦しい感じになる
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