本日は、S.reucophylla Ruby Joice×Adesugataです。

S.reucophylla Ruby Joiceは一説によると原種だと言われている様ですが、一方趣味家の間では交配種ではないかと仰られている方もいらっしゃるようです。いずれにせよ本種はその網目模様といいルビー色の様な色合いといい、とても美しい品種であることには変わりありません。
一方片親のS.Adesugata(艶姿)は、S.Shiranui[PD×PM]とS.leucophyllaの交配で、八丈島の一正園殿の作です。日本の交配種の中でも非常に有名な品種です。大型で瓶子葉は太くなり細かなフードはフリル状になる美しい品種の様です。
両親共にS.leucophylla系の交配種ですので、美しい品種になる事は間違いないと思いますが、実物を拝んだ事がありませんので、何んとも云えませんでした。
本日紹介する品種は、この12月にブログでお世話になっているTUBO_MIYAさんからS.Popei等と一緒にお譲りいただきました。とても大きな立派な苗でびっくりしました。早速4号駄温鉢にミズゴケで植え付けました。
今年開花するかどうかなと思っていましたが、やはりバルブがしっかりとしたものでしたので、めでたく2輪も開花してくれました。開花と同時に瓶子葉も上がってきました。初のおめもじでしたが、やはり期待通り美しい品種ですね。秋葉はもっと美しくなるのでしょうか。下段写真左から、

1.2014年12月23日、いただいた時の苗の状態。とても立派な苗でびっ
  くり。根量もとても多く、非常に良い状態で栽培されているのだと推断する
2.バルブの部分をアップしたもので、1芽は隠れて見えないが、立派な芽が4
  芽確認できる
3.枯れた瓶子葉をカットし、早速4号駄温鉢にミズゴケで植え付けた状態。来
  春以降の成長を期待したいもの
4.一芽もぎれてしまったので、個別に植え付ける事とした
5.このもぎれた1芽は3号素焼き鉢にミズゴケで植え付けた
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1.2015年4月1日、漸く花芽が顔を出してきた
2.2015年5月4日、ようやく開花寸前までこぎつけた花芽
3.2015年5月6日、1輪目がようやく開花した様子
4.こちらは今朝2015年5月9日に撮ったもので、2輪とも無事に開花して
  くれた
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1.2015年5月6日、最初の瓶子葉が展開したもの
2.こちらは今朝2015年5月9日に撮ったもの。瓶子葉は2つ完成し、後方
  に見える次の大きめの瓶子葉も着々と準備中。左手前の瓶子葉が二番目に展
  開したもの
3.こちらも今朝撮ったもので、最初の瓶子葉と三番目の瓶子葉が生長してきて
  いる様子
4.一寸ボケて見辛いが、1芽もぎれてしまったもので、こちらも最初の瓶子葉
  を伸ばしてきた状態
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