本日は、N.truncata Macfarl.です。

①自生地:フィリピンのミンダナオ島北部から中央部、1911年記載種
②入手時期:2011年6月
③入手元:JIPS殿
④成長度合:遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax10cm程度
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し

本種は、高地性種で補虫嚢はオレンジから深紅に色づくタイプとして入手しましたが、今日現在殆ど赤くありません。一時期微かに赤みを帯びた事はあるのですが、未だ小苗なので、本領発揮とまではいかないのでしょうか。入手して3年10日ケ月程経過しましたが、まったくといっていい程大きくなってくれませんね。この種はどうも苦手で上手い具合に育ってくれません。
高地性と言う割には或る程度耐暑性があるようで、我が家の温室内でも何とか生き永らえている様です。遅々として生長しませんが、経過観察といきましょうか。下段写真左から、

1.入手して約7ヶ月後の2012年1月31日に撮った草姿全体。大きさは殆
  ど変わらないが、新しく展開してきている葉はやや大きい様子
2.2012年9月8日、やっとここまで育ってくれたかと云う状態。ボチボチ
  ビニールポットから素焼鉢へ植替えが必要だろうか
3.暫く植え替えを躊躇していたが、2013年3月3日にやっと重たい腰を上
  げて植替えた。ビニールポットから株を抜いた根廻りだが、やや太い根がみ
  えるものの思ったほど根は張っていない。怠慢していて正解?
4.素焼鉢に植替えた状態。これで通気性も良くなるので健康に育ってくれる筈
5.2013年3月21日に撮った株姿。嚢も開き次の葉も展開し始めているの
  で、植替えによるストレスはさ程無かった様で一安心。ホッ!
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1.2013年4月23日、何となく元気そうな雰囲気ではある
2.2013年11月22日、あまり変わり映えはしない
3.こちらは今朝2015年4月26日に撮ったもので、超久しぶりのアップだ
  が調子は最悪レベルで推移している
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1.入手して約4ケ月が経過した2011年10月4日に撮った補虫嚢。めっち
  ゃ小さいが、やや赤みがかった感じの嚢
2.2012年1月8日の状態。全く色がついていない、グリーン一色の嚢。嚢
  内壁に僅かに斑模様が見える
3.2012年4月24日に撮ったもの。今度の嚢は又やや赤みがある
4.こちらは2012年11月7日に撮ったもので、又グリーン一色の嚢に戻っ
  た
5.2013年2月9日、この嚢もグリーン一色だが、内壁に斑模様が覗える
6.相変わらずアントフリーみたい。どうも兆候からすると、暖かい時期に出来
  る嚢にやや赤みが載る様な感じ
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1.2013年5月14日、スレンダーな感じでほぼグリーン、襟の部分には僅
  かにストライプが入る
2.2013年7月4日、何となくN.truncataって感じの嚢だろうか
3.2013年11月27日、こちらはレッドというよりもとても鮮やかなグリ
  ーン一色
4.2014年6月30日、比較的赤味が出ている方だろうか
5.2014年7月9日、ややエリのストライプが目立つ嚢
6.2015年4月6日、ショボイ感じだね~
7.これも同4月6日に撮ったもので生長途中の補虫嚢
8.こちらは今朝2015年4月26日、株自体の状態は良くないが、補虫嚢は
  今までで一番大きくなり、やや赤味が射している感じ
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