本日は、N.ampullaria Red×tobaicaです。
 
①人工交配:N.ampullaria Red×tobaica
②入手時期:2012年4月
③入手元:うつぼの郷殿
④成長度合:早い
⑤栽培難度:簡単
⑥挿し木:我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax8cm前後
⑧雌雄:♂、8~9月頃開花
 
本種の補虫嚢の表面は、淡緑色地に赤い斑点が沢山入り、襟の部分はホットリップのように真っ赤に色付き、時間の経過とともに黒身が増し結構インパクトのある感じになります。幼苗時期はアンプに良く似ている様ですが、一端徒長を始めると結構早いスピードで伸びる所は、トバイカの血を引き継いでいると思います。又、比較的早い時期から腋芽が発生してくる様です。老成すると節の所々から腋芽が発生してきます。何れ空中コロニーの様になってくれるのかもしれません。
本種は夜間最低15℃程度でもボチボチ着袋してくれますし、夏の暑さにも平気ですので、至って強健、育てやすい種だと思います。下段写真左から、
 
1.入手した当日、2012年4月12日の草姿全体。植物体はごく普通の感じ
  だったが、未だ嚢が付いていなかったので特長が分からない
2.入手して5ケ月少々経過した2012年9月20日に撮ったもの。我が家の
  環境にもなれ、徐々に大きくなってきたので素焼鉢に植替えをした所
3.2012年12月24日、徒長が始まり生育のスピードが増してきた。又、
  小さな腋芽も少しずつ大きくなってきている
4.2013年5月17日に撮ったもの。真中の茎が本種のもので既に60cm
  程度伸長している
5.2014年9月23日に撮った三番目の腋芽。既に超ロアーが付き始めたと
  ころ
6.こちらは昨日の2015年3月19日に撮ったもので、三番目の腋芽が徐々
  に大きくなってきた
7.こちらも昨日撮ったもので、老成し茎の至る所からこの様に腋芽が発生して
  きた。アンプの様に空中コロニーが出来るのだろうか。これからが楽しみ
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1.2012年10月31日、間もなく蓋が開きそうな嚢
2.2012年12月16日、手前の嚢は出来て間もないもので、左奥の嚢は既
  に2ヶ月程度経過したもの。時間が経つと、襟の部分が黒くなる
3.2013年10月1日、二番目の腋芽に出来た超ロアー。リップが真っ赤で
  良く目立つ
4.2013年12月13日、二番目の腋芽に出来た三番目のロアー。輝くよう
  な赤ってところだろうか
5.2014年1月26日、最初の腋芽に出来たミドル
6.こちらも同日の1月26日に撮ったもので、親芽に出来たアッパー。ご多分
  に漏れず色・柄共に擦れてくる
7.2014年8月14日、始めて開花した雄花
8.2014年9月23日に撮ったもので、最初の腋芽に出来たミドルからアッ
  パー寄りの嚢
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1.2014年10月7日、主茎が大分徒長した先に出来たアッパー。何かカス
  みたいな感じ
2.2014年11月14日、手前二つは二番目の腋芽に出来たミドル寄りの嚢
  下の嚢は三番目の腋芽の最初の頃に出来たロアー
3.同11月14日、三番目の腋芽の最初の頃に出来たロアーをアップしたもの
4.2015年1月1日、最初の腋芽に出来たミドル
5.こちらは昨日の2015年3月19日に撮ったもので、三番目の腋芽にでき
  たロアー
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