本日は、N.sp#1です。
 
①自生地:スマトラ島の高地
②入手時期:2011年6月
③入手元:山田食虫植物農園殿
④成長度合:非常に成長が遅い、何れ徒長するのか?
⑤栽培難度:高地性の割には暑がらない。逆に暑めの方が調子良い
⑥挿し木:我が家では未だ挿し木の実績無し
⑦嚢の大きさ:現在15cm前後
⑧雌雄:? 開花実績無し
 
本種はスマトラ島の高地に自生する未記載種で、入手当時の種名は”sp#1”でしたが、今現在も未だ正式な名前は付いていないのでしょうか。一寸不詳です。入手して既に3年半程経過しましたが、全く徒長せずに未だにロゼットに近い状態で推移しています。又、腋芽も一向に発生する様子はありません。唯、入手時に比べてほんの少しだけ大きくなったかなって感じで、あまり変化は有りません。但し、補虫嚢は徐々に大きくなってきているようで、独特な感じになりつつあるようです。
入手時から昨年までは冬場一寸調子が良く有りませんでしたが、今冬は何となくましの様です。唯、年間を通して観察している限り、高地性の割には結構高温の方が調子良さそうで、晩春から晩秋辺りが一番良い感じになってくれます。下段写真左から、
 
1.入手して間もない、2011年6月29日の様子
2.丁度7カ月後の2012年1月29日に撮ったものだが、葉数が増えたくら
  いで殆ど大きくならない
3.2013年1月2日の状態。葉身は大分大きくなるも、ずっとロゼットのま
  ま。大きくなる気があるのだろうか
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1.入手して4ケ月程経過した2011年10月10日に撮った草姿。補虫嚢は
  一寸おちょぼ口で可愛い雰囲気
2.2012年10月8日に撮ったもので、補虫嚢の口がやや縦長になる事が多
  く、ややN.aristolochioides風?
3.2013年6月9日、結構大きく、中々良い色合いの嚢。この画像からは良
  く分からないが、本種の蔓は葉身先端からではなく、僅かに中肋の途中から
  伸出する事が多い
4.2013年12月9日、冬場はめっきり調子を落とす。細身でやや小さく、
  色合も無くしょぼい嚢になることが多い
5.2014年6月10日、出来て数日経過した補虫嚢。時間が経つと更に色合
  が増す。いよいよ本調子になってきた感じ
6.2014年6月21日に撮った補虫嚢。今まさに蓋が開き始めた状態
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1.2014年7月2日、掌に取ってみた
2.2014年8月22日、こちらは出来たてなので色合いがやや薄い
3.2014年10月7日、入手して3年4ヶ月程立ったもので、植替えを一度
  もしていなかったので、植え替える事にした。根鉢を抜いた状態。これは結
  構凄い状態で、本種は根張りが良い。根を解くことは無理な状態まで絡まっ
  ているので、鉢増しにする事とした
4.同10月7日、素焼き鉢にミズゴケで鉢増し完了した様子。これで少しは成
  長スピードが増してくれれば良いのだが・・・・
5.2014年10月23日に撮った補虫嚢
6.2014年11月23日、新しい嚢が順調に育っている。植替えのストレス
  は殆ど無かった感じ
7.2015年1月7日、蔓の先端部分をアップしたもので、成長と共に蔓は葉
  身先端より僅かに中肋の途中から伸出する様になる
8.こちらは今朝2015年1月23日に撮ったもので、夏場に出来る嚢よりや
  や小振りになるが、今シーズンは従来よりも調子が良い感じ。植替えの効果
  かな?
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