本日は、N.×hookeriana vittata(NO-3)です。
 
①自生地:マレー半島、ボルネオ島、スマトラ島、シンガポール等のインドネシア
     諸島、1881年記載種(N.rafflesiana×ampullaria)
②入手時期:2011年11月
③入手元:リベラルファーム(ぷりんさん)殿
④成長度合:早い
⑤栽培難度:簡単
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax10cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
 
N.×hookerianaにも種々バラエティーがありますが、本種は特に色合いの濃い斑模様となり、襟にはクッキリとストライプが入り、やや丸型の嚢になるタイプです。高温、低温にも強く育てやすい品種ですが、冬場最低温度が15℃程度になる我が家ではショボイ嚢がポツポツ付く程度です。しっかりと着袋させるには18℃程度は欲しい所ですが、中々難しいのが現状です。
既に随分徒長し温室の天井に届きつつあります。唯、腋芽が発生する気配が全くありません。今春以降挿し木したいところですが、一寸悩ましいところです。下段写真左から、
 
1.入手して約2ケ月程経過した2012年1月9日の状態。やっと嚢が膨らみ
  始めたみたい
2.2012年3月9日、嚢が出来上がって半月程経過したもの。多少色合いは
  薄めかな。次の袋の赤ちゃんも少しずつ膨らみ始めた
3.2012年6月4日に撮った草姿全体。少しずつ葉数も増えがっちりとした
  感じになってきた。嚢も順調に付いている
4.こちらは2012年6月21日に撮った根部のアップ。上体が大きくなって
  きたので植替えの為ビニールポットから株を抜いた状態。太い根は見当たら
  ないが、細根が結構廻ってきているので、素焼鉢へ植替えた
イメージ 1
 
1.2012年2月17日、我が家で最初の嚢をアップ。色合いは未だ一寸薄い
2.2012年3月30日、二つ目の嚢、少し色合いが濃くなった?
3.こちらは2012年6月17日に撮ったもので、今まさに蓋が開こうとして
  いる所。斑模様が大分濃くなった感じ
4.一寸ボケて見辛いが、2012年6月21日に素焼鉢に植替えをした状態
5.2012年10月17日、良い色合いの嚢が付いているが、気温が低下して
  きているので、綺麗な嚢は付かなくなりそう
6.2013年1月23日、掌に取ってみた。今はこれ位の大きさだが、もう少
  しは大きくなってくれるかな。今春以降に期待したい所
7.2013年4月6日に撮った草姿。嚢は殆どかれてしまっているが、暖かく
  なってきたのでやっと膨らみ始めた。主茎は既に徒長してきている
イメージ 2
 
1.2013年9月21日、いよいよアッパーが展開し始めたようで、間もなく
  蓋が開きそうな嚢
2.2013年9月27日、一枚目の嚢が開ききった様子で、反対側からのアン
  グルで撮ったもの。ほぼアッパーかな
3.2013年10月1日、真正面から撮ったもの。リップのストライプが美し
  い
4.2013年11月16日、次に出来たアッパー
5.2014年1月26日、厳寒期だが何んとか嚢が持ちこたえてくれている
6.2014年8月25日に撮ったアッパー、冬季でも夏季でも嚢に遜色はない
  ようだ
7.こちらは今朝2015年1月18日に撮ったもので、開きかけの嚢。後ろに
  見える太い茎が本種のもの。既に温室の天井に届き始めた。この春には挿し
  木をしたいところだが、一向に腋芽が発生してくれない。何でやねん!
イメージ 3
 
ランキング参加中、ポチッと! 応援の程宜しくお願い致します。m(._.)m
↓↓↓
イメージ 4