本日は、N.rafflesiana 'Limited release from seed'です。
 
①自生地:マレー半島、北ボルネオ島、スマトラ島、シンガポールなど、
     1835年記載種
②入手時期:2012年1月
③入手元:JCPS殿
④成長度合:今の所やや遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax10cm程度
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
 
本種もN.rafflesianaのバラエティーの一つで、実生苗の限定リリース品として入手しました。入手時は枯れそうなほど貧弱な感じでしたが、何とか調子を取り戻し成長をしてくれました。唯、昨年の夏に水切れで瀕死状態になってしまいました。その結果、頂芽は枯れてしまいもう駄目かと思いましたが、その一節下の潜芽が動き始め何んとか成長してくれるようになりました。小さな腋芽も発生してくれたようで、これからの株だと思います。
未だ特長はあまりありませんが、少しずつN.rafflesianaらしくなってきた感じがします。色合いは徐々に濃く海老茶色になってきました。又、襟の部分にも同系色のストライプが入る様です。襟の部分から蓋の付け根にかけて徐々にせり上がってきている様ですので、大きくなれば割と見応えが出てくるのかもしれません。ロングネックになってくれたら最高なのですが・・・・。下段写真左から、
 
1.入手当日、2012年1月12日の様子、展開している4枚の葉の内2枚は
  既に黄ばみ枯れる寸前の様。果たして無事に活着してくれるのかとても不安
2.4ヶ月半程度経過した2012年5月28日に撮った草姿全体。何とか活着
  してくれたようで、少しずつ葉数及び、補虫嚢が増えてきた感じ
3.11月9日に素焼鉢に植替え後暫くした2012年11月28日に撮ったも
  の。いきなり倍以上の葉身が成長してきた。ここまでくれば何とか順調に生
  育しそう
4.こちらは今朝2013年7月7日に撮ったもの。この様に一番左の入手時の
  状態と見比べてみると結構大きくなった様で、今後の成長が期待できそう
5.2013年11月9日、9月下旬に腋芽が発生し、徐々にではあるが成長し
  てきた。これより先、水切れで頂芽が枯死してしまったが、頂芽下節の潜芽
  とこの腋芽が無事に成長してくれている様で一寸安心
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1.入手当日の2012年1月12日、既に小さな補虫嚢が一つ付いていたがそ
  れをアップしたもの。結構赤みが強い
2.2012年8月11日、暑さがとても好きなので結構調子良く生育してくれ
  ているのだろうか。補虫嚢もボチボチ付いて少し賑やかになったかな?
3.2012年8月28日、少しだけラフレっぽくなった?
4.2012年11月28日、中々丸い感じのいい嚢になってきた様に思うが、
  今から更に気温が低下してくるので、調子を落としてくるかもしれない
5.2013年4月14日、何時ものシーズンより低温だったが、何とか無事乗
  り切ってくれた様で嚢も成長し始めた
6.5の未開の嚢の三日後、2013年4月17日に撮ったもの。徐々に斑模様
  が少なくなり、色合も濃くなった感じだ
7.2013年7月7日に撮った最新の補虫嚢をアップ。色合いは海老茶色みた
  いで、蓋が結構大きくなった
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1.2013年9月2日に撮ったもので、右の嚢は出来て1ヶ月以上経過、左の
  嚢はもう直ぐ開きそうな雰囲気
2.2013年9月7日、開き始めたばかりの嚢
3.2013年9月12日、出来たての嚢は、リップが緑色で臙脂のストライプ
  が目立つ
4.2013年12月8日、漸くN.rafflesianaらしくなってきただろうか
5.翌日の12月9日、4の嚢を側面から撮ったもの。結構ネックがせり上がっ
  てきくた感じ。もっとロングネックになってくれたら恰好良いのだが・・・・
6.2014年6月30日、腋芽に出来たロアー
7.2014年11月24日、こちらも腋芽に出来たロアーで、少しずつ色合い
  が出てきた感じ
8.こちらは今朝2014年12月2日に撮ったもの。頂芽下節の潜芽が成長し、
  やっと嚢を付けてくれた。右の嚢は今まさに開かんとしている状態だがネッ
  クは短い。左は次の嚢だが一挙に成長し間もなく開きそうで、こちらは少し
  長いネックになってくれそうな感じ
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