本日は、N.treubiana Warb.です。
 
①自生地:ニューギニア島西部アンダマタ、マッククルエル湾等、1891年記載種
②入手時期:2012年9月
③入手元:大谷園芸殿
④成長度合:遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での実績なし
⑦嚢の大きさ:我が家でMax8cm弱
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
 
本種は、標高0~500m辺りに自生している低地性種ですので、育てやすいのではないかと思い入手しましたが、いざ育ててみると高地性種の様に中々思った様には育ってくれないように思います。
自生地の環境は、海岸の石灰岩の急斜面、海岸沿いの森林等に多い様ですので、必然的に木漏れ日が当たる場所辺りになると思います。
実際我が家で、陽の強い場所に置いて管理したところいじけてしまいました。現在は50%程度の遮光下で育てています。遮光下の方が成績が良い様に思います。今は未だ入手当時の鉢ですが、最近少しずつ大きくなってきている様ですので、鉢増しをした方がよさそうに思います。今後どの様に成長してくれるのでしょうか。引き続き見守って行きたいと思います。下段写真左から、
 
1.入手当日の2012年9月26日に撮った草姿全体。葉数も多く、みずみず
  しい葉が美しい。1つ補虫嚢も付いている
2.2012年11月19日、2ケ月程経過し、我が家の環境にも慣れてきたの
  かやや大きな葉を展開し始めた
3.2012年12月31日、ポツリポツリと嚢を付けてくれるが、葉数が減っ
  てきた
4.2013年2月19日、冬場遮光率を低くして栽培しているが調子はイマイ
  チってところ
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1.2013年6月14日に撮った株姿。やはり陽の当たりが強いのだろう。葉
  も赤くなり全体的に調子良くなさそう。早速50%程度の遮光下に移し様子
  をみる事とした
2.2013年10月5日、相変わらず調子が悪い。葉が二枚程黄ばんできた。
  単なる生理現象ならば良いが一寸不安
3.2014年9月24日、随分と状態を撮っていなかった様で、おおよそ1年
  ぶりの撮影。50%遮光下で育てているが、何んとか持ち直してくれたよう
  で、一回り以上大きくなってくれたが、最近あまり着袋していない
4.こちらは一昨日の2014年10月22日に撮ったもの。やっと少しだけ大
  きめの嚢が付いた。ボチボチ鉢増しをしないといけないかな
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1.2012年11月12日に撮った補虫嚢のアップ。めっちゃ小さい嚢で、殆
  ど緑一色
2.2013年2月22日、若干嚢は大きくなった感じだが、色合いは相変わら
  ず緑一色
3.2013年5月20日、襟の部分が少しずつ色付き始めたのと、形がややポ
  ッテリ型になってきた感じ
4.2013年6月6日、襟に続き少し嚢表面に色が付いてきたかなって状態
5.2013年10月5日に撮った補虫嚢のアップ。色合いも徐々にそれらし
  くなってきた。もっと濃い色合いの渋い嚢になる。形が少し漏斗型になっ
  てきたかな?
6.2014年10月22日に撮ったもの。蓋が開いたばかりのおぼこい嚢
7.こちらは今朝2014年10月24日に撮ったもので、左写真の嚢の二日後
  の様子。リップのエッヂ部がやや色付いてきた感じだが、もう少し時間が経
  てばもっと渋い色合いになってくる
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