本日は、D.Nagamotoです。
 
本種は、先月我が家の仲間入りをしたばかりの新参者です。ブログでお世話になっているgunさんよりお譲りいただきました。誠にありがとうございました。
本種の生い立ちを確認したところ、D.anglica×spatulataの交配種で、本種の種名となった、故、永本二郎氏が世界で初めて人工交配して作出された品種だそうです。
D.anglicaは、日本でも北海道や尾瀬に自生するモウセンゴケ属の一種で、和名はナガバノモウセンゴケと云い、その名の通り長い補虫葉で大型の見応えある品種ですが、自生地で分かる様に冷涼な気候の地域に自生しています。
一方D.spatulataは、日本の各地にも自生しているドロセラの代表種で、和名をコモウセンゴケと云います。本種は冬の低温にはやや弱いとの事ですが、この二種を交配したD.Nagamotoはとても育てやすいのではないかと勝手に考えています。果たしてどうなのでしょうか。
草姿は両種の特徴が出ているのでしょうか。結構がっちりとした感じで纏まった雰囲気があります。補虫葉(しゃもじ)の部分は比較的大きく見応えがあります。いただいた当日は、やや緑っぽい感じでしたが、直射ガンガンの場所においていましたら、いつの間にか真っ赤に色付きました。これって陽によるものなのか、気温の低下によるものなのか、どうでしょうか。繊毛の先から溢れんばかりの粘液を出しキラキラ輝く姿と、葉色がとても美しいと思います。
冬季は冬芽で越冬するタイプなのでしょうか。多分寒さには強いのではないかと思います。生育状況を観察しつつ育てていきたいと思います。下段写真左から、
 
1.いただいた翌日の2014年9月24日に撮ったもの。全体的に緑がかった
  感じ
2.2014年10月6日、直射ガンガンの場所で育てているせいか、それとも
  気温低下によるものか分からないが、徐々に色付いてきた
3.こちらは昨日の2014年10月10日に撮ったもので、更に色合いが濃く
  なり、粘液の輝きと相まって美しさが増してきた。又、葉数も徐々に増えて
  きた感がある
イメージ 1
 
ランキング参加中、ポチッと! 応援の程宜しくお願い致します。m(._.)m
↓↓↓
イメージ 4