本日は、N.Rebecca soperです。
 
①人工交配:N.ramispina×ventricosa
②入手時期:2010年10月
③入手元:大阪駅前第一ビル地下二階フラワーガーデン
④成長度合:早い
⑤栽培難度:簡単、高温、低温に強い
⑥挿し木:水挿しで100%
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax20cm程
⑧雌雄:♂ 5月頃
 
本種はこの2~3年位前から、ホームセンターなどで良く見かけるようになりました。まともな種小名で売られている事は殆どない様で、N.red alataなる名前を良く目にします。事実は不詳ですので、偉そうなことは言えませんが。(謝)
ロアーはとてもシックな色合いで、チョコレートみたいな感じにも見えます。濃い色合いの中に更に濃色の斑模様があります。ロアーはN.ramispinaの影響を大いに受け継いでいる様に思います。一方、ミドルからアッパーになると殆ど色素が抜けてしまい、アントシアニンフリーのような感じになって、まるで別種の様です。強健で育てやすい品種だと思いますが、・・・・。
本種は成長が早く直ぐに温室の天井に届くので、我が家では棚の奥に追いやられていました。従って管理が不十分で、気が付いた時には既に枯死寸前になっていました。棚の奥から引っ張り出して確認したところ、蟻の巣窟になって根部がボロボロ状態でした。再起の見込みもない状態でしたが、僅かに二枝のみかろうじて生きている状態でしたので、枝をカットし挿し木にしました。運良く発根してくれましたので、これからリベンジを図りたいと思います。因みに他の数鉢も蟻の巣窟になっていましたので、早速薬剤散布(オルトラン粒剤)し事無きを得ました。何時も蟻を食事としているので、復讐されたのでしょうかね。気を付けなければ。下段写真左から、
 
1.2011年9月7日に撮ったもので、腋芽の最初に出来たロアー。シックな
  色合いが何となく良い感じがする
2.2011年9月30日に撮ったロアーだが、徐々に色が抜けてきた。色抜け
  は比較的早い時期から始まる
3.こちらは2011年10月21日に撮ったロアー
4.2011年11月3日、ミドル当たりになってきた嚢。随分色素が抜けてき
  た。右下に見えるのは本種のロアー
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1.2012年10月14日、最近発生した腋芽に出来たロアーで、斑模様が良
  く目立つ。ラミスピナを彷彿させる
2.2012年7月14日に撮ったミドル。殆ど色彩が無くなった。これはこれ
  でみずみずしくて良い感じ
3.一寸古い2011年9月5日に撮ったアッパー。尻ずぼみになって、何てこ
  と無い唯の嚢って感じだろうか
4.2012年5月26日、開花した花序(雄株)。後ろに写っているのは本種
  の茎と補虫嚢。既に茎は3m以上伸長している。今春カットし挿し木にトラ
  イしてみよう
イメージ 2
1.2014年9月26日、超久しぶりに撮ったもので、蟻の巣窟になり瀕死状
  態だった枝をカットし、今年の7月に水挿ししていたところ、何んとか発根
  してくれたので、ビニールポットに上げる事とした
2.こちらは昨日の2014年10月2日に撮ったビニールポット上げの挿し木
  苗。奥の二株が頂芽挿し、手前の二株が節間挿しの苗。挿し木はとても簡単
  だった。これからしっかりと仕立て直しをしなければならない
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