本日は、N.×kuchingensis Sh.Kurata 'Green'です。
①自生地:ボルネオ島クチン、マレー半島、スマトラ島、ニューギニア島など、
N.ampullariaとN.mirabilisの自然交配種
②入手時期:2012年10月
③入手元:うつぼの郷殿
④成長度合:普通
⑤栽培難度:簡単
⑥挿し木:我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax8cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
②入手時期:2012年10月
③入手元:うつぼの郷殿
④成長度合:普通
⑤栽培難度:簡単
⑥挿し木:我が家での実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家でMax8cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
本種はN.ampullariaとN.mirabilisが自生する地域で自然交配した種類で、当初ボルネオ島のクチンで発見された事から本種小名が冠されました。その後の調査で、マレー半島、スマトラ島、ニューギニア島等でも発見されており、このグリーン以外に、ビッタータやレッド等があります。
両親の性格上とても育てやすい品種です。と云うものの枯らしそうになりました。冬場はやや高めの温度(20℃以上)が確保できればしっかりと着袋してくれるようです。
我が家では入手後から順調に育ってきましたが、この昨秋に水やりを失敗して、過湿になり根腐れ状態となってしまいました。その後一端完全に乾燥させた上で、お湿り程度の灌水を続け様子を見てきましたが、殆どの葉が枯れてしまい、ずっと瀕死の状態が続いていました。暫らくして先端の芽の部分が少し成長してくる兆しがあり、何とか持ち堪えてくれた様で、本日現在、調子は悪いものの何んとか頑張ってくれています。それに、やっと地際から腋芽が発生し、徐々に成長してきていますので、一寸安心と云ったところでしょうか。
しかし、思えば水やりって簡単な様で本当に難しいですね。一応鉢の重さと用土の湿り具合を指で確認しながらやってはいるのですが、それでもミスってしまう事があります。情けない限りです。下段写真左から、
両親の性格上とても育てやすい品種です。と云うものの枯らしそうになりました。冬場はやや高めの温度(20℃以上)が確保できればしっかりと着袋してくれるようです。
我が家では入手後から順調に育ってきましたが、この昨秋に水やりを失敗して、過湿になり根腐れ状態となってしまいました。その後一端完全に乾燥させた上で、お湿り程度の灌水を続け様子を見てきましたが、殆どの葉が枯れてしまい、ずっと瀕死の状態が続いていました。暫らくして先端の芽の部分が少し成長してくる兆しがあり、何とか持ち堪えてくれた様で、本日現在、調子は悪いものの何んとか頑張ってくれています。それに、やっと地際から腋芽が発生し、徐々に成長してきていますので、一寸安心と云ったところでしょうか。
しかし、思えば水やりって簡単な様で本当に難しいですね。一応鉢の重さと用土の湿り具合を指で確認しながらやってはいるのですが、それでもミスってしまう事があります。情けない限りです。下段写真左から、
1.入手した翌日の2012年10月25日に撮ったもの。大きめの苗で、既に
3つの補虫嚢が付いていた
2.2013年6月26日、順調に生育中
3.こちらは2013年11月12日に撮ったもの。過湿による根腐れで枯死寸
2.2013年6月26日、順調に生育中
3.こちらは2013年11月12日に撮ったもの。過湿による根腐れで枯死寸
前になったが、葉2枚のみ残して何とか持ち堪えてくれている様に思う。枯
れた葉、嚢が痛々しい
4.これも同日の11月12日に撮ったもので、取り敢えず枯れた葉と嚢をカッ
4.これも同日の11月12日に撮ったもので、取り敢えず枯れた葉と嚢をカッ
トしたが、何かめっちゃ淋しい限り。先端の芽が少し伸びてきた様なので、
何とか大丈夫ではないかと思う

1.入手当時の2012年10月24日に撮った補虫嚢のアップ
2.2012年12月14日、50%程度の遮光下で育てているので、ほぼグリ
2.2012年12月14日、50%程度の遮光下で育てているので、ほぼグリ
ーン一色
3.2013年6月26日に撮ったもので、やはりグリーン一色。伸び過ぎた枝
3.2013年6月26日に撮ったもので、やはりグリーン一色。伸び過ぎた枝
等整理し少し設置場所が確保できたので、これからはお陽さんガンガンの所
に移そう
4.2013年8月22日、棚上設置から吊鉢仕立てにして、お陽さんガンガン
4.2013年8月22日、棚上設置から吊鉢仕立てにして、お陽さんガンガン
で育成中。陽が良く当たると少しピンクに色付いてくる
5.これも8月22日に撮った別の嚢で、蓋が開き始めたところ
6.2013年9月7日、蔓が邪魔して蓋が開き切らない感じ。薄っすらとピン
5.これも8月22日に撮った別の嚢で、蓋が開き始めたところ
6.2013年9月7日、蔓が邪魔して蓋が開き切らない感じ。薄っすらとピン
クに色付いて美しい。これ以降瀕死状態となり着袋せず。元気になってくれ
るまで半年程度かかりそう
7.2014年4月10日、あまり調子は良くないが、何んとか着袋してくれる
7.2014年4月10日、あまり調子は良くないが、何んとか着袋してくれる
までには回復した。やっと付き出した嚢

1.こちらの4枚は今朝2014年9月23日に撮ったもの。1枚目は株全体を
撮ったものだが、全く見せられるものではない状態。根腐れ以降何かずっと
愚図っている感じ。唯、僅かな望みは腋芽が出て成長を始めたこと
2.こちらはその腋芽をアップしたもの。未だ小さいがしっかりとした芽の様な
2.こちらはその腋芽をアップしたもの。未だ小さいがしっかりとした芽の様な
ので、何んとか無事成長してくれるのではと期待している
3.腋芽に出来た超ロアー。口が真ん丸で超カワユイ!
4.こちらは親芽に出来た補虫嚢。陽に良く当たるとピンクがかった色合いにな
3.腋芽に出来た超ロアー。口が真ん丸で超カワユイ!
4.こちらは親芽に出来た補虫嚢。陽に良く当たるとピンクがかった色合いにな
る
