本日は、N.spathulata×glanduliferaです。
①人工交配:N.spathulata×glandulifera
②入手時期:2012年4月
③入手元:jips殿
④成長度合:遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax8cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績は無し
②入手時期:2012年4月
③入手元:jips殿
④成長度合:遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax8cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績は無し
高地性種の両親同士を掛け合せた品種で、夏の暑さを嫌うと思いましたが、雑種強勢でしょうか。40℃を越す温室内でも特に問題なく夏越ししてくれています。唯、気温はやや低めの方が調子良さそうです。両親よりは育てやすく、良く着袋してくれる様ですが、未だ小苗ですので、本来の姿にはなっていないと思います。
葉身はややヘラ型でN.spathulata似の様ですが、補虫嚢はN.glandulifera似でしょうか。特に蜜腺が多く、あちこちから噴き出してくる辺りは良く似ていると思います。成長は遅く、腋芽も一向に出てくる気がないようです。もう暫らく様子を見てみることにしましょう。下段写真左から、
1.入手した当日の2012年4月6日に撮った草姿全体。大きめの株だが、や
や遮光が強い状態で育苗されてる感じで、葉が少し柔らかい
2.こちらは入手して10ケ月以上経過した2013年2月27日に撮った草姿。
2.こちらは入手して10ケ月以上経過した2013年2月27日に撮った草姿。
葉数も増え少しずつがっちりしてきたのと、葉の形がN.spathulata似になっ
て来た感じ
3.2013年5月6日に撮った草姿全体。葉身は更にがっしりとしてきた。袋
3.2013年5月6日に撮った草姿全体。葉身は更にがっしりとしてきた。袋
付きも良い
4.2013年11月10日、気温が徐々に低下しているが、調子は良くなって
4.2013年11月10日、気温が徐々に低下しているが、調子は良くなって
きた感じで、良く着袋してくれる
5.こちらは昨日の2014年9月18日に撮ったもの。今夏は冷夏だったため、
5.こちらは昨日の2014年9月18日に撮ったもの。今夏は冷夏だったため、
ダメージはさほどなかった。これから状態は更に良くなってくれるのではな
いかと期待したい

1.2012年4月17日に撮った嚢のアップ。入手当時から付いていた嚢で、
色合いがとても薄い
2.2012年7月11日、非常に濃い色合いになってきた。嚢表面に黒いあざ
2.2012年7月11日、非常に濃い色合いになってきた。嚢表面に黒いあざ
みたいなのが至る所にあるが、これは蜜腺で結構蜜が噴き出している。N.gla
nduliferaの影響を強く受けている模様
3.2012年9月8日、我が家の環境にも慣れ、又、猛暑下も無事やり過ごし
3.2012年9月8日、我が家の環境にも慣れ、又、猛暑下も無事やり過ごし
てくれたので、これから状態は更に良くなってくれるものと思う
4.同じく9月8日に撮った補虫嚢のアップ。
5.こちらは2012年9月19日のもの。本当に良い色合いをしていると思う。
4.同じく9月8日に撮った補虫嚢のアップ。
5.こちらは2012年9月19日のもの。本当に良い色合いをしていると思う。
これでN.spathulataの襟が再現すれば言う事なし
6.2013年4月11日、この嚢は思いっきり色合いが薄い
7.これは2013年5月6日のもの。徐々に色合いが薄くなっていくのだろう
6.2013年4月11日、この嚢は思いっきり色合いが薄い
7.これは2013年5月6日のもの。徐々に色合いが薄くなっていくのだろう
か
8.これも5月6日に撮った別の嚢。嚢は少しずつ大きくなってきているが、色
8.これも5月6日に撮った別の嚢。嚢は少しずつ大きくなってきているが、色
合いはやはり薄い

1.2013年5月30日、今まさに開きかけた嚢。色合いは薄そう
2.2013年6月2日、こちらの嚢は一転して色付きが良い
3.2013年11月10日、これは明るい赤って感じかな
4.これも同日の11月10日に撮った別の嚢で、深みのある赤って感じ
5.こちらは昨日の2014年9が18日に撮ったもので、色合いは薄い
6.これも昨日の別の嚢で、やや赤みはあるものの、パっとした色合いではない
2.2013年6月2日、こちらの嚢は一転して色付きが良い
3.2013年11月10日、これは明るい赤って感じかな
4.これも同日の11月10日に撮った別の嚢で、深みのある赤って感じ
5.こちらは昨日の2014年9が18日に撮ったもので、色合いは薄い
6.これも昨日の別の嚢で、やや赤みはあるものの、パっとした色合いではない
