本日は、N.ampullaria 'Harle Quin'です。
 
①自生地:マレー半島、スマトラ島、ニューギニア島、ボルネオ島など、
     1835年記載種
②入手時期:2011年10月
③入手元:JCPS殿
④成長度合:普通
⑤栽培難度:簡単
⑥挿し木:我が家での実績なし
⑦嚢の大きさ:我が家でMax7cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
 
本種は思ったより廉価でしたので、2株入手しました。har-le-quinとは、まだらのタイツをはいた中世無言劇などの道化役からきており、”色彩・装飾などがまだらの”と云った意味で、補虫嚢の表面の色彩がそれに似ていることに因みます。
入手当時は薄いオレンジ色に斑が入る程度の中途半端な色合いでしたが、成長してくるにつれ、オレンジ~赤地に濃い臙脂色の斑点が入り、リップも艶やかな美しい赤~臙脂色になってきました。
入手から1年程度はあまり調子は良くなかったのですが、徐々に調子を上げ、現在は2株とも腋芽が数芽成長し、再びグランドが発生して賑やかになってきました。本ブログではカテゴリを原種扱いにしていますが、確かスリランカの業者(BE)が作出したsib-crossだったように記憶しています・・・・。下段写真左から、
 
1.入手当日の2011年10月27日に撮ったもの。廉価だったので2株入手。
  何れも根洗い状態の苗で、素焼鉢にミズゴケで植付けた状態
2.入手して1年弱の2012年9月29日の草姿全体。親芽は元気で腋芽も発
  生してきた
3.こちらは2013年9月1日に撮ったもので、親芽+複数腋芽も成長し、一
  寸ミニジャングルの様相を呈し始めた。整理のため鉢を動かそうとしたが一
  寸無理~。手前左下の株は別種(N.ampullaria 'Brunei Red×Harlequin')
  で、真中と右端が本種
4.2013年11月6日、気温が低下してきているので、ボチボチ嚢付きも緩
  慢になってきそう
5.こちらは今朝2014年9月14日に撮ったもの。左下に見えるのが親芽の   茎で、上方に3本見えるのが腋芽の茎。既に腋芽も伸長したが、次のグラン
  ドがボチボチ出来ている。もう少し増えてくれるかな?
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1.2011年10月31日に撮った補虫嚢のアップ。入手時より付いていた嚢
  だが、薄いオレンジ色に斑が入る程度の中途半端な色合い
2.2012年9月4日、腋芽も発生しグランドがボチボチ付き始めた。色合い
  は未だ一寸薄い感じ
3.こちらも2012年9月4日に撮ったもので、親株に付いた補虫嚢。大分色
  合いが濃くなり斑模様もはっきりとしてきた感じ
4.2012年9月29日に撮った補虫嚢。これは一寸丸っこい
5.2013年6月8日、リップの色合いも濃く中々良い感じ
6.こちらは今朝2014年9図14日に撮ったもので、三番目の腋芽に出来た
  嚢
7.これはほぼ正面から撮ったもの。グランドと違ってややスレンダーな感じ
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