本日は、N.boschiana×densiflora(NO-2)です。
 
①人工交配:N.boschiana×densiflora
②入手時期:2013年10月
③入手元:JIPS殿
④成長度合:やや遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での実績は無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax8cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
 
種子親のN.boschianaはボルネオ島の固有種で、標高1200m~1800mの高地に自生する高地性の大型のネペンテスです。
一方花粉親のN.densifloraは、スマトラ島の標高1700m~3200m辺りの多湿多霧帯に生育しており、N.boschianaよりも高地に自生していjます。
両種とも高地性種ですが、NO-1の成長過程を観察していますと、夏場多少暑がる傾向にあるものの、多少遮光して涼しくしてやれば何とか問題なくやり過ごしてくれている様です。両親共に高地性ですので、本種も秋から梅雨明け前位が一番調子良く着袋してくれます。夏場も何とか着袋しますが、小さく、色合もしっくりきません。
入手して11ケ月程度経過し、少しずつ大きくなってくれている様です。有る程度の大きさになると、赤から臙脂色になり、斑模様もクッキリとした美しい独特な雰囲気になってきますので、今後の成長を経過観察していきましょう。下段写真左から、
 
1.入手した翌日の2013年10月23日に撮ったもの。NO-1は砂利系混合
  用土で育てていますので、生育比較の観点からも、本個体は素焼鉢にミズゴ
  ケで植え付けた
2.2014年3月6日、遮光率を下げたので、みずみずしい色合ではなくなっ
  たが、ある程度ガッチリとしてきた雰囲気。我が家で最初の補虫嚢が少しず
  つ膨らんできているが、一寸見えない
3.こちらは今朝2014年3月16日に撮った草姿全体。2枚目の写真から1
  0日しか経過していないので、殆ど変りようはないが、下葉が1枚枯れたの
  と、補虫嚢がやっと完成した
4.2014年4月28日、あまり日が経っていないので殆ど変りようがない
5.こちらは昨日の2014年9月3日に撮った草姿全体。少しずつではあるが
  大きくなってきている感じ
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1.入手した翌日の2013年10月23日に撮った補虫嚢
2.こちらは2014年3月16日に撮った完成して間もない補虫嚢。有る程度
  草体が大きくなってくれば、独特の柄、色合となり美しくなってくる筈
3.2014年4月28日、光の当たり加減にもよるが、色合いが少し濃くなっ
  てきた雰囲気
4.2014年6月24日、リップが紅く良い感じになってきた
5.こちらは昨日の2014年9月3日に撮った最新の補虫嚢
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