本日は、N.lowii×campanulataです。
 
①人工交配:N.lowii×campanulata
②入手時期:2013年12月
③入手元:リベラルファーム(ぷりんさん)殿
④成長度合:今の所やや遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での挿し木実績無し
⑦嚢の大きさ:我が家ではMax8cm程
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
 
本種は、昨年12月初旬にぷりんさんより分譲していただいた品種です。Exotica Plantsによってこの両親を掛け合わせ作り出された交配種で、アッパーになるととても迫力のある大きな魅力的な袋を付けてくれます。それまで大きく育て上げたいものです。
種子親のN.lowiiは、ボルネオ島のキナバル山、トラスマディ山、ムル山等の標高1600m~2600m辺りの高地に自生する高地性種です。特にアッパーの形がとても魅力的でマニア垂涎の種ですが、高地性種ですので暑さを嫌う難物でもあります。
一方花粉親は、ボルネオ島のサラワク等標高300~500m辺りの石灰岩で出来た垂直な崖に自生する低地性小型のネペンテスです。その形状(釣鐘状のピッチャー)からその名が冠されました。
入手して9ケ月少々が経過しましたが、やはり思った通り成長はやや遅いようです。おおよそ1枚/1.5ケ月程度葉が成長するスピードでしょうか。今夏は長雨続きで熱帯夜も数日しかなかったので、夏越しも比較的楽だったように思います。今日現在何んとか問題なく成長してくれている様に思います。これからしっかりと大きくなって独特なピッチャーを付けさせたいと思います。下段写真左から、
 
1.入手当日の2013年12月6日に撮ったもので、とても立派な苗を分譲し
  ていただいた。既に補虫嚢も4つ付いている
2.2014年3月16日、3ヶ月少々経過し、葉も2枚程度展開してきた。我
  が家の環境に慣れてきた様に思う
3.2014年7月22日、葉の色合いも濃くなり大きめの葉身が展開している。
  何んとかこの夏を無事に乗り切って欲しいもの
4.こちらは昨日の2014年9月1日に撮ったもの。冷夏だったお陰で何んと
  か踏ん張ってくれたように思う。これから徐々に気温が低下してくるので、
  晩秋位までは良い感じで成長してくれそう
5.こちらも昨日撮ったステムのアップ。我が家にやってきた当初の頃と比べる
  と3倍近く太くなった。このまま順調に育ってくれることを祈りたい
イメージ 1
1.入手当日の2013年12月6日に撮ったもので補虫嚢をアップしたもの。
  既に嚢の口部がやや広く見えるのは気のせい?特長は未だ殆ど無いが、何れ
  大きく育て上げる事ができれば、EPのHPに掲載されている様な立派なで
  かい魅力的な補虫嚢を付けてくれる筈・・・・?
2.2014年1月9日、我が家に来てはじめての補虫嚢で、間もなく蓋が開き
  そう
3.2014年1月15日、やっと蓋が開いたところ。嚢はやや小さめだが、色
  合いは濃い様に思う。リップにはほんのりとストライプが入っている
4.2013年3月16日、蓋が開いた最新の補虫嚢。未だ小さいが確実に付い
  てくれている
5.こちらは2014年4月13日に撮った最新の未開の補虫嚢で、未だ色合も
  薄い。蓋が開くまでにはもう少し時間がかかりそう
イメージ 2
1.2014年7月22日に撮ったもので、N.lowiiの特徴である裏蓋に蜜の塊
  が・・・・。剛毛は未だ生えていないが、再現されるのだろうか
2.2014年8月29日、開いたばかりの補虫嚢
3.こちらは昨日の2014年9月1日に撮った二枚目の写真の嚢が開ききった
  もの。最初の頃に比べやや色合いが薄くなってきた?
4.こちらも昨日撮ったもので、最新の未開の嚢
イメージ 3
 
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