本日は、N.maxima var borneo.です。
①自生地:N.maximaはボルネオ、スラウェシ、ニューギニア、マルク諸島等、本種は
ボルネオ島、1824年記載種
②入手時期:2011年11月
③入手元:リベラルファーム(ぷりんさん)殿
④成長度合:遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での実績なし
⑦嚢の大きさ:我が家でMax12cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
②入手時期:2011年11月
③入手元:リベラルファーム(ぷりんさん)殿
④成長度合:遅い
⑤栽培難度:普通
⑥挿し木:我が家での実績なし
⑦嚢の大きさ:我が家でMax12cm前後
⑧雌雄:?、我が家での開花実績無し
本種はやや高地性の種ですが、夏の暑さにもある程度耐えられる品種の様で、真夏40℃以上になる我が家の温室内でも何んとか成長しています。唯、やはり環境が良くないのか、中々大きくなってくれません。元々私とN.maximaは相性が悪いのか、他の品種も愚図り気味です。
本種は入手した当時半透明のブラ鉢に植えられていましたが、根部の通気性を考え10ヶ月程経過した2012年の9月に素焼き鉢へ植替えました。これが良くなかったのか、暫らくして頂芽がケロイドの様になって成長が止まってしまいました。4ヶ月以上ずっとそのままでしたが、4ヶ月目位からやっと腋芽が発生し、徐々に成長を開始してくれるようになり本日に至っています。貴重な品種ですので絶やしたくありません。何んとか無事に成長して欲しいものです。下段写真左から、
1.入手当日の2011年11月9日に撮った草姿全体。既に着袋しているが、
殆ど色が抜けた感じ。何れ赤くなって美しい嚢を付けてくれると思う
2.2013年1月5日、植替えが悪かったのか、ダメージが大きかったようで
2.2013年1月5日、植替えが悪かったのか、ダメージが大きかったようで
頂芽部分がケロイドの様になり、芽が 無くなってしまった
3.2013年3月9日、頂芽は無くなってしまったが、その下の腋芽が徐々に
3.2013年3月9日、頂芽は無くなってしまったが、その下の腋芽が徐々に
成長してきた様子
4.2013年9月23日、やっとここまで回復してきたが、調子はイマイチ、
4.2013年9月23日、やっとここまで回復してきたが、調子はイマイチ、
夏を無事に乗り切ってくれたので、これからの成長を期待したいところ
5.こちらは今朝2014年7月25日に撮った株姿。生育状況はイマイチ良く
5.こちらは今朝2014年7月25日に撮った株姿。生育状況はイマイチ良く
ないが、何んとか着袋してくれている

1.入手し2ヶ月経過した2012年1月9日に撮った補虫嚢。少しずつ色合い
が良くなってきた感じ
2.2013年2月16日、既に親芽は消えてしまっているが、補虫嚢は美しく
2.2013年2月16日、既に親芽は消えてしまっているが、補虫嚢は美しく
色付いて出来た。多分これが最後。暫らく嚢は拝めそうにない
3.2013年9月23日、ダメージ後漸く着袋したものだが、全く本種らしく
3.2013年9月23日、ダメージ後漸く着袋したものだが、全く本種らしく
ない
4.2014年6月10日、ボチボチ良い嚢が付き始めたが、これから更に暑く
4.2014年6月10日、ボチボチ良い嚢が付き始めたが、これから更に暑く
なっていくので、暫らくは見収めになるかもしれない
5.こちらは昨日の2014年7月24日に撮ったもの。出来て数日経過した嚢
5.こちらは昨日の2014年7月24日に撮ったもの。出来て数日経過した嚢
だが、色合いはイマイチ。この暑さではこれが限界かも知れない。
N.maximaは、ほぼ共通して蓋の裏側基部及び、先端部分に突起物が見られ
る。我が家で育てている5種は何れもこの突起物が付いているが、何の為?
ビカルの牙と同様なのか?