クローリングモンキーのたわごと -49ページ目

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

青函フェリーで北海道から本土に帰るにあたり、
函館で前泊。

お腹のすいた夕暮れ時、
まずは宿の近くの格安居酒屋さんで一杯。

この後、五稜郭あたりからJR函館駅の周辺の
ダウンタウンまで路面電車で繰り出します。


風情ある路面電車のある街

駅から函館山の方に散歩していたら
レンガ倉庫を改造したBeer Hall を発見。
こちらのHAKODATE BEERさんで
アルコール10%の「社長のよく飲むビール」というのをいただき
弱い私には充分な濃さでピアノの生演奏も聴き
いい具合になりました。


HAKODATE BEER エントランス

次に駅の方向に歩くと回転寿司やさんを発見。
締めにお寿司を食べ夕ご飯は終わり。

酔った勢いで路面電車のレールをガイドに
1時間程歩いて宿まで戻りました。
途中、いい感じのライブハウスを発見。


粋な感じのJAZZ LIVE HOUSE

函館。なんか惹かれる街でした。
9月に阿蘇山は規模の大きい噴火がありましたし、
昨年の御岳、今年に入って箱根、吾妻山、浅間山、桜島…と
噴火警戒が呼びかけられて
日本全土マグマ活動が活性化してます。

夏山シーズン入り当初は
雌阿寒岳登頂を予定したのですが、
7月28日に噴火警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)
に引き上げられて登頂は断念。

リスクを考えるなら、近寄らないのが一番でしょうが、
今回は雌阿寒岳の代わりに
すぐ隣にある阿寒富士に登ることにしました。


オンネトー野営場駐車場の登山口

野営場のパーキングから山頂を目指します。
朝食バイキングをしっかり食べてから
宿を出たので少々登山スタートが遅くなり8時前に歩行開始。

雌阿寒岳はポンマチネシリ火口から周囲500mの立ち入り禁止で
その7合目までは阿寒富士と同じルートです。


雌阿寒7合目まで同じルートを登る


7合目の分岐には立ち入り規制ロープと噴火注意看板があります。
ここまで来ると噴煙火口まで500mもあるかなと思うくらい近い印象、
振り返れば阿寒富士が対峙しており、
眼前に砂礫の綴らおれの山道が続いています。


7合目から眼前の阿寒富士山頂を見上げる

急斜面を登ること40分で阿寒富士山頂(標高 1,476m)に到着です。
山頂から噴煙を上げる雌阿寒岳火口が眺められました。


阿寒富士山頂からポンマチネシリ火口を観る

15分程山頂からの景色を満喫後、
噴煙を見ながら足早に下山。

7合目から下の樹林帯に入ると何となく安心感が漂い
ゆったりオンネトー野営場まで歩きました。
往復5時間、大地の息吹を肌で感じられた散歩でした。

帰りに、野中温泉の立ち寄り湯に浸かりリフレッシュ。
こちらは本館の方で入浴料200円でしたが、
宿泊も出来る別館も350円で日帰り入浴でき、
広い休憩室もありゆっくりできました。


野中温泉本館エントランス
阿寒滞在の宿は、
阿寒湖畔にある阿寒ホテル御前水さん
お世話になりまして、

オンネトー散策でかいた汗を温泉で流して部屋に帰ると
不安定な天候に夕方陽が差して
阿寒湖の向こうに
虹の架かる雄阿寒岳を
窓から望むことができました。


虹の雄阿寒岳を観る

こちらはオンネトー越しに眺める
雌阿寒岳と阿寒富士です。

雌阿寒のポンマチネシリ火口からの噴煙が
雲に溶け込むように上がっていました。


雌阿寒岳(左)&阿寒富士(右)

国道241号(足寄国道)から
オンネトーにアクセスする道道664号を
螺湾川沿いにさらに西に走って
巨大な葉っぱの螺湾蕗(アキタブキ)を見に行きました。

この道は奥に行くと未舗装路ゆえ
川沿いの大きな蕗の群落がある自然に
マッチしていてよかったです。


ラワン蕗


キタキツネが何か餌を探しています

また、湯の滝まで往復1時間ほど散策にも行きました。
こちらは天然記念物で雌阿寒岳が源の温泉滝なんですが、
温泉水に棲む微生物がマンガン酸化物を生成している
世界的に珍しい場所なんだそうです。

昔は入浴できたようで小さな浴槽もありましたが、
滝の湯に触ってみるとぬるま湯で
ヌルッとした感触の緑色でした。

休憩施設には、マンガン形成の化学的な解説パネル
も貼られていて、滝を眺めながら休める芝の広場もあります。


湯の滝前の広場にはトイレも休憩所もあり
北海道阿寒周辺を散策しました。
3日ほど滞在し、自然に触れて歩きました。

オンネトーは森の中の静かで小さな湖。
螺湾川が雌阿寒岳の噴火時にせき止められて
できたんですね。

阿寒に到着の日は雨。
靄がかかり幻想的な佇まいを見せてくれます。
この日はオンネトー野営場から地方道に
至る湖畔の散策路2㎞くらいを歩きました。


雨のオンネトー

小径に転がるアカエゾマツの松ぼっくりは細長い形、
普段見る物との何気ない違いも
北海道にいることを実感させます。

出没の年月日が記載された注意看板、
イラスト無しの方がなんかリアルです。
そういえば、熊撃退スプレー忘れてきました。
鈴は身につけてますよ。


湖畔の散策路入口に「ヒクマ出没注意」表示

翌日、再度オンネトーを訪ね
今度は湖を見下ろす展望台まで登りました。

薄陽がさし、オンネトーは緑色に変わり
また違った姿を魅せてくれました。


陽が差してグリーンの水面