ツアー3日目、4時半起床、
起きるやいなや、
昨日食べずに取っておいた槍沢ロッジのお弁当
笹寿司を山荘の2段ベッドの布団の上で
ほうばってエネルギー補充。
ひとしきり夜明け前の星座を眺めながら準備運動。
6時前に微かな暁光の中を涸沢に向け出発。
心地酔い冷気の中、2時間半で涸沢に到着。
涸沢小屋のテラスで休憩後、
ヘルメットを装着して奥穂高岳を目指します。
秋晴れの涸沢…紅葉最盛期には間に合わず
ザイテングラードでは、
「9月に3人の方が滑落事故で亡くなっている…十分注意!!」
という旨のポスターを
上高地のビジターセンターでも涸沢小屋でも
目にしたので、
とにかくゆっくり慎重に歩を進めました。
涸沢小屋から2時間半で奥穂高山荘に到着。
山荘前の頂上への取り付きの岩壁を目の前に
おにぎりを食べながらしばし心身を落ち着かせ休憩。
天気も上々、いざ!水と行動食だけ持って
山頂までピストンします。
奥穂高山荘眼前の壁
いくつか梯と鎖場を過ぎ、
ガレ場をゆっくり歩くこと50分程
奥穂高岳の山頂(標高3,190m)に辿り着きました。
奥穂高岳山頂の祠
東西南北360度眺められる頂上には
山座ガイドの石盤があり、
快晴の空の下、富士山や白山まで確認できました。
ちょうど昼時でしたので、
絶景を愛でながらゴージャスなランチを摂り
1時間程山旅のクライマックスを満喫。
山荘を見下ろす急降下の下りは
少々緊張しましたが無事下山。
直下の山荘を見下ろしながら下降、対面は涸沢岳
山荘に到着するとまだ午後1時半でしたが、
今日は無理をせずここで宿泊することにしました。
部屋に荷物を置いたあと
山荘前の休憩用の簀の子の上で
常念岳の稜線を眺めながら
ビールロング缶を呑む幸せ。
ボーっとして過ごすこと2時間。
みるみるお客さんが増えて
この日は賑々しい天上の宿の一泊となりました。
奥穂高山荘前から山の日陰になった涸沢のテン場を見下ろす
薄暮の笠ヶ岳シルエット…奥穂高山荘の裏から眺める
黎明の八ヶ岳連峰シルエット…奥穂高山荘前広場から眺める
翌日、
ザイテングラートを慎重に下り、
終わりつつある紅葉の名残を
探しながら涸沢を過ぎ、
4時間で横尾まで戻ってきました。
七竈は紅葉が落ちて実だけが赤く目に付く
リラックスして歩ける梓川沿いの散策道
は早足で一気に歩き、
観光客でごった返す上高地まで戻って
4日間の山行の無事を山の神に感謝。
計画通りにはこべた山旅は超気持ちイイ(・∀・)!
帰りがけ
沢渡行きのバスで一緒になった
いかにも山男という感じの方が、
3百名山踏破挑戦中とのことを聞き、
田中陽希さん的な高みを目指す冒険者は
沢山いるんだなあと改めて感心しました。
最終日は夕方から雨が降りだし、
筋肉痛もひどかったので
松本の旅館に一泊して帰途につきました。


















