遊びながら日本語感覚を身につけられるというキャッチフレーズの
Eテレの幼児向け番組…「にほんごであそぼ」
毎朝10分間の枠を録画しています。
高校の古典や現国等の授業時間をほとんど
無意に過ごしてしまった私、
いかに美しい和言葉のボキャブラりを体得せぬまま
年を重ねてしまったことか…と慚愧の思いしきり。
そこで、私にとっては、
歌も踊りもある文系エンターテインメントといえる
この番組で楽しく学んでいます。
日本語表現の豊かさと情緒深さに今更ながら
改めて気づかされるプログラムです。
「にほんごであそぼ」で取り上げていた「月の形」を
復習していた折、
颱風21号が通り抜けた翌日の澄んだ夜空に浮かぶ
綺麗な三日月を目撃。
街の灯と頭上の三日月(陰暦月齢 3日)
そこで、月齢に対応した和名を諳んじてみると…
1日目…新月(しんげつ)
3日目…三日月(みかづき)
7日目…上弦(じょうげん)の月
13日目…十三夜月(じゅうさんやづき)
14日目…待宵月(まちよいづき)
15日目…満月(まんげつ)、望月(もちづき)
16日目…十六夜(いざよい)の月
17日目…立待月(たちまちづき)
18日目…居待月(いまちづき)
19日目…寝待月(ねまちづき)
20日目…更待月(ふけまちづき)
23日目…下弦(かげん)の月
26日目…有明(ありあけ)の月
30日目…三十日月(みそかづき)
なんとも優雅な響きです。
(其々の月相にもっと沢山の別の言葉もあるのですが、
これは「にほんごであそぼ」で使っていたものだけ)
国風文化を主導した、平安時代に栄華を極めた貴族の
雅な生活に酔いしれ慢心する…
『この世をば わが世とぞ思う 望月の
欠けたることも なきと思へば』(藤原道長)
夜空を見上げ、心持ちだけでも優雅を保ち
「今夜は待宵月かぁ…」等とつぶやいて
百人一首的な歌でもひねり、折々の月見を楽しみたいものです。
陰暦月齢14日 待宵月…14番目の月が一番好き♪♪♪
ところで、
それまでBeatlesを中心とした洋楽ばかり追っかけていた
高校時代の私にとって、
荒井由実時代のYUMINGの「14番目の月」は
はじめて耳にした日本語ポップのコンセプトアルバム。
その臨場感あふれる詞の世界に惹かれた思春期、
版面が劣化するほど針を落として
毎日聴いていた想い出深い作品です。
昔Eテレで放映していたトーク番組
「ミュージック・ポートレイト」の人生で大切な10曲に倣って
人生で大切なアルバム10枚を選ぶならこれは2枚目ですね。
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14番目の月
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