白馬岳 百名山行脚 #83 | クローリングモンキーのたわごと

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

秋深まる霜降も近い10月中旬。
そろそろ山は冬に向かう候、
後立山連峰の白馬岳に猿倉登山口からアタックしました。

今回は頂上直下の白馬山荘に宿泊する1泊2日の山歩き。
この週末で山荘は今シーズン営業終了というタイミング。

宿泊予約を入れた時点で山荘のスタッフに
登山道のコンデイションを尋ねたところ、

上部は冠雪しておりかなり冷えるから防寒をしっかりと、
小雪渓は凍っていたら軽アイゼンではキツイかもしれないから
無理しないでくださいね‥

‥と優しくも冷静なアドバイスをいただき、
途中撤退のイメージも頭にいれつつ、
いつになく緊張しながら持ち物を準備しました。

猿倉Pを6時40分に出発、
朝はかなり冷えましたが、
天候は今シーズン登山のなかでBESTの快晴!!
白馬尻小屋跡までは紅葉を楽しみながらハイキング気分。


紅葉の向こうに白馬岳を望む

この時期、
白馬尻からは大雪渓を右に見ながら秋登山路を登り、
大雪渓は上部の4~5百mくらいだけを歩きました。


大雪渓アイスブリッジ‥覗くと怖わ~い。


鞍部の村営頂上山荘を仰ぎ見てピークを目指す‥紺碧のキャンバス


東を振り返れば、戸隠連峰・妙高&火打山

その先の葱平、小雪渓も積雪はあるものの凍結しておらず
適度に締まった雪でしたので、
登りは結局クランボンを履かないままのアプローチでした。

すでに営業終了している村営白馬岳頂上宿舎の前で昼ごはん、
午後1時には白馬山荘に到着しました。


大きい山小屋 白馬山荘を目指して尾根を登る

白馬山荘は1000人を越える宿泊キャパを持つ巨大な山小屋。
長野県側に1号館とスカイプラザがあり
こちらは9月で営業終了しており、
富山県側にある2号館にてチェックイン。

少し休んでから、防寒着と非常食だけ持って山頂に向かいます。


白馬岳山頂(標高 2,932m)

頂上は少し風が強かったけど、
眼前に剣岳・立山を確認、
白馬三山から続く北アルプスの稜線が見事に見て取れ、
穂高の向こうに御嶽山の噴煙が上がっているのも確認できました。


北アルプスの南の稜線を見渡せました

頂上の山座同定の石碑の上にお賽銭が置いてあったので
私もここで登山・下山の無事を祈りました。

山荘までの戻りは今日初めての下りでしたので、
予行演習のつもりでクランボンを着けて降りました。


夕方5時すぎ 富山の町のむこう茜色の日没

この日山荘にいたお客さんは10人くらいで、
山小屋と思えないバランス栄養食の夕御飯をゆっくり
味わって食しました。

日没後は、富山の街の灯りがまたたいて
すぐ近くにあるような錯覚を覚えるような夜景。

翌朝は8時前に出発。
凍結が心配でしたが、
この日も晴天で東から登る太陽が斜面を照らし
氷を融かしてくれて助かりました。

ぽっかり口を開けているクレバスが視界に入ると緊張しましたが、
滑らぬよう慎重に歩き、
ゆっくりゆっくり高度を下げて
午後1時半に猿倉の駐車場に下山。

最高の天気に恵まれた2日間でした。